マイケル・ダグラスの『フォーリング・ダウン』を観てみました〜

観る前は、こんな内容だとは思いませんでしたけど…(汗)

前評判もなにも知らないで、ちょっと面白そうだなということで観てみました。
冴えないサラリーマンの物語で、あまり面白くないのかなと、始まってからすぐに最後まで居眠りしないで観れるかなと不安になりました…

(多少、ネタバレ注意ですが…)わらしべ長者の話の感じで、お店で嫌な思いをしてバットを奪って、お店で暴れまくり、今度はヤンキーに絡まれて、お店で奪ったバットでボコボコにして、今度はヤンキーから脅された時のナイフを奪う。復讐にやってきたヤンキーから今度は銃を奪いとなっていく。。。

バットからナイフへ、そして最後は銃になり、殺人までも犯してしまう。。

なんでこんなことになってしまったのか??

誰でも起こりうる出来事が重なって、それも悪いほう悪いほうにいってしまった。
そんな時ってありますよね??

別れた妻と娘につきまとっているストーカーなのかなとみていましたけど、観ていくうちに、マイケル・ダグラスの気持ちも痛いほど分かるようになってきました。

仕事も上手くいかずに失業、そして離婚、妻・娘に近づかないような裁判の結果となる。

そんなような状況じゃ、ストレスも溜まって、爆発したくなりますよね。
その上、身近にある出来事でのストレスも上乗せされて、車の渋滞や、入った店での難癖、いわれもないヤンキーからの嫌がらせで絡まれる。
入ったハンバーガー店では、時間が過ぎた為、モーニングの商品を断られてしまうし。

「うんうん、あるある」と、ヤンキーに絡まれることはないけれど、他のことはありますよってうなづいてしまいました。。。

そのイライラうっぷんを、車を乗り捨てる、バットやナイフや銃をメチャクチャに使ってうっぷんを晴らす。なかなか自分にはできないハチャメチャな場面は、こちらも一緒にスッキリしちゃいましたよ〜!

でもでも、少ししたら、悲しさ・虚しさの気持ちが残ってしまいましたが。。
胸がモヤモヤとあつくなってしまい、「なんでなんだろうな?」と、自分に問いかけていました。

発端は、娘に誕生日プレゼントを渡したかっただけなのにね。

自分の気持ちを誰も理解してくれない時って、悲しいですものね。
誰も話す人もいないのも。

自分の中で、自分の気持ちを解消するというか、整理していけるようにならなければいけないと、私自身も思い当たる節があるので、そうしていかなければと勉強になりました。

誰にでも起こりうる、日常にありうること。
悪いほうにいかないようにするには、考え方なのかな???

不思議と心の奥底に染み入る映画でした。
こんな内容だとは思いませんでした…

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