地図は、まさに時代をうつす鏡です!

今、地図からひたすら減り続けているのは大手企業の工場だそうです

2月3日深夜に放送された『今夜も生でさだまさし〜ヒロシまさしのお好みナイト!〜』で読まれた、地図製作の仕事に携わって20年以上になる東京都江戸川区のちずおさんからのハガキで知りました。

❞海外への物づくりが移転し、地元の何百人、何千人もの雇用がなくなるので、地図から工場を消すときは胸が痛みます。
そして、お決まりように工場の跡地にできるのは、イオンやイトーヨーカドーようなショッピングモールばかりです。そして、最近では大規模なタワーマンションの建設ラッシュです。東京オリンピックが近づき、資材が高騰しているにもかかわらず、富裕層向けの物件が次から次へと建っています。
日本の人口が減少しているにもかかわらず、投資目的で建てられるマンションは、もしバブルが弾けた時にどうなるのか心配になります。
そして、通販の工場拡大で、あちこちに物流センター。トラックのドライバーが不足しているのにです。
どの企業もフネに乗り遅れるなとばかりに次々に建てるのは仕方がないとはいえ、より便利に快適にと求めてしまう私たちにも一因があるように思います。
立ち止まって変えてみるというのは難しいことなのかもしれませんね。❞

「地図から日本が見えるというお話は、目からウロコが落ちる気がしました。

日本人の数がドンドン減っているのに、マンションがドンドン建っています。
しかも一等地に建つんです。驚くような高級マンションが建つんです。海外の人たちが買うんです。
一体、日本はナニを売ろうとしているんでしょうか。海外にナニを売りたいんでしょうか。
私たちが求めている便利と引き換えにナニを失えばいいんでしょうか。
様々のことを考えますね。自分でも反省します。一体、どれだけのモノを作り、どれだけのモノを捨てているんでしょうか。食べ物もそうです。他人事ではなく、自分でも反省しなくちゃと思います。反省することしきりです。」と、さださんもお話していました。

便利さばかりを追い求めてしまうこと、モノの大切さを忘れてしまっていること、食べ物を感謝していただくことを忘れてしまっていることを、もう一度心の中で考えたいと思いました。

2月3日の放送だったので、節分のお話が出まして、
さださんが、
「鬼は外だから、家の中に鬼がいて、福は内だから、福は外をウロウロとしているのかな?」って小さい頃からずっと疑問に思っていたというのです。

「あっ、そういえばそうだよな」と、今までそんなことを考えもせず、全然気がつきませんでした。。。

「自分の心の中に鬼がいて、それを外に出し、外から福を取り入れるということなのかな」と、さださん。

「心の中の鬼と戦いながら、世間の福を大切にしていこうと思います」と、締めくくりました!

なんと!素晴らしいお言葉なのでしょうか。

節分がまた違った意味で、とても大切な日になりました。
このお言葉を、ずっと毎日持ち続けていけたらいいなと思いました。

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