劇団四季を創設された浅利慶太さんがお亡くなりになりました

つい先日、『ノートルダムの鐘』を見に行ったばかりだったので、とてもショックです

やっぱり、やっぱりミュージカルは最高という気持ちをもう一度思い起こしていた時に、浅利慶太さんの訃報のニュースが飛び込んできました。

7月13日(金)午後5時33分 悪性リンパ腫のため、85歳でお亡くなりになりました。
そうです、『ノートルダムの鐘』を見に行った日に、お亡くなりになったのです。
ちょうど、楽しかったこと、悲しかったこと、感動したことなどを 娘と感想を言い合っていた頃にお亡くなりになったのです。

日本のミュージカル文化の礎を築いて下さいまして、「ありがとうございました」と、心の中で合掌致しました。

『ジーザス・クライスト=スーパースター』、『ウェスト・サイド・ストーリー』、『コーラスライン』といった海外作品を日本人が演じ、身近にミュージカルが見れるようにしてくれました。

そのお陰により、ミュージカルの素晴らしさを知ることができて、この時代に生まれたことに感謝しております。

小学生の頃、NHKで放送されていた『キューちゃんの鐘』だったと思うのですが、市村正親さんが小坊主の役を演じていて、とても楽しくて演技が上手で、素敵なお兄さんだなと、いっぺんで市村正親さんのファンになっちゃったんです。

少し大きくなってから、市村正親さん主演の『エクウス』を見に行きました。
舞台で全裸になっていたということなんですけど、舞台が真っ暗になってしまい、その当時、全然分かりませんでした(汗)

お腹に長女がいる時、胎教に良くないと、まわりから反対されながらも、市村正親さん主演の『オペラ座の怪人』を見に行きました。
出産してからでは見に行くのは到底無理だったので、反対されながらも見に行って良かったなとつくづく思いました。とても感動したので、胎教に絶対に良かったことでしょう。

久野綾希子さん主演の『エビータ』も、見に行きました。
女性が女性に惚れるとはこのことで、とても素敵でした〜 憧れでした。
現在も昔と全然変わらずにお綺麗で、舞台で活躍されています。

『キャッツ』、『ライオンキング』などなど、趣向を凝らした舞台は 娘たちと楽しく観賞して、いい思い出になっています。

魂に響き渡る歌声、そして、一糸乱れぬダンスに、いつも元氣と勇気をいただいていました。

このような機会を与えてくださった浅利慶太さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
ミュージカルは生きる喜びです。

また、「戦争を風化させてはならない」との思いで、『李香蘭』、『異国の丘』、『南十字星』のオリジナルミュージカルにも取り組んでおられました。

「第二次世界大戦中に起きたことを伝えることが、生きているうちの僕の使命」
「そんなに遠くない時代にこんなことがあったのかと、みなさんが思い、歴史を見つめてくれればいいと思う」と、話していたそうです。

鹿賀丈史さんの「鹿賀」の芸名は「シカのように俊敏で澄んだ目でいろ」と浅利さんが命名したといいます。

市村正親さんは、「芝居のお父さんだった」と。

石丸幹二さんは、「いつも行き先をしっかり照らしてくださる灯台のような存在でした」と話しています。

浅利慶太さんのご冥福をお祈り致します

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