『沖縄慰霊の日』に問う”本当の幸せ”とは。。。

山内玲奈さんの”平和の詩”の朗読に心打たれました

「戦争の悲惨さを伝え継いでいくことは 今に生きる私たちの使命だ」
11歳の山内玲奈さんがそう語ります。

私も”戦争を知らない子どもたち”ですが、小学6年生のまだまだ幼い山内玲奈さんが「戦争の悲惨さを伝え継いでいくこと」と話をしてくれたときは涙があふれ「このままじゃいかん」と襟を正す思いになりました。

令和となっての『沖縄慰霊の日』。

戦争というと、あの玉音放送が聞こえてきます。
今見ているNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』でも、つい最近玉音放送が流れました。

令和となり即位された天皇陛下の時代も どうか平和が続きますようにと願うばかりです。

「昭和は良かったな…」と自分は よく言ってしまうんですけど、昭和には第二次世界大戦という暗黒の時が存在し、沖縄では大変な攻防戦があり、決していい時代だけではなかった。

今ここに平和があるのは、その戦いに挑んできた方たちがいてくれたお陰のうえに成り立っているんです。

いつの時代も お金持ちや、うえのほうばかりはいい思いをする戦争。

山内玲奈さんは、「お金持ちになることや 有名になることが幸せではない 未来に夢を持つことこそが 最高の幸せだ」と語ります。

未来を担う子どもたちが明日に希望をもち、夢をむかっていけるような、そんな平和の世の中が続くようにと願います。

「本当の幸せ」とは。。。

この言葉を聞くと、どうしても徳永英明さんの『壊れかけのRadio』が頭に流れてきます。
私の十八番でして。。。

♪本当の幸せ教えてよぉ〜 壊れかけのRadio

だいぶこの歳になって”本当の幸せ”がちょっとだけ分かってきている感じです。

屋根があって、お布団で寝れる。
水が蛇口から出て、お風呂、トイレに入れる。
自分の足で歩ける。

山内玲奈さんは、「家族と友達と笑い合える毎日こそが 本当の幸せだ」と。

平和の詩「本当の幸せ」【全文】

青くきれいな海
この海は どんな景色を見たのだろうか

爆弾が何発も打ちこまれ

炎で包まれた町

そんな沖縄を見たのではないだろうか

緑あふれる大地

この大地はどんな声を聞いたのだろうか

けたたましい爆音

泣き叫ぶ幼子

兵士の声や銃声が入り乱れた戦場

そんな沖縄を聞いたのだろうか

青く澄み渡る空

この空は

どんなことを思ったのだろうか

緑が消え

町が消え

希望の光を失った島

体が震え

心も震えた

いくつもの尊い命が奪われたことを知り

そんな沖縄に涙したのだろうか

平成時代

私はこの世に生まれた

青くきれいな海

緑あふれる大地

青く澄みわたる空しか知らない私

海や大地や空が74年前

何を見て

何を聞き

何を思ったのか

知らない世代が増えている

体験したことはなくとも

戦争の悲惨さを

決して繰り返してはいけないことを

伝え継いでいくことは

今に生きる私たちの使命だ

二度と悲しい涙を流さないために

この島が

この国が

この世界が幸せであるように

お金持ちになることや 有名になることが幸せではない

家族と友達と笑い合える毎日こそが 本当の幸せだ

未来に夢を持つことこそが 最高の幸せだ

「命どぅ宝」

生きているから笑い合える

生きているから未来がある

令和時代

明日への希望を願う新しい時代が始まった

この幸せをいつまでも

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