エルビス・プレスリーのドキュメンタリー映画『ザ・サーチャー』前編を見てみました!

エルビス・プレスリーの伝記映画の主役が決まったことが映画.comのサイトに載っていたこともあったので…

映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大成功により、映画界ではエルトン・ジョンの伝記映画が製作されたりとブームになりそうな気配。『ロケットマン』の公開【8月23日(金)】まで間近になってきて今から楽しみなところです。

今度はエルビスの伝記映画が製作されるということで、どんな人が演じるのかとワクワクしていたら、映画.comの7月17日のニュースに、オースティン・バトラーがエルビス役として抜てきされたと載っていたのを発見。

オースティン・バトラーはアメリカ・カルフォルニア州出身の俳優で1991年8月17日生まれの27歳。
主にテレビドラマで活躍していて、クエンティン・タランティーノ監督の最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に出演しているということで、これからの活躍が約束されている若手俳優さんなのでしょう。きっと。

そのようなニュースを見ていたら、そうだった、そういえば エルビスのドキュメンタリー映画『ザ・サーチャー』をだいぶ前に録画したことを はたと思い出して、見てみたんです。
まずは前編から。

エルビスの小さな頃の写真が映し出されました。
どこか悲しげなそんな表情に見えたのは、双子の兄が出産時に亡くなっていることや、父親が小切手偽造罪で服役し3年の予定が半年で出所できたが、その後もよく留守にしエルビスと母親は2人で取り残され、母親は働き詰めになったこともあるからでしょうか。

   

そのうえ、竜巻が街を襲うという辛いことが重なり、エルビスは教会でゴスペルを聴き音楽に身を委ねる人々の輪に入っていったそうです。

エルビスの音楽のルーツはゴスペルであり、大きな影響を与えたということを知りました。

ロックンロール・バンドの基盤が教会音楽にある。

人種差別が激しかった時代に、黒人音楽の良さに気づき聴き続けた。

画面横にコメントをしている名前が表示されるんですけど、なんと! トム・ペティやブルース・スプリングスティーンの文字が出ているではないですかっ。
お二人はエルビスをリスペクトしているようで、なので、トム・ペティの『フリー・フォーリン(Free Fallin’)』PVの中でエルビス・プレスリーのLPジャケットが映ったりした謎が分かりました。【そのときのブログ

メンフィスで人生が動き始めた。
出身地のテュペロとは大違いで人種も様々でブルースが街に流れていた。
”ビール・ストリート”、”フラミンゴ・ルーム”。
街の光や音楽をエルビスは愛したそうです。

高校卒業後は電気会社やトラック運転手をしていたそうですが、エルビスの心の中はお母さんに楽をさせてあげたいということだった。

サム・フィリップスとの出会いにより世界が変わっていったのが分かりました。

“That’s All Right / Blue Moon Of Kentucky” が【1954年】に発表されました。

エルビスの歌う時のパフォーマンスとして腰を動かすのが有名ですけど、それを性的な動きをテレビで見せたとして「子どもに近づけないように」「彼は悪魔だ」なんて言われたこともあったそうです。
そんな声があがるなかでも、”ハウンド・ドッグ”や”冷たくしないで”は300万枚も売れ、ファーストアルバムは30万枚売れました。

想像を超える高みに登り始めたエルビスは映画にも挑戦を始めます。
マーロン・ブランドやジェームス・ディーン、ハンフリー・ボガートを目指していた。
1958年に主演した『闇に響く声』はジェームス・ディーンが主演予定だったが、事故死してしまった。そうか、ジェームス・ディーンは自分が生まれる前に亡くなっていたのか。。。

そんな絶頂期にいたエルビスが徴兵されたなんて。。。【1958年】
知りませんでした。エルビスが2年間ドイツの陸軍基地で勤務していたなんてことを。
アメリカに徴兵制度があったことも知らなかったくらいですから。
それで、あの映画『G.I.ブルース』の格好がサマになっていたのが納得できます。
本人は嫌だったそうですけど。
 

世界のトップスターが徴兵されるなんて、アメリカ史でも実に不思議な出来事だ。

パーカー大佐といわれているマネージャーがやり手で、「国民の義務を果たせば 一目置いてもらえる」と、徴兵に行かせたことは目論みだったことを語っています。

こんな人がマネージャーなんて、素人からすると、ちょっと怖いですよ。
パーカー大佐はエルビスをどう売るか分かっていたと。

徴兵に発つ前に、エルビスに悲劇が訪れました。
それは、最愛の母グラディスが亡くなったことです。
悲しみに暮れているエルビスに神さまが救いの手を差し伸べてくれました。

なんと、船中にゴスペルシンガーのホッジがいたことです。沈みがちなエルビスをホッジが元気づけてくれたそうです。

ホッジはエルビスを理解し励まし、一緒に音楽を楽しみました。

エルビスの中ではゴスペルがルーツであり、救いになったということを知りました。

役者として、マーロン・ブランドやジェームス・ディーン、ハンフリー・ボガートを目指していたんだなということも知りました。

パーカー大佐のもとに行かず、細々とでもサム・フィリップスのもとでもう少し様子をみながら活動していたら、未来が変わっていたのかもしれないななんて考えてしまいました。

後編を見てみたいと思います。
いつから、サングラスに 袖にヒラヒラの紐がついたキラキラ衣装に もみあげのあのスタイルになったのか知りたいですしね。。。

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