公正であれば、公平でなくてよい

ランチ時、ビジネス街には、リクルート姿の学生さんが目立つ。
ビルの前には説明会の看板が。
まだ肌寒いのでコート姿だ。しかし、最近は黒色が多い。
冠婚葬祭も兼ねようという節約型なのかな。

国の出先機関に説明会を聞きにいった。
歩いていると大阪城が見えた。

昔は実家から見えたが、周りをビルに囲まれ見えなくなった。
たまたま通った道から見えたのでついつい撮影してしまった。
今の大阪城は鉄筋コンクリート建て。
おまけに豊臣の大阪城は徳川に埋められ、再建された。
豊臣びいきの大阪人としては、ありがたくもないのだが、大阪城は大阪城である。

日経オンラインの記事に
公務員の「劣化」が蝕む民主主義の根幹

森友学園への国有地売却問題は、財務省の指示による決裁文書の書き換えが明らかになるという驚愕の展開となった。再発を防ぐには、「公務員制度改革」に再び本腰を入れて取り組むことが重要だ。

<組織的な公文書の改ざんは、民主主義の根幹を揺るがす。都合が悪くなったら過去の文書を書き換え、国会で嘘の答弁をする。そんなことを許すわけにはいかない。では、どうやって再発を防ぐか。><今やるべきことは、むしろ政治家が官僚機構の人事権を握るための改革を進めることだ。国益第一で政策を遂行するために、幹部官僚600人の適材適所を行う。今は難しい降格などの異動も可能にすべきだ。降格ができない現状では、ポストがあかないため、なかなか抜擢人事や民間からの登用ができない。><今回の決裁文書改ざんを許してはならない。財務省解体にまで踏み込むべきだ。その上で、政治家への「忖度」が働いたことに対する政治責任を取るべきだ。財務大臣が責任を取るのは当然である。>
官僚が劣化している以上に政治家が劣化しているから忖度などの言葉が流行るのではないか。
十年前と比べても世の中の変化する速度は速くなっている。
官僚も一部を除いてついていけないのだろう。
政治家はいわずもなが。
そもそも、国民が。
一番劣化しているのは、国民になるのか。
国民力アップするにも、誰がリーダーシップをとるのか。
若者より、年寄りがネックになっているのかな。
公正・公平至上主義者が多いから。

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