特別展「顔真卿・王羲之を超えた名筆」

行かねば行かねば、と考えていた「顔真卿・王羲之を超えた名筆」。
行ってきました上野トーハク、午前中の小雪舞い散る中。


凄い行列でした。
目玉の「祭姪文稿」、実物拝見するのに1時間半ぐらいかかりました。それも一瞬。
パンダか…。
「祭姪文稿(さいてつぶんこう)」
読んで字の如し。唐王朝玄宗の時代、「安禄山の乱」最中、若くして散った甥っ子の祭儀のために作った書です。
「オッちゃんが、絶対!カタキ取ったるで!!」
みたいなものでしょうか、書いていくうちに段々感情が高ぶっていく感じが書にも表れています。
中国人や台湾人でも滅多に見れないお宝のようで、それらしい観光客が多数いらっしゃいました。
「祭姪文稿」以外にも、顔真卿や王羲之関連の書が沢山あり、どれも圧倒されます。

随分、歩き疲れ、立ち疲れましたが、概して「ええもん見れた」と満足してます。

トーハク行ったら、常設展にも必ず寄るんですけど、ちょっと疲れたんでそのまま帰りました。

しかし寒かった。

冴え返る 上野の山に 咲く梅は 国建つ日こそ 春の装ひ

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