英語で「目玉焼き」を…。

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前回の投稿の最後の方で、僕が嘗て在籍していた会社の社長のことを書いた。若い頃に、仲間と車に乗って、北米横断旅行を決行したというのである。

その旅行には、誰も英語の出来る人が帯同していなかったそうなのだ。初めのうちは、通訳者がいたらしい。でも、こんな彼らにきっと、ついて行けなかったのだと思う。途中で辞めてしまったそうなのだ。
だから、レストランで食事を注文するのにも、時にはジェスチャー混じりでのコミュニケーションだったと言っていた。「ある朝、目玉焼きを頼もうとしたことがあったんだよ…」と、社長は思い出話の中で言った。

「一緒に旅をしていた仲間の○○さんが、『じゃあ、僕がやってみますよ』と言って、指で輪の形を作って、それを目のそばに当てる。『めーだーまー焼きっ!』って言いながら、何度もそのポーズを取ってみせるんだけれども、ウェイトレスはちっとも理解しなかったんだよ。どうしてなんだろうね?」

そう言って、社長は僕の顔を覗き込むのだけれども、僕は返答に窮したw 前回も書いたように、目玉焼きは英語で「サニーサイドアップ」。目玉ではなくて、むしろ太陽のイメージだ。通じる筈もなかろうに…と内心は思ったのである。

社長は、普段割と温厚なのだけれども、瞬間湯沸かし器のように激昂しやすい気質でもあった。余りうっかりしたことは言えない。だから、僕は細かい説明をそのときは避けた。その代わりに、「うーん、どうしてでしょうねえー?」と、曖昧に微笑んでその場を誤魔化したのだw


トップの写真は、前回載せた、LAのヨットハーバーのカフェと多分、同じ場所だと思う。椰子の木が幾つも立っていると、それだけで異国情緒を感じて、つい撮ってしまう。

バスはこのあと、ロデオドライブを走った。チャイニーズシアターへと向かう。あの手形や足型のタイルが沢山ある、ハリウッド映画の著名な劇場だ。

車窓からの一枚。流石に街並みも、実にオシャレである。
この旅行に携行したカメラは、もう20年近く前に買った、オリンパスの旧いコンパクトデジカメだった。でも、そこそこ綺麗に撮れていると思う。記録媒体は、スマートメディア。容量は、勿論ギガではなく、メガバイト単位だった。

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