埼玉大学理学部のオープンキャンパスなのだ…

先日、実に実に暑い中を、埼玉県にある国立大学、埼玉大学理学部のオープンキャンパスへ、息子と一緒に行ってきた。

息子にとって、埼玉大学との縁は少なからずある。
小学生のときには、児童向けの体験授業のようなものに参加したことがあった。確か、パラボラアンテナの仕組みに関する講義だった、と僕は記憶している。工学部だったのだろう。
そして、中学生のときには、何度も剣道の出稽古に行っていた。朝4時くらいに起きて、車に乗せられ出掛けていたものだった。冬の相当寒い時期ではなかっただろうか。高校生になってからは、まだ一度も行ったことはない。

そんなわけで、今回も車に乗せられ、埼玉大学へ行ってきたのである。

今回のオープンキャンパスの目的は、物理学科の説明会への参加と研究室などの見学である。
説明会では、まず学科長から、物理学科の概要や入試に関する説明があった。ちょっとお年を召した方で、聞いていてやや眠くなってきてしまったw…のは、内緒だ。私大文系出身の僕なんかは、国立大学の教授って、こういう感じなの?と思ってしまったのだ。

しかし、次に登場した准教授は、全く違っていたのである。エントロピーと超電導に関するプレゼン(つまりミニ講義)を行なったのだけれども、これは、とても面白かった。
最初に、自作の器具を利用して、簡単な実験を見せる。それを踏まえての、パワーポイントを使った講義だ。その流れがスムース。准教授は身振り手振りを大きく話し、見ているこちらは目が離せない。

この講義の内容は主に、室温超電導の研究が世界的にどれほど進んでいるか、ということだった。超電導の分野は、ノーベル賞の受賞者が多いのだそうである。今後もし、室温超電導が実現できれば、当然ノーベル賞間違いなしとも。その准教授は、「私が獲ります」とも言っていた。笑いながら、だったけれどもw

さて、ノーベル賞といえば、一昨年のノーベル物理学賞の受賞者のひとりである、梶田隆章博士は、埼玉大学理学部物理学科の出身だ(大学院と博士号取得は、東京大学)。
上の写真は、梶田博士の直筆色紙の額。研究室の壁に掲げてあった。やや慌てて撮ったので、ピンボケになってしまった…。

学内には、梶田博士のノーベル賞受賞を記念して植えられた、その名も「ニュートンのリンゴの木」があった。その木は、まだ背丈が小さかったけれども、将来大きく育って、リンゴの実を落とすところを、つい想像してしまうのである。

あとこれは、今回の説明会で初めて知ったのだけれども、埼玉大学理学部は、後期日程の二次試験で英語を課すのをやめたそうである。センター試験を受ければ、あとは数学と理科(例えば、物理と化学)だけだ、ということになる。
英語が大の苦手な息子にとって、理数という得意科目で勝負がかけられるのは朗報だ。そんな訳で、この大学も、いずれ志望校のひとつに挙げられるだろう、という気がしたのである。

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息子が、森博嗣氏の本で、いちばん熱中して読んだのは、これ。森流科学質問箱、という内容の本。大人が読んでも、勿論面白いですよ。

森博嗣 著『森博嗣の半熟セミナ 博士、質問があります! 』
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