遅ればせながら、ドラゴンクエストXIを買ってしまったぞ。まだ、IVを終えていないのに…

今回は、長いタイトルになってしまったw

ブログページ内の色々な一覧に表示される関係上、毎回、タイトルは長くなりすぎないように、と思って、数秒間アタマを捻って考えている。でも、今回は、そういかなかった。まあ、仕方がない…w

僕は、ドラゴンクエストとは、ファミコン版の『I』(当時はナンバリングなし)以来なので、もう30数年の付き合いである。確か、友達からカセットを借りてプレイしたのだ。だから、発売から数ヶ月遅れで遊んだ。

暫くして『II』がリリースされたので、それは喜び勇んで、すぐ買った。面白かったけれども、実に難しかった。そして、社会現象を巻き起こした『III』は、発売日ではなかったにせよ、案外早く買えた気がする。『II』や『III』のカセットは、探せば何処かにまだある筈だ。


(ファミコン版『IV』のタイトル画面)

あと、『IV』については、先達ての投稿で書いた。カセットが天井裏の物入れから出てきたので、27年振りに起動してみたのである。なんと、冒険の書が、まだ消えずに残っていたのだ。
この辺りまでが、ファミコン版の『ドラゴンクエスト』である。スーパーファミコン以降は、『V』だけプレイした。クリアまで行ったと思う。『VI』は、やりかけたような気がするのだけれども、はじめの方だけやって、やめたのかもしれない。あまり印象にないのである。

それから幾星霜…。1年半ほど前に、Wiiでリメイク版の『I』と『II』をプレイしたことがある。1ヶ月ほどの休みがあったので、その機を見計らって、久し振りにやってみようと思ったのだ。
これが、面白かった。あれほど難しかった『II』が、易しくなっていた。そのことに、月日の流れを感じたものである。(概して、リメイク版のゲームは易化しているものなのだ)

このリメイク版『I』『II』と一緒に収録されていた『III』は、これまたはじめの方だけプレイして、やらなくなってしまった。
実は、僕にとって、いちばん好きなドラゴンクエストは『III』だ。でも、リメイク版では、あるエピソードがプロローグに追加されていたのだ。
それが、まあ、天の声のようなものが「あなたを見守っています…」とかナントカ、主人公に話しかけるような、やけに宗教的な(と僕は感じた)場面で、幾分気味が悪くなってしまったのであるw

僕は、以前からも度々書いているように、新約聖書には興味関心があるのだけれども、宗教(特に、既存のキリスト教的な匂いと言うべきか)は、どうも好きではないのだ。小さい頃から慣れ親しんできて、単に飽きただけなのかも知れない(…または、辟易としている、とも)。
だから、リメイク版『III』の、その場面のようなムードには馴染めない、と感じた。制作陣は、多分、ファンタジックな要素を追加するために、そのような宗教的な香りというものを、謂わば利用しているだけなのだろう。そうするしかないことは理解できるので、まあそれはそれで仕方がないとは思う。多くのプレイヤーは、何も疑問を持たずに受け入れる(または、受け流す)と思う。


さて、今回、僕はDS版『ドラゴンクエストIV』をプレイ中であるのにもかかわらず、『XI』の購入に踏み切ってしまったw(…とは言え、中古である)ポイントが多めにつくタイミングがあったので、ポチったのだ。

ちょっと、『XI』と『IV』を並べてみた。いずれも、オープニングで流れる「序曲」は、東京都交響楽団の演奏である。ファンファーレの部分やオーケストレーションが異なるので、勿論、全く別の収録だ。実に豪華なことである。

何故、ここで敢えて『XI』をやる気になってきたのかというと、元MSのNさんなど、何人かの(しかも僕より年上の世代の)方々が、ネット上で『XI』をベタ褒めに褒めていたからなのだ。
その褒め方が、「昔からのプレイヤーにお勧めできる」というような内容だったので、おおそうか、と思った次第である。つまり、つられて買ったのだ(…でも、「釣られた」わけではないと思う)。

そこで、僕の目を引いたのは、「2D」モードというヤツである。ファミコン版風(?)の画面でプレイ出来るという、『XI』に特有の設定である。それがどんなデザインなのか、事前に動画で確認しておきたかったのだけれども、生憎と良いものが見当たらなかった。
よって結局、現物で確認、ということになったのだけれども、こんな感じである(下の写真をご参照)。ちなみに、これは、前所有者が残した冒険の書を開いたものなので、ストーリー上は相当先の場面なのだろうと思う。

写真では分かりにくいかも知れないけれども、細かいドットで描かれているために、あの荒いドットのファミコン当時のグラフィックとは、異なる印象を受ける。
むしろ、僕は、昔のパソコンゲームの描画などを想起した。「イース」など、その辺りのグラフィックである。キャラクターだけでなく、特に背景のパターン(タイルセット)の描き方が似ているような気がするのだ。

従って、ファミコン版グラフィックそのまんま、というのは、2Dモードで余り期待しないほうが良いかも、とは思う。このモードでノスタルジーを感じるかどうかは、人によるだろう。僕は、往年のパソコンゲームの雰囲気を感じたので、そこでノスタルジーを覚えましたがw
ちなみに、2Dモードと3Dモードは、ストーリーの途中でも、教会に行けば切り替えが出来るので、その日その時の気分で使い分けるのも、よろしいのでは。

嗚呼、もう2,000字を超えそうである。今回は、この辺りでお開きにしておこう。実は、まだ書きたいことがある。『XI』でも感じてしまった、宗教臭さとかw まあ、そんなこんなは、また別の投稿にて…。

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なんだかんだ言って、これはやはり面白そうなゲームであります。目下、『IV』をプレイ中なので、早いとこそれをクリアしてしまいたいのですが、プレイできる時間も沢山あるわけでなく、遅々としたもので、なかなか捗らず…w

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』(3DS・ダウンロード版)
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