息子はオーストラリアへ行き、僕は再びきのこの栽培を始めたのだ…

息子は、無事オーストラリアへと旅立った。僕には、些かの不安も心配も無い。ただ、よく見聞し、学び楽しんで来れば良い、と思う。

そもそも、僕は心配ということをしないのものなのだ。僕の母親が余りにも心配性で、その無駄さ加減wをつぶさに見ながら育ったせいもあるのだろう。不安も心配も、何ら生産しないことを僕は学んだのである。
不安に気を病んだところで、この世界の在りようが変更されるわけでは無い。心配することによって、その原因が解決されるわけでも無い。単なる、役立たずの自家中毒なのである。それが、不安や心配の正体だろう、と思う。

ダライ・ラマ法王14世猊下も、同様のことを仰っていたのを、以前どこかで読んだことがある…。

“If a problem is fixable, if a situation is such that you can do something about it, then there is no need to worry. If it’s not fixable, then there is no help in worrying. There is no benefit in worrying whatsoever.” ― Dalai Lama

(出典:“QUOTES100 Dalai Lama Quotes That Will Change Your Life”

「もし、問題が解決可能で、状況が対処できるようなものであるならば、心配する必要はない。もし、それが解決不可能であるならば、心配しても役に立たない。心配による恩恵は、何もないのである。ーーダライ・ラマ」(和文はshironeko私訳)

まあ、僕はそれでも、言葉の綾の一種というか、話を分かりやすく伝えるために、こういった投稿の中でも時々、不安とか心配とか、気にする等等の表現を使うことがあるかと思う。まあ、その点はどうぞご容赦を。本当は、心配なんかしていないのですw

息子は今頃、オーストラリア郊外の農場で雄大な景色を見ながら、英語と格闘(?)していることであろうw そのようにして得るものが多い旅になれば、何よりなのである。


さて、前回の投稿で、またきのこの栽培を始めたことを書いた。今度は、きくらげである。しいたけよりは、やや(…いや、遥かに?)難易度が高いようだ。

箱を開け、中身を取り出す。しいたけのときのように、栽培ブロックが、薄いビニールに包まれている。クール便で届いたので、アイスクリームの容器のように、ひんやりとしている。
ここで、まず注意しなければならないのは、しいたけのときとは異なり、きくらげでは、決してこのビニールを剥がしてはいけないということだ。嫌気性なのだろうか?

僕は、このメーカーのサイトに載っている説明を見ながら栽培準備の作業を進めた。これならば、説明書が不要なのである。

次は、その説明に従って、栽培ブロックのてっぺんにある空気フィルターから空気抜きを行い、これをガムテープで塞ぐ。ビニールの内側に空気が入ってはいけないからなのだそうである。

下の写真は、ガムテープを貼った後の状態。ねこが珍しがって見ているw きっと、不思議な匂いがするのだろう。

そして、この栽培ブロックの側面に、縦の切り込みを入れる。4~5箇所だ。僕は、全周を4等分しながら入れた。つまり、4箇所だ。(下の写真は、メーカーサイトのスクリーンショット)

そして、上の小さい写真のように、シャワーで切れ込みに水をたっぷりとかける。水やりは、シャワーか霧吹きで、1日2~3回、これもたっぷりと。どうやら、水が大好きなようである。

あとは、ビニール袋に入れて、上を(洗濯ばさみ等で)塞いでおく。きくらげが生えてくるまでは、こうして只管に保温と保湿に努めると良いようだ。

買うまでは気付かなかったことだけれども、きくらげは、気温が高いときの方が育てやすいようである。つまり、夏向きだったのだ。ちょっと開始する時期が遅かったかな…という気がしないでもないけれども、まだ寒い程でもないので、まあ大丈夫だろう。

こうして、きくらげの芽が出るまでは5~10日くらいかかるらしい。きくらげ好きの息子がオーストラリアから帰ってくる頃には、それを見ることが出来るだろうか?楽しみである…。

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先日リンクを貼った、きくらげ栽培キットの廉価版。僕が買ったのは、こちら。説明書やビニール袋が付属していない分、300円弱安い。ビニール袋は、他の物でも十分代用できると思うので、ご関心の向きは、こちらを買うのも良いのでは?

『キクラゲ菌床 【もりのきくらげ農園おかわり君】』
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