フリーマーケットに行き、坂本龍一の舞台挨拶つきのドキュメンタリー映画を観たのだ…

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本日は、年に一度の、フリーマーケットの日だった。自転車に乗って、かみさんや娘と遥々行ってきたのである。(息子は、土曜日も学校だ)

トップの写真は、以前の模様を撮ったもの。気球が飛んでいたのだ。でも、今回は飛ばなかったようである。
このフリーマーケットは、午前9時半からだ。でも、僕だけ先に、その5分前に着いてみると、何と既に始まっていたのである。出店者の皆さん、フライングをなさっているw (一方で、まだ準備中の方も、おられた)

早速、一通りざっと見て回って、まず200円でオレンジ色のバッグを買った。朝の仕事に持って行くバッグが必要だと思っていたところだったので、これは良かった。
あと、『銀河鉄道の夜』の角川文庫版を100円で買った。新潮と岩波の文庫版は既に持っているのだけれども、角川版だけ無いなあ、と考えていたところだった。『銀河鉄道の』を読み終えたばかりの折、これも、ちょうど良かったw

娘は、50円でサボテンの小さい苗を買ったのである。幾つも並んでいるのを見て、「どれも、可愛いなあ」と呟きながら、よく吟味して買ったようである。帰宅してから、素焼きのお皿に乗せて、自分の部屋に飾っていた。

あとは、その地域で割と有名らしいインド風カレーを買って食べてから、帰ってきた。
さあ、午後から僕は、坂本龍一のドキュメンタリー映画を観に行くぞ。ご本人の舞台挨拶つきなのである。


…というわけで、午後から、坂本龍一のドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto:CODA』を観に行ってきた。今日が初日。この映画のシブル監督と坂本龍一ご本人の、舞台挨拶があるのだ。
1週間前、息子の高校の文化祭に自転車で行く途中、セブンイレブンに立ち寄って、このチケットを買った。丁度そのとき、発売の時刻だったので、最前列のほぼ真ん中が買えたのである。(そのときの投稿は、こちら

劇場には30分も早く着いた。その前に途中、献血センターに寄って行こうと考えていたのだけれども、献血が30分以上待ちだったので、そちらは後日改めて、ということにしたからなのである。映画に間に合わなくなったら、元も子もない。
シアターの中に入ってみると、思ったよりもキャパが小さいことに気づいた。定員は230人余りだそうだ。近頃のシネコンに慣れていると、これは小さく思えるサイズである。でも、有難いことに、その分だけ、ステージが近かったのだ。

ステージと言っても、上の写真のように、膝の高さくらいの壇がスクリーンの前に置いてあるだけである。僕の席からは、約2メートルの距離か。これは、近い!そこに、坂本龍一ご本人が立つのである。僕にとって、史上最接近の機会だ。

舞台挨拶で坂本龍一は、僕の真正面に、大きな目をギョロギョロとさせるようにして立った。癌を患って闘病して以来、だいぶ痩せたのだなあ、と感じる。そこでは、シブル監督との掛け合いの中で、色々と面白い話を聞くことが出来た。DVDやBlu-ray版の発売が、今から楽しみだ。
映画の内容も、実に素晴らしい。最新作『async』のメイキングであると同時に、YMOの頃からの坂本龍一を丹念に辿ってもいる。映画『戦場のメリークリスマス』や『ラスト・エンペラー』等の名場面をはじめ、それぞれのレコーディング風景など貴重な映像が満載だ。

嗚呼、こうして坂本龍一を接近して見ることが出来る機会は、あと何回あるのだろう…。今回のようなチャンスは、もう滅多にないのかも知れない。
この『Ryuichi Sakamoto:CODA』に出てきた言葉(出典は、映画『シェルタリング・スカイ』の中の台詞)…

あと何回満月を眺めるか?せいぜい20回だろう。 だが、人は無限の機会があると思い込んでいる。

…本当に、この言葉が表す通りなのである。
そういえば、今夜は満月の筈なのに、生憎とそれを観ることが出来ない天気なのである。帰り道、駅を出ると、僕の自転車はすっかり雨に濡れていたのだった…。

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この映画『Ryuichi Sakamoto:CODA』を観ても、やはり『async』は名盤であると感じる。音作りの職人とも言えるミュージシャンが、「鶴の機織り」(ご本人談)のようにして、拘り抜いて制作したアルバムなのだ。ゾクゾクするほど鋭敏で繊細な、音と音響と音楽の百科事典である。

坂本龍一『async』(CD)
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