天宮1号を目撃すれども撮影できず…そして、ルフトハンザの機体は何とか撮れたのだけれども…

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トップの写真は、うちのねこ。夕方に高校から帰宅した息子が、こたつで数学の勉強を始めた。そのおなかの上で、ねこが温まっているところである。こう見えても、ご満悦なのだw

さて、昨晩は、塾へ仕事に行く前に、ひとつやっておきたいことがあった。この上空を、中国の宇宙ステーションである、天宮1号が通過する筈なのだ。是非、その光跡だけでも写真に収めておこう、そう思っていたのである。
仕事の服装に着替えてから、ベランダに出る。雲が多い。所々、穴が開いたように、紺色の空が垣間見えた。天宮1号は今回、北西から、ほぼ天頂近くを通過し、南東へと消える、というコースだ。

ISSや天宮は、移動の速度が速い。僕は、空をじっと見つめて、0等級未満の明るく動く光跡を探した。勿論、手にはニコン P900を携えている。
しかし、予定の時刻であろう頃合いになっても、それしい物はひとつも見えない。別の方角の低い仰角高度には、何処かへと向かう航空機の点滅するランプが見えていた。僕は諦めて、P900の電源を切った。

その瞬間である。どうであろう、ほぼ天頂の雲の切れ間から、すーっと白く輝く光が、はっきりと見て取れた。明らかに、あれは天宮1号である。確かに、この上空を通過していってくれたのだった。
写真に収めることは、もう出来ない。直前の1秒か2秒足らずの間に、僕はカメラの電源を落としてしまっていたからである。やはり、人はこうして、秒単位で生きなければならないものなのだ。この1秒という間の、何と貴重なことか…。

天宮1号は、すぐにまた、雲の中へと消えて行った。もう見ることはなかったのである。次の機会を見つけて、今度こそ、このP900の中に収めよう。そう思った。


それから、今朝。早朝からの仕事の合間に、僕は、西の空へと傾きつつある月を眺めた。日の出までは、あと30分くらいある。雲ひとつない蒼き虚空は、ただ白光りする月だけを抱えている。

半月に、やや膨らんだ形だ。あの膨らみは、望遠で観れば、実に良いクレーターの観測点になる。もし今、P900があれば、ズームを効かせて撮影に勤しんでいたことであろう。
そんなことを想った瞬間である。その月のすぐ上、あともう少しで霞めるかどうかという辺りに、突然、パッと明るく輝く何かが見えた。月と同じくらいの幅の光芒を流していた。

昨日の今日のことなので、僕はそれもまた、天宮1号だろうと、その瞬間に考えたのである。天宮は確か、今朝も可視だった筈だ。やけに縁があるものだな、と思った。しかも、撮れないときに限って、である。
しかし、帰宅してから調べてみたところ、今朝方は確かに、天宮2号が日本上空を通過していた。しかし、僕が目撃したときよりも、30分以上も前のことだったのだ。では、あれは何だったのだろう。

天宮1号やISSも含め、可能な限り通過スケジュールの履歴を調べて見たのだけれども、該当するものがなかった。光の状態から考えると、航空機でもない。
突然光ってすぐに消えた、という特徴で思うに、あれはきっと流れ星だったのかも知れない。月のすぐ真上を通過して行く流星なんて、僕は初めて見たのである。やはり、これも写真に収めておきたかったものだ…。

そんなわけで、ふたつもシャッターチャンスを逃してしまったのだった。でも、僕の記憶の中には、こうしてしっかりと刻まれているのである。


今日は日中、撮ろうと思っていた航空機を、ついにひとつ撮影することが出来た。先達ての投稿で、ドイツのミュンヘン行きのANA機を撮った、ということを書いたことがあった。
そこでも述べたように、そのANA機の前に、ルフトハンザの機体が、遥か遠く他県の上空を通過しているのを見たのである。撮っておきたかったのに、間に合わなかったのだ。

そのルフトハンザドイツ航空機を、遂に撮ることが出来たのだった。いや、別にレアでも何でもないのだけれども、単に心残りだっただけなのであるw

フランクフルト行きの、ボーイング747だ。所謂、ジャンボジェット機である。エンジン4発の堂々たる姿だ。

まずは、35mm換算で、300mmの望遠で撮った写真。機影が、殆ど点のようである。黒い電線の上に、白く細長い姿が見える。

最近、P900のズームメモリー機能を利用するようになってから、望遠で何mmというのが分かりやすくなって良い。実に、便利なカメラである。

そして、次は500mm。ズームしながら、機体を追いかけて撮影していくのだけれども、大抵は、殆どミスショットが発生しない。もしあったとしても、4~5枚に1枚程度の割合だと思う。

次は、1000mm。だんだん、飛行機らしい形に見えてくる。機首が上を向いているのは、羽田空港を離陸して目下上昇中のためである。

垂直尾翼の、紺色にオレンジ色の丸いマークが見える。航空機を撮っていて面白いのは、このように機体の塗装が判別できるところまで見える、ということが挙げられる。

下の写真は、2000mm。P900では、光学で最大のズームである。だいぶ大きく見えてきた。ここまで来ると、側面の「Lufthansa」という文字も読むことが出来るだろう。

最後に、デジタルズームを利用した、4000mm強相当の画像。P900のデジタルズームは、4000mm相当までは、かなり高精度である。光学ズーム感覚で使うことが出来るだろう、と思う。

しかし、この倍率まで来ると、ほんの少しの手や体の動きが、実質では数メートル分もの動きになってしまう。シャッターを押す瞬間などに力が入りすぎると、被写体がずれてしまうことがあるのだ。
上の写真も、残念なことに、機首の先が、少しだけ欠けてしまった…。勿体無いことである。実に、惜しい。次の機会に賭けることにしよう、と思う。

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下は、図書館で借りて、いま読んでいる最中の本。ちょっとした小道具を利用して、特撮のような迫力のある写真を撮影するためのTIPS集のような内容。スマホだけでなく、コンデジにも使えそうな技ばかりで、とても参考になるなあ…。

Tac宮本 著『スマホで超カンタン特撮: ポートレートからミニチュアまで「映像監督気分」の撮影テク』
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