ニコンのデジカメ用互換リモコンを買った。これを使って、プレアデス星団を撮ってみたのだ…

上の写真は、クリスマスプレゼント。中学生の娘からである。

例によって、クリスマスツリーの下に置いてあった。中身は、市販のお菓子が2種類。僕は、チョコレートやチーズが好きなので、それに合わせて、「雪のような口どけ」チョコレートと、チーズ味のクラッカーが入っていた。
早速、チョコレートは幾つか食べた。クラッカーは、まだ取っておいて、後日、ビールと共に賞味することにしよう。今年の仕事がひと通り終わった30日が良いだろうか、と思っている。


さて、先週のことになるけれども、ニコン P900用に、シャッターリモコンを買った。但し、純正品は1,500円くらいで幾分高いので、代わりに安い互換品を選んだのである。

僕は、中学生のとき、父のキヤノンの一眼レフを使い、天体写真の撮影に嵌っていたことがあった。その写真を貼って、模造紙に研究発表を書き、それで市から賞状を貰ったこともあったのである。
その撮影の際に、いつも使っていたのが、ケーブルレリーズである(下は、その一例)。三脚に据えたカメラのシャッターボタンに繋ぎ、遠隔で(…と言っても、数十cmほどの距離で)シャッターを切るのだ。カメラの揺れ防止のためである。


「Nikon ケーブルレリーズ AR-3」

天体撮影を行うときには、そのように細心の注意を払って揺れを防ぐ必要がある。まあ、月くらい大きければ、(デジカメに手振れ補正機能もあることだし)そこまで気を使わなくても良いかも知れない。ただ、他の星の場合には、そうはいかないだろう。
それで、P900などのデジカメには、シャッターボタンを押してから2秒後または10秒後にシャッターが切れる、という機能もある。集合写真を撮るときには、特に便利な機能だ。

でも、僕は天体写真の撮影時には、この謂わば遅れシャッターを使うのが余り好きではない。自分が、今だ!と思ってボタンを押してから数秒後の写真を撮るというのが、どうも腑に落ちないのであるw
だから、今回、リモコンを買うことにした。上にも書いたように、これは互換である。純正品の数分の一の値段であった。見た目は、純正品とそっくりである。ただ、ニコンのロゴの部分がちょっと違うだけだ。

P900には、本体の前と後ろに、リモコンの受光部がある。試しに、この受光部に向けて、リモコンのボタンを押してみた。(ちなみに、P900のシャッターの設定を予め、リモコン使用に変更しておく必要がある。どうも、これを忘れがちなのだけれども)
それで分かったのだけれども、このリモコンのボタンは、例えばTVやDVDプレーヤー等のそれのように、ちょんちょんと押すのではなく、1秒近くグッと押す方が効きやすいようである。(どうも、純正品にも、その傾向があるらしい)

そんな風にして、このリモコンの特性を調べてみてから、実際の撮影に臨んだ。今回撮影してみたのは、プレアデス星団だ。僕の憧れの天体のひとつである。
プレアデス星団は、別名すばる。おうし座の中に位置する。肉眼ではとても小さく見える、星の群れである。古代の人々は、プレアデス星団の星が何個見えるかによって、視力を測っていたと言われている。僕は、精々3~4個くらいだろうか。

このプレアデス星団を、望遠を使わずに撮影したのが、下の写真(高感度モノクロモードで撮影)。右に黒く写っているのは、うちの軒の一部だ。プレアデス星団は、写真の上部、白い雲の端の上に、とても小さく写っている。肉眼で見ても、とても小さい。

これを、一気にズームして、いつものカラーのモードで撮影したのが、下の写真。何枚か撮ったものの中には、星たちがちゃんと青く写ったものもあったけれども、若干ピンボケだったので、やむなく没にした。いちばん良く撮れたのが、これである。

シャッター時間を、確か2秒だっただろうか、光量を稼ぐためにやや長く設定した。そのため、星が日周運動で、少し横へ動いているのである。なお、80倍以上の望遠を使っているので、もし手でシャッターボタンを押していたら、揺れてフレームアウト必至だw

次は、高感度モノクロモードで撮影。こちらは、カラーで撮影しない分だけ、感度を稼ぐのである。ISO12800まで行くことがある。僕は、中学生の頃には、ISO400のカラーフィルムを「高感度だ」と大喜びで使っていた。隔世の感があるなあw

先程の、普通のカラーのモードで撮影したときとは異なって、星の数が多いことにお気づき頂けると思う。僕は、この写真をP900の液晶モニターでプレビューしたとき、ハッとして、沢山写ったなー、と感じたのだった。

実際のプレアデス星団の星たちは、星間ガスと呼ばれる、青く霞んだ衣を纏っている。天文台などで撮影された写真には、それがよく写っていることが多い。僕も、中学生当時、理科の教科書のカラー口絵で見て、大いに憧れたものだ。
僕のP900を使って、そこまで撮るのは多分無理だろうと思う。でも、こうして、肉眼では到底見られない小さな星まで捉えることが出来て満足だ。数百円のリモコンひとつを追加するだけで、こうして撮影の世界が広がるのである…。

また、いずれ機会を捉えて、他の星団や惑星などの撮影にも挑戦してみたいと思っている。

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このリモコンは、P900だけでなく、他のニコンのデジカメにも対応しているようです。ご購入の際には、対応機種をご確認ください…。

「Nikon ニコン ワイヤレス リモコン ML-L3 互換品」
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