休みの日の早朝、いつものようについ、日の出前に目覚めてしまったのだ。いいや、このまま写真を撮りに出掛けよう…

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土曜日は、早朝の仕事が休みにも関わらず、夜明け前に目が覚めた。どうも、早起きが習い性になってしまっている。二度寝出来るかと思い、暫くエアーベッドの上で暗い天井を見つめるも、眠れない。起きることにした。

カーテンの向こうを見ると、夜空に雲はないようである。ニコン P900を手にベランダに出た。東の空は、明るくなりかけている頃合いだった。暁光に高く浮かぶ月を撮影。

上の方にぽつんと光る点が、月である。下の写真は、2000mm相当のズームで撮影したもの。月面の円弧が、これから昇る陽の光に炙られて明るい。

それから暫くして、太陽が昇った。空が薄っすらとした茜色から、眩しい赤い色へと変化する。撮影している間に、ぐんぐんと陽は上昇した。シャッターのタイミングに逡巡している暇はないのである。

この撮影後、あることを思いついた。前日、早朝の仕事の帰り道に、陸橋から白く雄大な富士山が実にクリアに見えたのだ。きっと今朝も見えるだろうと考え、少し寒かったけれども、このままP900を下げて出掛けてみた。
しかし、その場に着いてみると、朝霞が遥か遠く広がっている。肝心の富士山は、その向こうに隠されてさっぱり見えない。まだ時間が早いせいかも知れないと考え、30分以上待機した。でも、霞はなかなか消えてはくれないのである。

今朝は無理なのだろう、と諦めた。山頂が冠雪した富士が、前日にあれ程までに鮮やかに見えたのが奇跡だったのだ。あんなチャンスは、そう毎日訪れるわけではないのかも知れない。またの機会を狙いたいと思う。

陸橋を降りたあと、銀杏並木の彼方に月を再び撮る。枝の葉はまだまだ蒼い。黄色い落ち葉になるのは、まだ先なのだろうか。秋は、あともう少し深まりを見せるようである…。


休みの日に朝早くから外に出て、このまま何もせずに帰るのは惜しい。P900を下げたまま、少々寄り道をしながら写真を撮ることにした。以前、桜の季節に訪れた神社である。あのとき以来、初めて来た。

上の写真は、鳥居を前回とは逆方向から撮影したもの。桜の季節には、花のピンク色と樹木の葉の緑に溢れていたけれども、今は如何にも秋らしい彩りである。実に、茶色っぽいのだ。
前回撮った、お地蔵さんも撮影。こちらも、春にはお供えの花が色とりどりであった。今回は、抜けるような秋の青空を背景に、やや下のアングルから撮ってみた。

こうして、定点観測のようにして、同じ場所で季節ごとに景色の変化を撮ってみるというのも良いものである…。冬になって、雪が降ったらまた来てみよう。また、別の風景が見られるかも知れない。

さてもう帰ろうか、と思う頃、すぐ側を丸々としたねこが歩いていた。飼いねこだろうか?こちらをじっと見た後、高い声で微かにミャアと鳴いた。下は、そのときに撮った。口を開けているのが見えると思う。

僕は暫くの間、そのねこを見ていた。逃げるでもなく、前へ向き直って、悠然と向こうの方へと歩いて行ったのであった。さて、下は、路地で咲いていた花。色はラベンダーと同じようであるけれども、姿がどうも違う気がする。何という植物なのだろうか?

このように、紫色の房状の花を沢山つけている。ここだけでなく、別の場所でも咲いているのを見かけた。結構ポピュラーな花なのかも知れない。

土曜日は、こんな風にして、日の出前に起床したあと、1時間以上も出歩いたものだから、ちょっと疲れてしまった。本当は、息子の自転車のブレーキパッド交換やら、やらなければならないことが幾つかあったのである。
でも、そんなこんなは日曜日に棚上げしてw、この日は音楽を聴いたり、本を読んだり、図書館で借りたDVDを見たりして過ごしたのである。そう、もう11月からは、弓道の練習がないのだ。だから、こんなにも家で過ごす時間があったのか…。


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図書館で借りたDVDとは、ひとつはこれ。高倉健とハナ肇を観たくて借りた。かなり有名な作品だと思うのだけれども、僕は未見だったのだ。監督は山田洋次、共演は倍賞千恵子。そりゃもう、外れようがない布陣ですな。やっぱり実際に観て、とても面白かったと思う。何と言っても、高倉健が実に格好良い。中でも取り分け、乗馬が物凄く似合う…。こんなに奥行きと存在感と重厚さを全て兼ね備えた俳優は、今の日本にいるのだろうか?ちなみに、この作品、阿部寛の主演でリメイクされるらしい。TV(BSでの放送)なので、僕は観ないけれども、さてどんな雰囲気に仕上がるかな…。

『遙かなる山の呼び声』(Amazon Prime Video)
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