薄曇りの日に天を駆けるジェット旅客機たち。あと、覆面パトカーと高速道路を一緒に走った思い出も…

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トップの写真は、前回の投稿に載せた、月の写真の続き。

夕刻に撮った月齢2の薄月の背景を真っ黒に加工してみたのである。勿論、あの風情を醸していた雲も全て消えた。でも、闇夜に浮かぶ、やや不気味な月のようになった。狼か野良犬の遠吠えでも聞こえてきそうな…。


きょうの朝は、いつものように午前4時過ぎに起きてみると、気温は何と!マイナス1度であった。遂に、氷点下である…。
そんな中を、電動アシスト自転車に乗って仕事へと急ぐ。上着は昨日より一枚多く、手袋も昨日よりも厚いものをつけて。それでも、走っているうちに、指先は冷たくなってきた。

上の2枚の写真は、けさ午前9時過ぎに撮影。ここのところ、定点観測のように、同じ場所で同じくらいの時刻に撮っている。でも、毎日違う写真になるのだ。何であれ、同じ日は、ふたつとしてないのだろう…。

太陽の真下には、まるで高地から見下ろす雲海の如き波状の雲が、沈殿するかのように溜まっている。そこから、羽田発のANA機が一気に上昇して来た。ボーイング787だ。23区内の上空を飛行中である。

ニコン P900で思い切りズームを効かせながら撮った。肉眼では単なる黒く小さな機影が、垂直尾翼のロゴが読み取れるまで写ってくれた。やはり、こんな薄曇りくらいの方が、航空機の撮影には適しているのだろう…。


さて、ジェット旅客機と言えば、先達ての日曜日のことだ。この日は、朝から雲が多かったので、航空機などの撮影には向かないだろうと、僕は思っていた。時折、上空からジェット機の轟音が聞こえてくると、やや恨めしくも感じたのである。

ところが、お昼を過ぎると、少々ではあるけれども雲が引いてきた。薄曇りになったのである。ベランダから上空を見上げれば、小さな機影が黒く横切るのが観察できた程だ。早速、ニコン P900のズームで、中〜小型機を何枚か撮った。
すると、羽田発の大韓航空機が、大きな機体を斜めに上昇させているのが遠くに見えたのである。まだ高度は低い。都内上空を5000mくらいの高さで飛んでいるのだろう。機種は、ボーイング777である。写真うつりの良い、僕好みの機のひとつだw

このまま行くと、南中を過ぎた太陽の丁度真ん前に差し掛かりそう。僕は、ズームを効かせ、その位置で構えつつ待った。果たせるかな、眩しい光の中に機体を暈すように777は、太陽の前を横切って行った。神々しい一瞬だった…。

その後また、機体は灰色の空を真っ直ぐに進み、いつもより低い雲の向こうへと次第に消えて行った。この気象条件だからこそ得られた、実にフォトジェニックな瞬間を見ることが出来たのである。


さてさて、先達て、SNSのニュースフィードで、下のような記事を読んだ。「ラジオライフ」とは雑誌の名前である。主に、ラジオや無線、およびコンピュータ関連のガジェットなどの裏技的な情報を提供している。


(出典:「ラジオライフ.com」)

この記事を読んで思い出したことがあった。今でもよく記憶している、実に印象的な出来事だ。
2年くらい前だっただろうか、僕は高速道路を運転しているときに、走行中の覆面パトカーを見つけたことがある。これは、僕の得意技のひとつなのだw

それで、僕は何kmもずっとお付き合いとして、その覆面パトカーの後方や隣の車線(そこは3車線道路だった)を全く同じ速度で走ったのである。周囲の他の車は、何も気づくことなくブンブンと追越車線を走って行った。
僕はそのように、覆面パトカーと一緒に走りながら、その車体を具に観察した。例えば、リアウィンドゥの向こうに微かに見える、横長の電光掲示板。違反車両の前を走って、「このパトカーに続きなさい」等の表示を行うためである。

他には、運転席と助手席に助手席に並ぶ、ヘルメットを着用したふたりの人物。高速道路交通警察隊の隊員だ。その服装は、交番のお巡りさんのような黒っぽい制服ではなく、青系のツナギなのだ。その上半身の一部だけ見て取れた。
こんな観察を行いながら、僕はずっと法定速度で覆面パトカーと走り続けた。その覆面パトカーは、流すようにして走行車線を走る。取り締まりと言うよりは、きっと何かの移動中だったのかも知れない。

すると、覆面パトカーがその先の高速道路出口を降りて行く素振りを見せた。左へ寄り始めたのである。その間際のことだ。運転席にいた隊員のお巡りさんが突然、ニコーっと満面の笑みでこちらの方を見た。そして、徐々に左の側道へと外れて行ったのだ。

多分、僕が覆面パトカーに気づいているということを、そのお巡りさん達もまたずっと気づいていたのだろう。それで、面白がって(?)お互い暫くつるんで走ったというわけだ。あれは、得難くも愉快な体験だった。あの笑顔は、今でも忘れられないものである…。

……
最近、図書館で借りて聴いているCD。作曲家でピアニストの高橋悠治氏の演奏するバッハ名曲集。元々コラールやオルガン曲だったものなど、8曲がピアノ用に編曲され収められている。僕にとって、高橋悠治氏の演奏は、坂本龍一キョージュのCDでお馴染みというか、このふたりは以前よくコラボレーションしていたことがあったので、聴き慣れてもいるし、実際に好きな演奏スタイルでもあったのである。
このCDでも、独特の思索的な演奏が随所に見られている。言葉を選ばず言えば、和製のグールドだという気もしてくるのだ。でも、グールドの決して物真似というわけではなく、何処か相通じるものが感じられるという程のことだ。何れにせよ、バッハと高橋悠治氏はとても良く合う組み合わせだと思う。もっともっと他にもこういった曲を聴きたい、そう思わせられ、何度もこのCDをかけたのであった…。

高橋悠治(pf)『ユージ・プレイズ・バッハ』
……

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