ねこの集まる場所に久し振りに行ってみた。そうか、ほぼ1年ぶりなのか。みんな元気そうなのだ…

先達て、仕事場の塾で、小学生向けのクリスマス会が開かれた。ダーツやビンゴなどをやって、点数に応じて景品をあげるのだ。

いつもの年は、それぞれの席に、お菓子や飲み物と一緒にミスタードーナツをふたつくらい置いておく。でも、今年はドーナツではなくてパンだった。パーティ後、余ったものをひとつ貰って帰り、週末におやつとして食べたのである。
上の写真のような、雪だるま風の形で、顔が書いてある。幾つかを見比べてみたら、それぞれ結構違う顔をしていたので、いちばん良い表情のものを選んだというわけ。大雑把なフリーハンドでチョコを流して描いているようだ。

パンの中にはブルーベリーのジャムが入っていた。コーヒーは、やや酸味の強いキリマンジャロをブラックで。寒い中を出掛けて冷えた身体が、これでやや温まった気がした。



(出典:FUNDO

さて、上は先日ネットニュースで見かけた、19歳のねこについての漫画。19歳といえば、うちのねこ「ちいー」と同じ歳である。この漫画は、実は結構以前にも何処かで見かけた気がする。でも、久し振りに改めて見ると、うるっときてしまうのだ…。

この漫画のように、うちのちいーも、寝たきりになる3日前だっただろうか、珍しく娘の膝に乗って来たことがあったのだ。ちいーは終生、娘のことをいつも警戒し苦手としていたのにも拘らず。
あと、その翌日には、これはいつものように、仰向けになっている僕の肩に乗って来た。それは決まって、左肩なのである。僕の上に乗って来たのは、そのときが最後となったのだった。

この漫画の中でも述べられている通り、そうやって、ひとりひとりにくっ付いて、人知れず密かにお別れをしていたのかも、と後で考えたことがあった。実に、ねこは健気な動物だと思う…。


さてさて、先達ての土曜日は夕方から図書館に行き、その足で、隣市のお堀の方まで足を延ばして行ってみた。このお堀は、歴史的にも由緒のある場所で、皇族のかたも以前、見学にいらっしゃったことがあるようだ。

その休憩所のような場所に野良ねこたちがいる。僕がここに来るのは、半年振りくらいだろうか…と思って、このブログの過去の投稿を見たら、もう一年近くも経っていたのだった。時が過ぎるのは何とも速い…。

うちには、ちいーのために買ってあったキャットフードがまだ結構たくさん残っている。それを、ふた掴みくらいビニール袋に入れて持参した。ベンチの下に白黒のねこがいたので、パラっとフードを撒いてやる。
すると、匂いを嗅ぎつけたのか、5匹も6匹も何処からともなく集まって来た。キジトラとか三毛とか。みんな、キャットフードをぼりぼりと食べ始めたのである。(三毛は何故か、一度も写真に写っていなかった…)

その中の一匹の黒いねこを掴んで抱っこしてみる。胴回りは、ちーの2〜3倍はあろうかという程の、実に逞しい雄ねこだ。でも、大人しくぶらーんと素直に持ち上げられてしまう。実に可愛らしいw

ねこたちは、自分の目の前にあるキャットフードは夢中になって食べるのだけれども、隣にいるねこの前に落ちているものなど、他の分まで取って食べるようなことはしないようだ。皆んな、仲が良いようである。

だから、一旦食べ終わると、上のようにこちらをじっと見ながら待っている。僕がまた、パラパラと撒いてやると、ねこは目の前に落ちている分を食べる。この繰り返しなのだw

さて、僕は、次に行くところがあったので、ここは12分くらいの滞在であった。名残惜しいけれども、これで暇乞いである…。今度こそは、太ねこの大好きな娘と一緒に来よう。そういえば、行こう行こうと言いつつ、まだ一度も連れて来ていなかったのだ。

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下のリンクは、最近、古本で買ってみた本。曜日ごとに7つの分野の概要を読んでいくというもの。その各分野は、歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教。
どうも、日本語の書名が狙ったような付け方でイマイチなのだけれどもw、原題では”The Intellectual Devotional”という。このdevotionalとは、キリスト教徒が朝夕などに行う短い祈祷のことである。もしくは、欧米のみならず日本でも、朝のひと時のような短い時間に聖書などに目を通すことをデヴォーションと呼ぶことがある。これを、聖書ではなく何か他の知的な内容のものでやってみよう、というのがこの原題の趣旨なのだろう。つまり、スキマ時間を知性のために「献身」する(これがdevotionの元の意味)ということなのだ。
僕はこの本を、来年からの日々のために購入した。先日、勝谷誠彦氏の毎朝の配信メールが氏の逝去によって終了し(でも別のかたちで続くことが読者にきょう発表された)、他には森博嗣センセイのブログもあと一年くらいで終わってしまいそうである(そんな感じのことが先日仄めかされていた)。それで、僕が毎朝日課として読むものがなくなってしまうかも、と思い、その代用として買い求めたのだ。
まあ、あとは息子や娘が、結構ある分野についての知識が抜けてしまっていることが散見されるので、この本に目を通すことで多少の補足になれば、という考えもある。つまり、家族みんなで読むことが出来るだろう、という訳だ。値段は2000円程度で、一日あたりに換算すれば全く10円にも満たない。そう考えると、実にお安い買い物なのでは?

『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』
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