息子に入試英語の問題を解かせつつ、ことし一年を振り返りながら、色々と考えたのだ…

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塾の仕事も早朝の仕事も、きのうまでに仕事納めとなった。これで漸く、一段落といったところだけれども、息子に英語の勉強をさせるという、大きな仕事が僕にはまだ残っている。

そこで早速ゆうべから、いよいよ息子に特訓を施してやった…といっても、初日なので、まずは小手調べのようなものを行なったのである。
それでも、この晩よく分かったのは、息子の英語の語彙力の無さである。英単語や英熟語の、そんなにも貧相な知識量で、よく大学を受ける気になったものだと思う程にw

まあ、そんな風に嘆いても始まらないので、センター試験レベルの教材を使って、とにかく読んで解かせる。読解問題の小問だ。それから僕は、4択のうちの正解に辿り着くコツを教え込んだのである。
その合間には、先達て手紙を送ってくれた旧友のOさんに年賀状を書いた。僕は20年以上の間、専らこのOさんだけにしか年賀状を書いていない。今年は私製はがきなので、ムーミンの切手を貼って出した。それらが、トップの写真。

年賀状には、その貰った手紙の返事も少々書いたので、裏面にびっしりと400字くらいしたためてしまったw それでもまだ足りなかったので、年明けにまた手紙を送ろうと思っている…。
さあ、明日も明後日もずっと、大晦日もお正月も、息子の特訓は続くのだ。頑張るぞ…(僕も息子も)。


上は、大晦日の月。けさ撮った。
次の月昇は、午前2時頃。従って、もう年を越しているので、これが今年の見納めの月なのだ。青空がクリアで、既に陽が高く昇っているにも拘らず、クレーターがよく見て取れる。

そして、旅客機が幾つも飛んでいた。午前8時を待っていたかのように(実際に待っていたのだろう)、羽田から次々と離陸する。北海道行きやら北陸方面行きやら。下は、そのうちのひとつ、JAL機である。

そして、NHK-FMの音楽番組では、今年の春に逝去された東海林修先生が作曲された「怪獣のバラード」の合唱が流れた。小学生の声による、実に心が洗われるような、ピュアな雰囲気の歌唱である。
番組内では先生の逝去について触れていなかったけれども、ひょっとすると追悼の意味もあって選曲されたのかも知れない、と思う。虚空に浮かぶ下弦の月やいずこへか旅をするジェット機の機影を見つめながら、僕はこの曲を聴いた。

こうして、僕たちは今年もまた数多の人達を見送りながら、次の年を迎えようとしている。この先の時空には一体、何が存在し、どんなことが待ち受けているのだろう?
何処までも高い天を見上げながら、大つごもりの日にふとそんなことを想うのだった…。


さて、今年逝去した作曲家には、東海林修先生の他に、アイスランド出身のポストクラシカルの旗手のひとりであった、ヨハン・ヨハンソン氏もいる。
坂本龍一キョージュは、先達て発売されたドイツ・グラモフォンの120周年記念コンピレーションCDでラストに、このヨハンソン氏の曲を選んだ。ふたりは、長年の友人であったのだ。

ヨハンソン氏は本来であれば、『ブレードランナー2049』の音楽を担当する筈だった。監督であるドゥニ・ヴィルヌーヴ氏の作品の音楽をずっと幾つも担当してきたから、この名SF映画の続編もヴァンゲリスに代わって引き受けたのである。
ところが、どういう訳か制作途中で降板となってしまったのである。それから数ヶ月後、ヨハンソン氏はベルリン市内の一室でひとり、この世を去っていたのだ…。

上の動画は、謂わば没となってしまった、ヨハン・ヨハンソン氏の手による『ブレードランナー2049』の楽曲のひとつである。
インダストリアルなシンセサウンドを用いて、前作のヴァンゲリスのそれに引けを取らないくらいに迫力のある音楽となっている。何故、この作品の担当から降ろされてしまったのか、これを聴く限り、僕にはさっぱり分からない。

代わりの、ハンス・ジマー氏たち2名による音楽も、非常に良かった。ちなみに、このリンク先の曲には映画の中で実際に使われたメロディが少し出て来る。ジマー氏が上手く引き継いで(別の曲として)完成させてくれたのだろう。
今年も僕は、Blu-ray等で映画作品を多数観ることが出来た。『ブレードランナー2049』は、その中でも筆頭に挙げられる一作だ。返す返すも、ヨハン・ヨハンソン氏の急逝が悔やまれてならない、今年はそんな一年でもあったのだった…。


そして、僕の思考は更に巡る…。今年の色々なものの視聴量を、ざっくりと数値化して振り返ってみたのである。ちなみに、読書に関しては、先達ても書いたように、120冊プラスアルファといったところだろう。

例えば、映画は何本観ただろうか?具体的な数は、ちょっと覚えていない。まあ、20〜30本といったところだろう。全部、Blu-rayかDVD、もしくはVHSだ。これはどうしても時間の掛かる趣味なので、まあそんな程度の数である。
CDは、主に図書館で借りたものに買ったものを加えた数で、100枚は少なくとも下らない。多分、200枚くらいかも。音楽は、「ながら」で聴けるので映画よりは断然多くなる。時間数で言うと、同じCDを繰り返し聴いた分も含めて、1年で合計500時間といったところか。

ラジオも同様、ブログを書きながらとか、食事をしながら、運転しながら等等、幾らでも「ながら」で聴ける。(しかも、聴いた内容はちゃんと覚えているw)
一日につき最低3時間は聴いていたので、単純計算では少なくとも1000時間。実際には、休日には6〜8時間くらい聴いているので、1年の合計で1500時間前後になる筈。内容は、9割がたFMのクラシック音楽だ。

翻って、TVの視聴時間は少ない。それこそ、指折り数えることが出来る程に。まず、娘と一緒に観た『奇妙な物語』とかいうドラマが年に2回なので、合わせて5時間弱。
あと、サザンとか坂本龍一をNHKで観たので、これらが計2時間ちょっと。今のところ、これだけだろう。それから、こんやはテレビ東京のジルベスターコンサートを観る。


(出典:テレビ東京

これが1時間ちょっと。よって、1年間のトータルで、TVの視聴時間は10時間に届かないくらいなのだ。
こうして振り返ってみると、TV視聴時間の100倍以上はラジオを聴いていたことになる。年々、この差は開く一方だ。もう、この世にはTVが必要ないのでは、と僕には思われる。

多分、これは近い将来、淘汰されるメディアの筆頭に挙げられるだろう。TV番組程度の動く画像は、その内容が何であれ、ネットで配信されて必要な部分だけオンデマンドでちょっと観られれば、それで十分だからだ。そんな気がする。

…とまあ、そんな風につらつらと今年を振り返りながら、きょうは息子に英語の問題を只管、解かせていたのである。

上は、昼下がりに見つけた、不思議な形の雲。周囲は上層の波状雲なのに、ここだけぽっかりと、ねこの肉球のような形になっていたのである。
大きさは、見かけ上の満月の大きさくらい。天上の、ちいーの足跡なのだろうか?きっと、雲の上をお散歩中なのだ。僕には、そう見えた…。

…それでは、皆さま良いお年をお迎え下さい。ことし一年、どうも有難うございました。

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