もう、平成の頃の話だけれども、日曜日に電動アシスト自転車のタイヤを交換したのだ…

毎日、ほとんど何処へも出掛けず、のんびりとした連休を過ごしている。…と言っても、早朝の仕事は毎日行っているのだけれども。

僕は元来、出不精なタチなので、こんな安穏とした休みの日々はとても有難い。本を読んだり、音楽を聴いたりというのは、まあいつも通り。加えて、ちょっとゲームをやったりDVDを観たりする時間があるというのは、実に良いものだ…。

それから、これはもう平成時代の出来事となってしまったけれども、先達ての日曜日に、僕のYAMAHA製、電動アシスト自転車の後輪を交換した。その更に2日前、塾の仕事に行くとき、突然にタイヤの空気が抜けたからだ。
すわパンクかと思って後ろを見ると、下地が出てチューブまで達する程にタイヤが摩耗していた。それが、下の写真である。そろそろ交換時期だなということは以前から気付いていたのに、そこからお釈迦になるまでは案外と早かったのだ。

何と言っても、もう4年くらい乗っている。少なくとも3000kmは既に走っただろう。次の日の午前中、早速ホームセンターへ行った。
ところが、電動アシスト自転車用のタイヤは在庫切れだと言う。27×1-1/2というサイズ表記の幅広タイヤである。工賃の一覧表をちらっと見ると、後輪の交換は2000円くらいだった。これならば、やはり自分で作業しようと思った。

さて、帰宅してからAmazonで検索すると、純正と同じ銘柄で同じサイズのものがあった。しかも、最後の一本である。ラッキーだw すぐにポチって、日曜日のお昼頃には届いた。
その間、午前中の内に自転車をひっくり返して、後ろだけバラしておいた。タイヤが到着次第、直ちに組み換え作業開始というわけである。

ただバラしていったのでは、後で元に戻す際に困るかも知れない。だから、デジカメで主要な部位を何箇所も接写しながら、ボルトやナットを外していった。
僕は、外装ギアの自転車の後輪は何度も外したことがあるけれども。内装ギアのそれは初めてだ。その点、YAMAHAはネットで図面を公開しているので、作業計画を事前に考えるときに便利である。


(YAMAHA パーツカタログより、スクリーンショット)

Amazonから届いたタイヤは、細長いダンボール箱の中に、8の字のように軽く捻って入れられていた。新品チューブ付きで3800円。専用品のせいなのか、一般的な27インチのタイヤより幾分お高いのである。

僕の自転車は、前輪もだいぶ減ってきている。こちらも、下地が出て来る前に交換しなければ…。新品と並べてみると、同じタイヤとは思えない程の見た目だなw

さて、今回の作業では、後輪のブレーキワイヤーとチェーンは外したけれども、内装ギアのワイヤーは外さずに作業した。不案内な部位ゆえ、もし元に戻せなくなったら困るからだ。
しかし、これが良くなかったのかも…。タイヤを交換したあと後輪をフレームに組み付けるときに、そのワイヤーが突っ張っていたせいで、かなりの力が必要となってしまったからだ。お陰で、今も背中や腰が筋肉痛なのであるw


(新しいタイヤに交換した直後の状態。まだフレームには組み付けていない)

まあそんなわけで、最後は半ば力尽くで作業して完成させた、電動アシスト自転車の後輪交換作業だった。これでまた、4年間はやらずに済むだろう。前輪はもっと簡単な筈なので、それについては安心している…。
その翌日、知り合いの自転車屋さん(早朝の仕事で一緒になるYさん)に見せたら、「いやあ、よくやりましたねー。凄いなあ」と感心しておられた。ちょっと鼻が高くなった気分であるw

それにしても、真新しいタイヤは乗り心地が良い。カーブを曲がるとき、シュルシュル…という軽快なスキール音もまた小気味いい。実にやった甲斐のあった作業だった…。

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ちなみに、今回購入したタイヤはこちら。銘柄に「E」が付いている通り、電動アシスト自転車用です。息子の27インチの自転車に比べてタイヤが太いかも、というのは以前から気付いていましたが、サイズ表記まで違うというのは今回初めて知りました。同じ27インチでも、電動アシスト自転車は1-1/2で、そうでない普通の自転車は1-3/8なんです。この部分が微妙に違うというわけなのでしょう…。

「BRIDGESTONE(ブリヂストン) E-マイティロード タイヤ ブラック 27×1-1/2」
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