最近、僕がなるほど〜と感じ入った動画をふたつ、ご紹介なのだ…

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前回の投稿で、警察のヘリコプターが飛んでいる場面の写真を載せたけれども、今回は赤いヘリコプター。消防である。

こちらの写真は、先週撮影した。もう幾分と陽が傾きかけていた頃合いだったと思う。うちの上空、斜め上辺りを右に左にと飛行中だったのである。
下の写真は、反対の方向へと飛び去ったところ。手前にぼんやりと写り込んでいるのは、近所の竹やぶだ。今年に入ってからも一段と伸びた。その先端が、風になびいているのである。


さて、今回は、僕が最近観たYouTubeの動画の中で、関心したものや面白かったものをふたつご紹介したいと思う。ひとつめは、僕の好きな作家、森博嗣センセイである。
森センセイは今、何処かの国に在住され、広大な自宅敷地の中に手作りの庭園鉄道を敷設して楽しんでおられる。その鉄道に乗った様子の動画などを日々、アップしておられるのだ。

下は、その中で最近の一本。このところ、下のような、森博嗣センセイが庭園鉄道に乗り、それを上から撮った動画というものが何本もアップされている。まあ、とにかく観てみて欲しい。

…さて、何かにお気づきだろうか?
僕は、この動画を初めて観たときに、きっとこれはドローンで撮ったのだろう、と思った。実際に、YouTube上でこの動画に付けられたコメントの中にも、英語で「ドローンと鉄道を同時に上手く制御してますね」云々といったものがある。
しかし、それにしてはちょっとおかしい…。動画の途中、上から撮影しているカメラが敷地内の木の枝にぶつかる場面がある。僕の持っているトイドローンTELLOならば、即座に墜落していることだろうw

まあ、本式なドローンであったとしても、何事もなかったかのように撮影を続けるのは難しいと思う。でも、森博嗣センセイは、座ったまま平然としておられるのだ。よく聞くと、ドローンの飛行音が鳴っていない。線路の音はずっとコトコト言っているのに…。
あと、その森博嗣センセイの手の形だ。何かを持っているような様子である。しかも、森センセイからカメラの方に向かって、影のような黒い線がずっと伸びていることに気づく。はて、何か棒でも持っておられるのだろうか?

ははーん、分かったぞw ブログでは書いておられなかったけれども、きっと森博嗣センセイ、新たに撮影機材を入手され、YouTube動画に活用しておられるようである。そのヒントは、画面右下にずっと表示されている「Insta360 ONE」という文字である。
このワードで検索してみると直ぐに分かった。それは、360°撮影用の小型カメラの名称だったのだ。しかも、凄いことに、このカメラは、自撮り棒を消してくれる機能まであるのだと言う。


「Insta360 ONE 360度 全天球 アクションカメラ」


(スクリーンショットの出典:「Insta360 ONEレビュー」)

上は、その「Insta360 ONE」を紹介した記事のスクリーンショット。見出しに「自撮り棒が消える!」とあり、その下の写真には、手を伸ばした人が写っている。本当は、その手に自撮り棒が握られているのだ。
知らなかったなあ。こんなに便利なものが売られていたとは…。写真の加工アプリには、写り込んでしまったものを背景に紛れるようにして消すという機能があるけれども、差し詰めそれと似たことを動画でリアルタイムに処理しているようなものだろう、と思う。いやあ、実に興味深いものだ…。


さて、お次は岡田斗司夫氏である。岡田氏の動画は、本当にホントに面白い。このブログでも、右側の欄外にAmazon Prime Videoのリンクをひとつ張っていて、多くの方にご利用いただいている。いつも有難うございます。

今回ご紹介するのは、最近発売された本について。『ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記』という一冊である。著者は、ジョン・エルダー・ロビソンという人。発売元は、早川書房だ。
だから、というわけではないと思うけれども、岡田氏の動画では、かの名作『アルジャーノンに花束を』(こちらも早川書房刊)と絡めて紹介されている。

この『ひとの気持ちが聴こえたら』は、ひとの気持ちを全く感じ取ることが出来なかったというアスペルガー症候群の男性の物語である。しかも、その本人の筆による実話なのだそうだ。岡田氏によると、文章がとても上手くて翻訳も良いのだと言う。
このロビソン氏は、あるとき実験治療を受けることになった。すると、たちどころにひとの気持ちが並の人たち以上に分かるようになってしまったのだと言う。しかも謂わば、超能力レベルまでになったのだそうだ。

しかし、この治療法には大きな欠点があった。効果が長く続かないのである。15分間から数週間ほどで効き目が消えてしまうのだそうだ。つまり、またひとの気持ちが全く分からない自分に逆戻りしてしまう…。
ここまで聞いて、うわあなるほど…と思った。『アルジャーノンに花束を』の物語と瓜二つなのである。しかし、『アルジャーノン…』はSF小説。かたや『ひとの…』は実話である。言ってみれば、リアル版『アルジャーノン』が、この『ひとの気持ちが聴こえたら』というわけなのだ。

嘗てSFで語られていたことが現実のものとなる、ということについては他の分野でも多くの実例があると思うけれども、精神医学にも正にそのような波が到来しているようなのである。
上の動画の後半では、途中で多くのカット(編集)が入って、岡田氏がコマ切れに喋っているように見える場面がある。YouTube上の書き込みによると、生放送中に感極まって岡田氏が少し泣き出してしまったのだそうだ。

まあ、そんなことも含め、岡田氏による紹介を観て、僕もこの『ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記』を読んでみたくなった。是非とも手に取ってみようと思う…。

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『ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記』ですが、岡田氏によると、この動画の制作時点では、Amazonにレビューがまだひとつも上がっていなかったのだそうです。きっと目下のところ、知る人ぞ知るといった感じの一冊なのでしょう。『アルジャーノンに花束を』のように世界的なベストセラーになると良いですね…。

『ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記』
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