NHKのあのラジオ番組で僕の投稿が読まれ、記念品がきょう届いたのだ…

もう10日ほど前のことになるけれども、NHK-FMの「きらクラ!」で、僕のお便りが読まれたということがあった。「きらクラ!」とは、クラシック音楽のトーク&バラエティのような番組である。

出演者は、タレントのふかわりょう氏と、チェリストの遠藤真里さん。僕は時折この番組にお便りを出すことがあり、過去に2度ほど読まれたことがあるかと思う。でも、今回はちょっと毛色が異なるのだ。
番組の最初のコーナーに、クラシック音楽のイントロを当てるというクイズがある。その名も「きらクラDON!」。この回の正解は、ドビュッシーの交響詩『海』より第2曲「波の戯れ」だった。

その前の週、僕はこの問題(2秒弱のイントロ)を聴いて一瞬、武満徹氏の曲かと思ったけれども、直ぐにドビュッシーだと気づき、曲名を投稿した。特に和声の構成が似ているように思う。これについては番組でも、ふかわ氏と遠藤さんが同意しておられたようだ。
やっぱり、武満氏はドビュッシーがよほど好きだったんだなあ、と改めて感じる。ちなみに、坂本龍一キョージュもドビュッシー好きなのである。あと、細野晴臣氏も若い頃にドビュッシーの和声を研究したことがあったと言われている。

さて、この「きらクラDON!」のコーナーで取り上げられた正解者には、番組のステッカーが送られて来るのだ。この番組から何かが貰えるとは、僕にとって初めてのことなのである。これは嬉しいw さて、それはどんな物なのだろう。楽しみにしようと思った。


(出典:NHK「きらクラ!」)

番組の放送から5〜6日ほど経って、僕の住所や氏名を尋ねるメールが番組の担当者から送られて来た。番組ホームページから解答を送る際に、メールアドレス(だけ)を入力しておいたからである。
いよいよ、番組特製ステッカーが貰えるw ちなみに、このステッカーは、番組内の合言葉「では、ご自愛ください」に倣って、「ご自愛ステッカー」と呼ばれているのだ。

それが、きょう届いた。トップの写真は、その封筒である。開封すると、番組ロゴ入りの簡潔なカバーレターと一緒に、何と2種類もステッカーが出てきた。やけに分厚いステッカーだな…と思ったら、2枚が重なっていたのだったw

ふかわ氏と遠藤さんの似顔絵と共に、その名の通り「ご自愛ください」という言葉が印刷されている。ラメ入りのキラッとした材質だ。まあ、番組名が「きらクラ!」だもんなあw
さて、これを貼るところを、僕はもう決めてある。ヴァイオリンのケースだ。でも、2種類も送られて来るとは思っていなかったので、後日この中からセレクトして貼ってみようかな…。


さてさて、先日YouTubeで凄い動画を見つけてしまった。ラフマニノフの曲である。かの名曲「ピアノ協奏曲第2番」の第1楽章をピアノ一台で再現し演奏したものなのだ。
…と言っても、単にピアノパートだけを弾いたのではない。オケの部分も含めて、一人で弾いているのだ。そんなことは可能なのだろうか?と、誰もがきっと思いになるだろう。下に貼った動画を是非観て確認してみてほしい。これは恐るべき再現力であるw

しかも、これを自作自演でやってみせたのは、プロの作曲家でもピアニストでもない。一介の大学生なのだ。大阪大学の「ピアノの会」というサークルの演奏会の模様なのだそうである。
音大生ではない学生が、やすやすとラフマのピアコンを弾いてみせるというだけでも凄いと思うのだけれども、編曲まで自分でやってしまったのだから、いやはや何と言うべきか…。

きっと、眠っていたラフマニノフが目を醒まして墓から蘇ってくるレベルではないだろうか、これは…と、僕は驚きと感激をもって視聴した。すると、どうであろう、まだもうひとつあったのだ。
下は、同じ人の手による、ショパンのピアノ協奏曲第1番の、同じくピアノひとり版である。電子ピアノの演奏というのが少し惜しいけれども、また素晴らしい再現力であるw

しかも、こちらは何故か楽譜の表示付き。これもまた面白い。次は、チャイコフスキーあたりをお願いしたいものだなあ…なんて思ってみたりしてw

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