夜明け前の雨、旧軽井沢に向けて出発。紅葉に染まる峠を越えていくのだ…

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最近、比較的安価なmp3プレーヤーとハイレゾイヤホンを買った。これが、実に優れものなのだけれども、そのことについての投稿は後日に回したい。先に是非載せておきたいことがあるからである。

この週末は、少し遠出をしている。つまり、このブログでは珍しく、出先からの更新である。きのうは何処へ行ったのかと言うと、軽井沢だ。しかも、その中の旧軽井沢と言われる地域の別荘地。
僕は一応の、この県出身ではあるけれども、幼少の砌から今に至るまで軽井沢へ出掛けたという記憶を持っていないのである。多分、行ったことが一度もないのであろう、と思う。どういった訳か、縁がなかったのだ。

まあ、そんな僕の、初軽井沢である。そのせいかどうか、前の夜は気分がハイになっていて、結局まんじりとして眠れず、午前3時には起床してしまった。それから、音楽を聴きながらコーヒーを飲み、4時半過ぎには出発したのだ。
前の日から続いた雨が依然残っていた。夜明けまで随分と時間があるので、辺りは真っ暗。そんな中を、ひた走る。道は随分と空いていたので、一般道(国道)だけで行こうと思った。

つまり、高速道路を利用せずとも、十分に予定の時刻に軽井沢に着くだろうと踏んだのだ。ちなみに、群馬県側から長野県へ入るときには峠を越える。例の走り屋のマンガDで有名な(?)あの碓氷峠だ。
僕の愛車「ユーロR」でここを走るのはワクワクする…と言いたいところだけれども、生憎の雨降りと落ち葉によるスリップを用心して、注意深く走った(つもりだw)。

さて、そのアップヒルの途中に眼鏡橋があった。元は鉄道橋だったらしい(僕の母から聞いた話)。少し先にある駐車場兼公衆トイレに車を停めて2〜3分ほど歩き、ニコン P900で撮影に勤しんだ。山の紅葉が綺麗だったので、それもフレームに入れてパチリ。
それが、トップの写真である。手前の紅葉の赤と、奥の薄白い空や雲の色が、実に好対照に写ってくれた。SNSのフレンドの間でも評判の良い、割とお気に入りの写真のひとつとなった。

あと他にも山の風景を少し撮った。上の写真は、歩道の下に流れる沢を撮ったもの。崖の雑木も秋の色彩を携えている。正に、色取り取りとなった。

その上の山の稜線を撮影したのが、上の写真。この辺りの景色は、特に霞みの様子が優美に感じられた。それは風の流れるまま、軽やかに万化し流転する。旅情を感じる瞬間だ。

こちらの写真は、駐車場で撮影。植え込みにもみじが植えられていたのだ。よく見ると、細く伸びた枝に雨露が赤く滴り落ちようとしている。紅葉の葉の間からは、霞を通過した白い木漏れ日が弱い。それらを一枚に収めたのである。

そのようにして、ここで少々の休憩の後、再び出発。この少し先が峠の頂だったのである。頂上には黒く大きな石碑があるだけだったようだ。僕はそこからダウンヒル。峠道は1時間弱ほど走り、旧軽井沢の目的地に到着した。さて、そこは一体…?(次回に、つづく

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一定のリズム感があり、叙情を感じさせる文体。一般的には「辛口のTVコメンテーター」ということで知られていますが、実はこのような端正な筆致の持ち主だったのです。昨年の11月に逝去した、勝谷誠彦氏の一冊。いま、僕は母に貸し出しています…。

勝谷誠彦 著『いつか旅するひとへ』
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