兵庫 義の闘い 特別号

「Meets Regional 」 関西発のライフスタイル情報誌であります。

https://www.lmagazine.jp/meets/

この雑誌の「読み物」として勝谷誠彦氏が「一家言」と言うコラムを連載中なのだが、”訳あって”4ヶ月ほどお休みしていたが今月号から再開。勝谷氏の盟友バッキーイノウエ氏の「続・百の扉、千の酒」と言うコラムなど様々な魅力ある読み物が連載されている。

そんな連載群の中、先の兵庫県知事選挙で勝谷陣営の応援に何度も駆けつけて下さった勝谷氏のこれまた盟友である小説家でありバスガイド「花房観音」さんの連載がある。「ナチュラルボーン 奇人列伝」と言うコラムである。貴姉が出会った奇人!や達人など魅力ある方々をご披露する名物コラムである。

今月号、19人目の「奇人」に勝谷誠彦氏が登場。関西周辺でしかほとんど目にしない情報誌であって、普段接しない方にも是非読んでもらいたいと思い、花房観音さんに転載させて頂きたいとお願いした所、快く了解を頂いた(創刊号からほぼ全て読んでいるので編集部には目を瞑って頂きたい(笑))。先の選挙戦に関しての記述もありますので、ここに書き写させて頂く。花房観音さんありがとうございます。

 

ナチュラルボーン奇人列伝 変人19 勝谷誠彦 花房観音

ぶつくさ言わずに、書け!

「誰……?」                                                         四月下旬の出馬会見を見て、兵庫県知事選挙に出馬表明したという事実以上に、その容貌の変わりぶりに驚いたのは私だけではないはずだ。作家・コラムニストの勝谷誠彦の戦いは、その日からはじまった。私は縁あって勝谷さんの番組に出演している間柄ではあるが、まさかの出馬とイメチェンに心底驚いた。私は現在、京都市民ではあるが、兵庫県の北部で生まれ育ち、親も親戚も兵庫県民で、兵庫県知事選挙は他人事ではない。とはいえ、遠くからそっと見守ろう思っていたが、事務所開きに行ったり、地元・豊岡の講演で一緒に登壇したり、投票日の会見場にも行ったりと、巻き込まれていった。基本的には政治的なことには関わらないと決めてはいるが、何よりも選挙戦が面白かったのだ。しかも私は去年、「好色入道」という選挙の小説を書いていて、そこに勝谷さんをモデルにした人物も登場させている。

私が「勝谷誠彦」を知ったのは、西原理恵子さんの漫画の中だ。西原さんの漫画で、「いつもニコニコ、ホモかっちゃん」として登場するキャラクターには強いインパクトがあった。とはいえ、テレビの「勝谷誠彦」のイメージは西原さんのキャラとは全く違い、過激で鋭く切り込む論客で、怖くていつも怒っていると思っている人も多い。ただ、私の知る勝谷誠彦という人は、繊細で、痛々しいほど情が深く、優しく、とても美しい文章を書く人だ。だからこそ、政治家なんて向いていないと、最初は思っていた。けれど選挙戦を眺めているうちに、段々と考えは変わってきた。勝谷誠彦の掲げた「明るく楽しい兵庫県」という言葉は、単純明快で、だけど一番大切なことだ。

常々思っているのだが、芸能人が政治家になると、どうしてあんなに人相が変わるのだろう。明るさが消え、嫌な暗さやキツさがにじみ出る。だけど、本来、政治家という、国を、都道府県を、町を、そこで生活する人達のために働く人たちが、そんな人相が悪く暗いのはおかしいのだ。勝谷さんの真っ直ぐな情熱を目の当たりにして、最初は懐疑的だったが、本気で頑張れと思うようになった。厳しい戦いなのはわかっていたし、結果的には負けてしまったけれど、それでも健闘した。何より勝谷さんを支える参謀のヨロンさんこと世論社社長・高橋茂さんとマネージャーのT-1さんは、大変だったと思うし、大人たちがそうやって全力で「負け戦」と言われている選挙戦を戦う様には感動した。また、生まれ育ち、愛憎ある故郷について改めて考えさせられる機会にもなった。

そしてこの選挙戦の中、有料メールマガジンで一日も欠かさず日々を記録した、知事選候補の生の声が本になった。『64万人の魂兵庫知事選記』(西日本出版社)、文筆家でもある候補者がリアルタイムで選挙戦を書いているので、滅茶苦茶面白い。

ただ、有料メールでうかがえる選挙後の勝谷さんの様子には、不満もある。「暇だ」とか「負け狗」とか、ぶつくさ言って酒呑むより、することはあるはずだ。時間と労力を割いて一緒に戦ってくれた人たちや、投票してくれた人たちを後悔させるなよと思う。知事選は敗れたが、だからこそ残っているのは、文章という道しかないだろう。書けよ、としか私は言葉がない。人を圧倒させる文章で、世界を書けよ、と。醜さも美しさも、この世界を知っていて、文章を書くという才も場もある稀有な人なのだから。

以上転載

 

最近では雑誌もネットで買える時代であって、これを機会に一度Meetsを購入して読んで頂ければ、勝谷さんも花房観音さんも喜んで頂けると思います。

Lマガジン社の回し者でもなんでもありませんが、転載の感謝の思いを込めて。

 

大型台風による大雨のおかげで、読書三昧引きこもりの中、楽しいトピックが入って来ました。

http://japonism.info/archives/329

「電話頭!!」の名付け親は誰でしたっけ?

韓国では我が「旭日旗」は「違法」とされている。

まさか「名付け親」が普段使いで「旭日旗」がデザインされたシャツを着ているなどとは、トンガラシで脳が真っ赤っかの気の毒な方々は思いもしないだろう。(笑)

 

 

 

 

 

 

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