New Entry Period–February ’74

All Songs from American Top 40

volume 17: New Entry Period–February ’74

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0348 Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)-Rolling Stones74.02.02 : 22,17,16,15,25,34(252/1273)

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アルバム「山羊の頭のスープ」からの第2弾シングルである。典型的なストーンズ・タイプのストレート・ロックで、暴力的なボーカルラインが印象的。初登場が22位と高かっただけに、せめてTOP10はクリアしてほしかった。

0349 Sexy Mama-Moments
74.02.02 : 36,32,24,20,19,18,17,25,31(337/337)
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70年に「Love on a Two-way Street」の大ヒットを放ったグループで、独特のしっとりとした雰囲気のコーラスが印象的。この曲は、David EssexのRock Onにもつながるような「静かなセクシーさ」を持っている。その後、Ray,Goodman & Brownとして再生、80年に「Special Lady」の大ヒットを放つ。

0350 Dark Lady-Cher
74.02.02 : 40,31,21,16,9,6,3,1,5,7,15,26(821/2023)
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邦題「悲しき恋占い」。前作よりもさらにエキゾチックな曲の展開を見せている。私の好みではないが、全米でNo.1になった。

0351 Seasons in the Sun-Terry Jacks
74.02.09 : 27,12,2,1,1,1,2,3,4,8,14,24,28,32,38(1367/1367)
「追憶」に並んで74年を代表する1曲である。この曲が入ってきたときは、とにかくすごい前評判で、1位も当然の感が強かった。Terry Jacksは奥さんとPoppy Familyとして活躍していたが73年に離婚とともにグループも解散、この曲がソロ第一段となった。さて、この「そよ風のバラード」だがとにかくテーマが暗く、切実である。若くして死んでいく「僕」が、家族や恋人に最後の別れの言葉を綴っていくという内容で、一つ一つの言葉の選び方が涙を誘った。原作は61年のジャック・ブレル作。

0352 Can This Be Real-Natural Four
74.02.09 : 35,31,31,35(112/112)
Top40ヒットはこれだけ、Top100でもあと1曲だけという本当のコレクターズ・アイテム。こうしたソウル・コーラスものが90年代に形をかえて大流行していくとはわからないものである。

0353 I Shall Sing-Garfunkel
74.02.09 : 38(23/519)
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アルバム「天使の歌声」の中でもっともアップテンポな曲で、これをシングルにしたことにはおおいに疑問が残る。やはり、ここは素直に「ひとりぼっちのメリー」でいくべきではなかっただろうか。

0354 I Like to Live the Love-B. B. King
74.02.09 : 39,38,35,29,28,32(165/211)
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B.B.Kingにしては非常にポップに仕上がったシングルで、そこそこのヒットに結び付いた。それにしても驚くべきなのは、HOT100入りしたシングルの数で74年まででなんと34曲を数えている。そのうちTOP40に届いたのは6曲だけだが、どう考えてもシングル向きのアーティストではないのにこれだけのシングルをカットし続けた姿勢には疑問がいっぱいである。

0355 Come and Get Your Love-Redbone
74.02.09 : 40,35,32,24,17,13,11,8,6,5,5,7,14,16,25,29,29,34(884/884)
95年、Real McCoyによってリメイクされたので、現在でも有名になった。しかし、この原曲の方がゆったり、ほのぼのととして数倍、飽きがこない作品に仕上がっている。Redboneはインディアンのグループ。

0356 Mockingbird-Carly Simon & James Taylor
74.02.16 : 30,21,13,8,6,5,6,9,10,18,26,33,37(688/688)
ソウルを感じる掛け合いが見事なデュエット曲として大ヒットした。およそJames Taylorのイメージではないのだが、幸せそうなので、これはこれでいいのではないかと…

0357 Eres Tu (Touch the Wind)-Mocedades
74.02.16 : 34,22,18,13,11,9,9,14,18,30,39(513/513)
あのユーロビジョン・コンテストの優勝曲ということでスペイン語ながら全米でTOP10にはいる大ヒットとなった。青空を思わせるさわやかさが印象的な曲である。

0358 My Sweet Lady-Cliff DeYoung
74.02.16 : 36,30,22,22,18,17,24,36(290/290)
後年(77年)、落ち目になってきた作者、John Denver自身のカバー・バージョンもTOP40入りした佳曲である。TVの主題歌ということもあり、結構話題になった。

0359 Trying to Hold on to My Woman-Lamont Dozier
74.02.16 : 37,29,23,19,16,15,15,21,34(359/359)
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邦題「俺の女」(いやあ…)。言うまでもなく売れっこソングライターチームHoland-Dozier-HolandのDozierである。この曲は、スローなソウルバラードで地味な作品の割にここまで上昇したのは驚き。

0360 Sunshine on My Shoulder-John Denver
74.02.16 : 39,24,17,10,4,3,1,3,6,7,14,20,27(937/1525)
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74年はJohn Denverの年といっても過言でないほど充実した活躍をしていた。情景描写だけで心の洗われるような世界を表現できた彼の作品は、74年という時代の挫折感ともあいまって多くの人に支持された。邦題「太陽を背に受けて」を湯川さんが「太陽に背を向けて」と紹介したため次週クレームが殺到、「でも背を向けなければ太陽を背に受けられないわけだし..」と苦しい言い訳をTOP40でしていたのが懐かしく思い出される。中学校の英語の教科書向けの曲といえる。「世界のおいしい水」のCMに使われたら再ヒットの可能性あり。

0361 Last Kiss-Wednesday
74.02.16 : 40,38,34,38(94/94)
64年2位まで上昇したJ.Frank Wilsonのリメイク。オリジナルの方もつられてHOT100にリエントリーした。最高位が低い割には印象的な曲で、サビの口ずさみやすさはピカイチ。

0362 Jet-Paul McCartney & Wings
74.02.23 : 27,20,14,10,8,7,11,14,27,38(505/3710)
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日本でも大ヒットした、きわめて印象的なフレーズを持ったロックナンバー。「Helen Wheels」「Junior’s Farm」と並んで、このころのPaulの音の傾向を良く示している。

0363 There Won’t Be Anymore-Charlie Rich
74.02.23 : 36,28,26,23,19,18,23,33(287/1922)
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「朝焼けの少女」の余勢を買って、昔契約していたRCAが出したシングル。この曲こそ本当に地味で、ある種のブームになっていたからこそのヒットといえる。

0364 Mighty Love,Part 1-Spinners
74.02.23 : 37,30,24,21,20,21,26,32(278/2164)
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やや大作指向の曲で、Spinnersらしさという点では疑問が残る。

0365 Energy Crisis ’74-Dickie Goodman
74.02.23 : 40,33,35,35(101/101)
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でましたDickie Goodman。この時点ですでにコミックレコード歴14年以上というから石の上にも10年、これが初のTOP40ヒットとなった。ヒット曲の一部をつなげてお笑いにする「欽ちゃんもの」の元祖的な人である。(まあ、このあとの「Mr.Jaws」がバカ受けしたため、雰囲気はわかると思うが)そういえばコミックレコードがチャートから消えて久しい。

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