New Entry Period–October ’77

All Songs from American Top 40

volume 61: New Entry Period–October ’77

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

1232 It’s Ecstacy When You Lay Down-Barry White77.10.01 : 26,19,14,11,8,6,4,4,9,14,24,34(701/4270)

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Barry Whiteの一連のヒットの中でもとりわけ「しまりのなさ」を感じさせる曲で、当然のように大ヒットになった。はまる。

1233 Dusic-Brick
77.10.01 : 40,35,31,28,25,21,19,19,18,34(347/1279)
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前作「Dazz」とここまで似た曲を第2弾シングルとしてもってくるか、という賛否両論にわいた曲である。

1234 How Deep Is Your Love-Bee Gees
77.10.08 : 34,24,20,15,11,9,6,3,3,3,2,1,*,1,2,2,7,7,10,10,10,10,15,35,33,32(2150/6983)
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この曲のTop10在籍週数は、この時点でのHOT100の記録である。落ちてからの踏みとどまり方は、まさに、「記録にしてやろう」という温情がなければなかったと思えるほどである。やはり、その後のディスコ作品の連打の中でこの曲の「本来的Bee Gees」の良さが際立ったからかもしれない。いうまでもなく70年代のヒットチャート史に燦然と輝く「Bee Gees時代」の幕開けを飾る「愛はきらめきの中に」である。

1235 Do You Wanna Get Funky with Me-Peter Brown
77.10.08 : 37,33,29,23,19,18,18,34(285/285)
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ソフィスティケートされたファンクサウンドといえばすぐRick Jamesなどが浮かんでくるが、Peter Brownもなかなか時代を作っていたように思える。こうした「プロデュースもの」はアメリカではすでに20年前から商売になっていたわけである。

1236 We Just Disagree-Dave Mason
77.10.08 : 38,34,30,26,22,20,17,12,12,33(389/389)
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イギリス出身のシンガーソングライターで、Traffic時代も含めて、長いキャリアの割にこの曲が意外にも初めてのTop40ヒットである。その昔の「Alone Together」や「Baby Please」は残念ながらアメリカではHOT100にも入っていない。Traffic時代にはSteve Winwoodとの不仲が取りざたされるなど、そうした話題が多い人である。

1237 Blue Bayou-Linda Ronstadt
77.10.08 : 40,36,32,21,16,11,9,8,5,4,3,3,*,3,13,26(1021/3825)
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Lindaの魅力が遺憾なく発揮されている曲で、(誤解を恐れずにいえば)フェロモンの発散を感じる。なお、この曲がLindaの唯一のミリオン・セラーである。77年を代表する曲の一つといっていいだろう。

1238 We Are All Alone-Rita Coolidge
77.10.15 : 32,26,17,13,10,8,7,7,7,7,16,*,35(690/1767)
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邦題が当初「みんなひとりぼっち」だったが、これがとんでもない誤訳で、言うまでもなく「ふたりきり」なので、これはたしか途中で差し替えられたはずである。その昔「I Think We’re all Alone Now」という名曲があり、このフレーズは有名だったはずだが。というわけで、Boz Scaggsの名曲をていねいに歌って大ヒットになった。

1239 Baby What a Big Surprise-Chicago
77.10.15 : 35,17,11,9,7,5,5,4,9,12,25(682/5758)
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邦題は「朝焼けの二人」だったかな。よく覚えていないのだが、ともあれ、Peter Ceteraのバラード路線がChicagoの生きる道であることをレコード会社に再認識させた曲である。しょせん私は、昔の音の方が数倍も好きだったため、肯定的なコメントになりにくいのだが、バラードとしてのできは確かに悪くない。それにしてもアーティストの意向というのはレコード会社との力関係の中ではどの程度の位置を占めるのだろうか。

1240 I Just Want to Make Love to You-Foghat
77.10.15 : 37,33,33(80/564)
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72年にいったんシングルカットして83位まで上がった曲のライブ・バージョンである。意外なほど根強い人気を持ったグループであったことがわかる。

1241 Send in the Clowns-Judy Collins
77.10.15 : 40,36,30,25,23,21,19,19(279/480)
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突然の再ヒット、といっても75年にチャートに入ったときは不当に低いランクだったため、まずはめでたし、というところなのだが、再ヒットの理由が記憶にないのが気持ち悪いので、誰か教えてください。

1242 Daybreak-Barry Manilow
77.10.22 : 37,31,28,24,23(162/5386)
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ステージ映えのする曲で、70年代のアメリカを代表するエンターテイナーの面目躍如といったところ。もう少し上まで上がっていたと思っていたが、意外なほどの不発ぶりである。

1243 Changes in Lattitude, Changes in Attitude-Jimmy Buffett
77.10.22 : 38,38,37(70/925)
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ちょっとタイトルにこりすぎの傾向があるが、残念ながら不発に終わってしまった。まあ、アーティスト・パワーからすれば妥当なところか。

1244 My Fair Share-Seals & Crofts
77.10.22 : 39,36,33,29,28(140/2868)
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音自体は強く70年代前半の雰囲気を残していたが、そのため、非常に地味に響いてしまう。映画のサントラということもあり、かろうじてTop40に入ったというところではないだろうか。

1245 Do Your Dance-Rose Royce
77.10.22 : 40,39(43/1633)
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この曲もNorman Whitfieldによるものだが、この頃にはすでに新鮮さの大半は消えてしまっていた感があった。

1246 Isn’t It Time-Babys
77.10.29 : 32,26,25,22,20,18,16,14,13,*,32(445/445)
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John Waiteのヴォーカルの魅力と、ややノスタルジックなアレンジの良さによるところの大きい曲であり、存在感の大きなヒットにつながった。

1247 It’s So Easy-Linda Ronstadt
77.10.29 : 34,29,22,16,10,9,5,5,5,*,15,30(652/4477)
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この月2度目の登場、ということで、非常に珍しいケースになったが、こちらはその後の「Mad Love」につながるたいへんテンポのいいロックで、Lindaの魅力の多様さを証明している。

1248 I Go Crazy-Paul Davis
77.10.29 : 37,34,31,29,28,25,25,23,23,*,21,21,19,18,16,14,12,11,9,8,7,7,7,28,35(1134/1469)
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82年にSoft Cellの「Tainted Love」に抜き去られるまで、この曲の40週HOT100在籍というのはBillboard記録だった。チャートアクションをみても以下にこの曲の良さがジリジリと大ヒットに押し上げていったかよくわかるであろう。
ところが日本ではこの曲は、「なんとなく、クリスタル」のテーマ曲として、大ヒットを遂げてしまうのである。チャートファンにとって、これは非常に不幸な巡り合わせだった。というより、このころから全米Top40自体がファッションに組み込まれていき、ひとつの時代が終わりへと向かうのである。

1249 You Make Lovin’ Fun-Fleetwood Mac
77.10.29 : 40,30,17,15,13,11,10,9,21(437/4085)
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Fleetwood Macらしい、楽しいポップミュージックの中にややシリアスなテーマを嫌みなく感じさせてくれる曲である。

1250 Come Sail Away-Styx
77.10.29 : 35,32,26,25,23,21,18,16,14,*,11,9,9,8,18(715/1446)
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ビッグネームになるに従って評判がおちてきた感の強いグループだが、この曲はDennis DeYoungの曲作りのうまさが際だった良い曲である。まだまだ日本では全くの無名の存在ではあったが。

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