New Entry Period–August ’81

All Songs from American Top 40

volume 107: New Entry Period–August ’81

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

2095 Who’s Crying Now-Journey81.08.01 : 30,22,13,11,10,7,7,6,6,4,4,8,12,25(886/1755)

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Journeyにとって、大きな転機となった曲である。日本でもこの曲でJourneyがメジャーになった感が強い。実際、サビの部分に繰り返しの快感があり、いい曲だと思う。センチメンタルな展開は女の子も大喜びだった。でも人はそれを「産業ロック」と呼ぶことになる。もちろんかなりの批判性をこめて、である。

2096 Fire and Ice-Pat Benatar
81.08.01 : 31,26,24,22,19,17,17,30,37(336/1936)
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大げさなアレンジに対して評価が別れるところであろう。80年代らしい音といえばいいのだろうが、個人的には残念ながら違和感が残った。

2097 Don’t Give It Up-Robbie Patton
81.08.01 : 34,32,28,26,26,35(185/185)
Fleetwood Macのツアーに79年同行し、その関係からこの曲もChristine McVieがプロデュースに加わっている。この曲のあと、83年に今度はStevie Nicksをバック・ヴォーカルに迎えた「Smiling Islands」という曲を52位まで送り込んでいるが、ソロとしてチャートインしたのはこの2曲だけである。

2098 Love on a Two Way Street-Stacy Lattisaw
81.08.01 : 36,34,31,29,28,26,26(217/536)
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最高位以上に印象的で好感を持っている。原曲は70年最高位3位のMomentsのバージョンで、言うまでもないほどの名曲だった。ただ、ティーンでデビューした実力派のシンガーの場合、2作目か3作目にカバーを持ってくる方針はどうかと思う、

2099 Don’t Want to Wait Anymore-Tubes
81.08.01 : 37,35,35(76/76)
映画「Xanadu」でデビューしたサンフランシスコのグループで、この曲が初のTop40ヒットとなる。83年、「She’s a Beauty」が10位を記録したのにはおどろかされた。グループ名からするとBritish系だと勘違いしてしまうところ。

2100 Stop Draggin’ My Heart Around-Stevie Nicks with Tom Petty & the Heartbreakers
81.08.01 : 38,25,21,6,4,3,3,3,3,3,3,7,7,24,32(1074/1074)
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なんと3位6週間。こうしたチャート上の興味が尽きない曲であるが、曲自体ももちろんある意味での正当なロック心があるいい曲である。Stevie Nicksはしっとりとしたバラードの良さと、こうしたハードな作品での存在感のバランスが良い。

2101 Really Wanna Know You-Gary Wright
81.08.01 : 39,29,23,21,18,16,16,24,36,39(362/2412)
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名曲「Love is Alive」以来5年ぶりのTop40登場である。キーボードを中心としたスペーシーな味付けは十分残っているが、曲自体の印象は当時よりも軽く、いい意味では肩の力が抜けた感じがする。

2102 You’re My Girl-Franke & the Knockouts
81.08.01 : 40,36,29,27,27(146/778)
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この曲もヴォーカルが印象的で、サビの部分にはかなりインパクトがあった。カラオケ向けの曲だといえよう。

2103 Everlasting Love-Rex Smith & Rachel Sweet
81.08.08 : 37,34,32,32(109/109)
この曲はやはりCarl Carltonの方が印象に深いものがある。原曲は67年、Robert Knightという人の作品で最高位は13位を記録していた。もともとの曲の良さがなによりだったとは思うが、それを発掘していくアメリカのアーティストの着眼力も見事である。

2104 Step by Step-Eddie Rabbitt
81.08.08 : 38,27,23,16,12,10,9,8,7,6,5,5,10,22,35(836/3464)
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まあ、何を出しても日本では絶対に売れないアーティストだとは思うが、この曲もTop40を聞いていなければ絶対に知ることが出来なかった曲である。聞いたあとにすがすがしさが残る名曲と言わせていただきたい。

2105 Hold on Tight-Electric Light Orchestra
81.08.08 : 39,33,28,21,18,14,12,11,10,10,13,28,33(584/6469)
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非常にELOらしい曲で、いやはやよくぞ続けて同じタイプの曲を、とも思ってしまうが、この安定感、安心感が彼らの人気を支えてきたのであろう。Top40ヒットとなると79年「Don’t Bring Me Down」以来2年ぶりである。

2106 That Old Song-Ray Parker Jr. & Raydio
81.08.08 : 40,36,25,23,21,21(200/2575)
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アルバムの中では比較的癖のないおとなしいナンバーであり、当時の音楽シーンにマッチしてそこそこのヒットになった。私としてはお祭り路線の方が好きなのだが。

2107 The Beach Boys Medley-Beach Boys
81.08.15 : 37,30,24,19,18,14,13,12,12,34,39(457/1313)
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この企画には一瞬、目が点になってしまった。なにも自分たちでこんなものをせんでもいいだろうに。これが結構あたってしまったところがまた恐ろしい。でも、聞いてみると意外なほど違和感がなかったりするのがさすがである。サークルでも流行りましたねえ。この手のメドレーの自作テープが。それこそ「どこを聞いても一緒のELOメドレー」とか。

2108 The Voice-Moody Blues
81.08.15 : 39,31,25,22,22,18,16,15,15,30,36(422/1915)
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Justin Haywardの説得力のあるヴォーカルが全面にわたって聴ける名曲で、80年代では86年の「Your Wildest Dreams」と並ぶ彼らの代表作と言っていいであろう。「失われたロマンを求めて」は健在だった。そのことをまず素直に評価したい。

2109 Breaking Away-Balance
81.08.15 : 40,36,33,30,27,23,22,22,32(284/284)
New York出身の3人組のバンドで、当時期待された割には、あっさりと埋もれてしまった感が強い。産業ロック系のとらえられ方をしたのが災いか。

2110 I could Never Miss You-Lulu
81.08.22 : 34,30,25,24,22,21,19,18,18,32(375/375)
Lulu、12年ぶりのTop40ヒットである。HOT100でも70年以来の登場と言うことで、ずいぶん話題になった。もちろんLuluと言えば67年「To Sir with Love」、邦題「いつも心に太陽を」が突出した大ヒットで、5週も1位を記録している。この曲は、Top40のスペシャルプログラムで少なくても3回はオンエアされているので、覚えているファンも多いだろう。1948年生まれということで、意外に若かったのね。実は68年当時はアイドルだったりして。

2111 For Your Eyes Only-Sheena Easton
81.08.22 : 35,29,23,23,19,14,11,5,4,4,4,4,16,33(810/2310)
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007の同名映画のタイトルチューンである。これが彼女にとっては手を出してはいけなかった曲で、この曲のあと、およそ2年ほどスランプに陥ってしまうのである。安易なバラードでのヒットは怖い、ということを示した曲だとも言えるだろう。

2112 Arthur’s Theme-Christopher Cross
81.08.29 : 31,24,9,7,7,2,2,1,1,1,3,9,9,9,17,31,36(1518/4411)
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この曲も「売れてアタリマエ」路線なのだが、前述のSheena Eastonと同じく安易なバラードでの大ヒットによるアーティストのパワー低下の典型パターンになってしまっている。曲はもちろん悪くはない、のだが、彼にこんなものをやってほしくはなかった、というのも正直な感想である。スケール、小さいぞ。

2113 In Your Letter-REO Speedwagon
81.08.29 : 34,28,25,21,20,20,31(250/2552)
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この曲は本来アメリカではシングルカットの予定はなかったのだが、日本でデビュー・シングルとしてこの曲をカットし、しかも(B面が「Keep on Loving You」であったことの影響は定かではないのだが)、そこそこヒットしたことを受けてシングルカットした。同一アルバムからの4枚目のシングルは当時のロックグループとしては例外的なことだった。というより、この曲などは完全にポップスそのものであり、ヒット性も高かったと言えよう。邦題はご存じ「涙のレター」。

2114 Start Me Up-Rolling Stones
81.08.29 : 35,29,19,11,10,9,7,3,3,2,2,2,4,7,10,28,31,39(1233/6171)
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Windows95の発表にあたってマイクロソフトのCMに起用されたため、日本でも有名な曲になった。アップルがカラー版iMacのプロモーションにあたって、同じストーンズの「She’s a Rainbow」を使用したのは半分冗談かと思ったほどである。ともあれ、まっとうなストレート・ロックでの勝負、しかも大ヒットに結びつけるあたりが素晴らしい。

2115 Draw of the Cards-Kim Carnes
81.08.29 : 36,32,30,28,28,34(178/3364)
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前作よりもさらにあやしげな曲展開だが、さすがにマニア度が過ぎてしまったのか。それにしてもデュエットで聴くのと、えらい違いですなあ。

2116 You could Take My Heart Away-Silver Condor
81.08.29 : 39,37,33,32(103/103)
4人組ロックバンド。HOT100にランクされたシングルはこの曲のみ。4週もいたわりには印象が薄い。一瞬Silver Convention系の人たちかと思ってしまったほどである。

2117 Nicole-Point Blank
81.08.29 : 40,39(43/43)
テキサス出身の6人組ロックバンドということなのだが、これこそまるで記憶にない。

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