青学の5連覇が風前の灯であるのは慢心であると指摘することは容易いが、78年前の映画がこれほど痛快であると思ってもみなかった 『群衆』(Meet John Doe)1941年

相変わらず、タイトルの件名の文章のつながりのなさ=日本語能力の欠如=論理展開の稚拙さ、は我ながら激しく唾棄せざるをえぬが、そのくらい高揚している就寝前である。

まずは箱根駅伝の青学の惨状について。たかが4連覇程度で慢心していては将棋の王座位を19連覇した羽生善治に嘲笑されても仕方がない。監督の原晋はテレビに出すぎだし、自画自賛の本を出したり調子に乗りすぎだと言われても仕方がなかろう。3区でトップを奪還し、いけるかと思った矢先の4区5区の大失速。4区(20・9キロ)岩見秀哉の区間15位は話にならないレベルだし、新たな山の神と称していた竹石尚人も山上りの5区(20・8キロ)でペースが上がらず、結果往路5分30秒差の6位。ここからひっくり返せば大したものだが、中継車の風除けもない単独スタートは絶望的に厳しい。

特に気になったのは5区竹石尚人の表情のなさだ。苦しげでもない、悔しそうでもない、あの覇気のない表情は何かチーム内で起こっているのではないだろうか、と邪推する。

ものを知らないというのは恐ろしいものである。『群衆』がこれほど面白い映画であるとは思わなかった。西部劇のイメージしか持っていなかったゲーリー・クーパーのコメディなのかシリアス劇なのかごたまぜのような2時間。この手の映画には必須のいい女のバーバラ・スタンウィックの連射砲のような台詞はリスニングのいい教材になりそうだよ、TOEICには絶対出そうにない会話だけど。強力な裏の権力相手に勝ったに等しいラストシーンには思わず安堵した。油がのりきった時期のキャプラがさぞかし楽しんで撮ったんじゃないかと思えるような一作。いいものを観ることができてゴキゲンである。

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