私のアルメニア覚え書き (原人舎) 単行本(ソフトカバー) – 2005/8 大場 秀章(著)

外務省の海外渡航情報では大抵レベル1(十分注意してください)以上、ところによってはレベル3(渡航は止めてください[渡航中止勧告])であるカフカス地方に興味を持ってもう20年以上になる。もちろん一度も行ったことはない。しかし、黒海とカスピ海に挟まれた山がちで狭隘な(それでも約44万km²あって日本の国土よりは広い)土地にあれだけの民族と言語と宗教と国が複雑に入り組み合い争いながら人々が生きている、というのは罪作りなスターリンの人種隔離政策の賜物とはいえ、下手なフィクションよりもよほどよほどよほど面白い。

そんなカフカス地方についての書物はあまり多くない。紀行文なども非常に少ないと思う。「私のアルメニア覚え書き」はそうした数少ない日本語で書かれた書物の一つである。隣国トルコについて書かれたものでは、現在までのところ小島剛一氏の「トルコのもう一つの顔」「漂流するトルコ・続トルコのもう一つの顔」がダントツな存在なのだが、もっとこのアジアとヨーロッパにまたがる国々について書かれたものを読みたいと思っている。今の勤めを続けながら、これ以上の本を読み続けるのは難しいんだがね。寝なきゃいかんし(苦笑)

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