結局、安倍はトランプの使いのつもりでいい気になって何しにイランまで行ったのかというと、日本のタンカーへの砲弾攻撃を受けて世界の緊張を高めただけ、ついでにトランプからの親書も受け取ってもらえず尻の下に隠したことがバレバレ

エミン ユルマズ氏が言うとおり、イランはまがりなりにも日本の総理大臣が訪問中に日本の会社の船を攻撃するほど阿呆ではないと思っているのだが、よくわからない。

USAはイラン革命防衛隊が不発のリムペットマインをタンカーから取り外している映像を公開した。それがイラン関与の証拠だと断じている。Wikipediaによると「リムペットマイン」とは水雷のうち、船底に磁力などで吸着・密着させ、時限ないしは遠隔操作によって爆発させるタイプのものをいうそうだ。吸着する爆弾やな。不発のものが船体に吸着したままであればそれを見てどこの国のものか分かるので、イラン革命防衛隊は慌ててリムペットマインを取り外しているというのがUSAの主張。これはホルムズ海峡を発端に大戦争になる可能性もなくはない。結果的に引き鉄をひいたのは安倍ってことになりはせぬか。

さて、貿易戦争の真っ最中だが、どうやらUSAは今までのような唯一の超大国の地位を、自ら明け渡そうとしている気がしないでもない。
米中対立、経済力での米国の「圧倒的優位」は本当なのか

日本はどこまでもUSAの犬に成り下がっているので、トランプに頼まれたらほいほい屋根に上っちゃう。そうしたあげくに梯子外しだ。
Donald J. Trump @realDonaldTrump While I very much appreciate P.M. Abe going to Iran to meet with Ayatollah Ali Khamenei, I personally feel that it is too soon to even think about making a deal. They are not ready, and neither are we!

世界で孤立しつつあるUSAに追従するしかない日本も孤立せざるを得ないんじゃないかな。トランプ&安倍よりもハメネイ師のほうがよほど論理構成が正確だ。少し長くなるが以下のリンク先に詳しい会談での発言が出ている。
安倍首相のイラン訪問 緊張緩和の仲介とは程遠い中身と日本側の甘い評価

以下、赤字はハメネイ師の発言部分で臺灣貓老公の強調

首相官邸サイト
イランの最高指導者である、ハメネイ師と直接お目にかかり、平和への信念を伺うことができました。これは、この地域の平和と安定の確保に向けた大きな前進であると評価しています。またハメネイ師からは、核兵器を製造も、保有も、使用もしない、その意図はない、するべきではないとの発言がありました。
ハメネイ師の公式Webサイト
会談の中で安倍首相はハメネイ師に「私はあなたに米国大統領のメッセージを渡します」というと、同師は「私は日本が誠実で善意に基づいていることに疑いはありません。しかしながら、あなたが米国大統領について言ったことについては、私はトランプを私がメッセージを交換するに値する人間と考えていませんし、私からはいかなる返事もありませんし、将来においても彼に返答するつもりはありません」と答えた。安倍首相が米国はイランが核兵器を製造することを阻止するつもりであると語ったことに対して、ハメネイ師は「私たちは核兵器に反対しています。私のファトワ(宗教見解)は、核兵器の製造を禁じています。しかし、私たちが核兵器を製造しようと考えれば、米国は何もできませんし、米国が認めなくてもそれが(製造することの)障害にあることがないことは、あなたも知るべきです」と語った。さらに安倍首相が「トランプ大統領はイランの体制転覆を考えているわけではありません」と語ったのに対して、ハメネイ師は「我々と米国との問題は米国がイランの体制転覆を意図しているかどうかではありません。なぜなら、もし、米国がそれ(イランの体制転覆)をしようとしても、彼らには達成することはできないからです。米国の歴代の大統領たちは40年間にわたってイスラム共和国を破壊しようとしてきましたが、失敗しました。トランプがイランの体制転覆を目指していないと言っているのは、嘘です。もし、彼がそうできるなら、するでしょう。しかし、彼にはそれができないのです」と述べた。また安倍首相が米国は核問題でイランと協議することを求めている、と語ったのに対して、ハメネイ師は「イランは米国や欧州諸国との六か国協議を5年から6年行って、合意に達しました。しかし、米国は合意を無視し、破棄しました。どのような常識感覚があれば、米国が合意したことを投げ捨てておきながら、再度、交渉をするというのでしょうか? 私たちの問題は、米国と交渉することでは決して解決しません。どんな国も圧力の下での交渉は受け入れらないでしょう」と反論した。

安倍首相がトランプ大統領の言葉として「米国との交渉はイランの発展につながる」と語ったのに対して、ハメネイ師は「米国と交渉しなくても、制裁を受けていても、私たちは発展してきます」と答えた。

首相官邸サイトからの情報の貧弱で不正確なこと。意図的に成功裡に終わったようにミスリードさせている。発言を切り取って失言を作っているのと同じことをやらかしている。ロウハニ師の発言は全て、原稿を読むしか能のない馬鹿日本総理とかつらの馬鹿USAプレジデントへの強烈なカウンターになっている。おい、中国だけじゃなくて、厄介なのと面倒なことになったな。日本はドサクサにまぎれて、中露韓に領土を奪われないようにするこった。侵略行為があれば反撃して北方領土も竹島も押さえるべし。

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