第32期竜王戦七番勝負第3局第1日 持ち時間を大幅に費やしても封じ手番を決して渡さない豊島名人

実は将棋の七番勝負はここのところ全て第3局の勝者がシリーズを制している。連敗スタートであっても、だ。豊島名人も王位戦で痛い目にあっているので、ここで勝って一気に追い詰めたいところだ。

角交換拒否か?と思わせておいて結局手損なしノーマル角換わり、美しい矢倉模様になった。形勢はほぼ互角。じっくり読むにはいいタイミングであるのだろう。先手は金銀4枚に強力な馬までついた超堅陣、しかし、歩切れで1筋からの入玉阻止も必要である。いい将棋をみせて欲しいが勝つと負けるとでは全く違う。負けない将棋を指し続けることが大事なんだと思う。

神戸ポートピアホテルは品川インターシティA棟にそっくりである。両対局者の昼食「特上にぎり」「神戸牛もも肉ステーキ重」午後のおやつ「アップルパイ」は美味しそうだ。

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