ロシア勢の猛攻勢の中、世界で対抗できそうなのは紀平梨花のみ、しかし、その道は険しい フィギュアスケートGPシリーズ第6戦・NHK杯

紀平梨花がシニアデビューし、鮮烈な初優勝を飾ったのが1年前のNHK杯だった。

今年のGPシリーズで女子フィギュアスケートの話をする気にならないのは、3人で6戦全て奪い去ったロシア勢の超新星たちのせいである。あのザギトワですら霞んでしまう勢いだ。現に4回転娘が2名と今日優勝の16歳にして華麗かつ妖艶なコストルナヤらを前に紀平梨花はまだ実戦で披露していない4回転一発のみで対抗できるだろうか。こうなると何が何でも4回転を完成させて飛ばざるをえない、しかも複数回。仮に今日の構成でミスなし、かつ、4回転飛んでも表彰台は確実ではない。

第1戦スケート米国 1位アンナ・シェルバコワ(おそロシア)
第2戦スケート加国 1位アレクサンドラ・トルソワ(おそロシア)
第3戦仏蘭西杯 1位アリョーナ・コストルナヤ(おそロシア)
第4戦支那畜杯 1位アンナ・シェルバコワ(おそロシア)
第5戦ロシア杯 1位アレクサンドラ・トルソワ(おそロシア)
第6戦NHK杯 1位アリョーナ・コストルナヤ(おそロシア)

なに、このロシア無双状態は。紀平梨花ですら2位が2回でGPファイナルは4番手の出場。わずか1年で猛烈な時代になった。紀平があのほぼ完璧なジャンプ&演技のトータル230越えでもまったく歯が立たないとは。

NHK杯の結果は下の表。ザギトワの美貌はダントツだと思うが、フィギュアスケートでは若い勢力に敵わないのが現状である。ロシアの作戦は、一人の選手が長くメダルを狙うのではなく、若くて強いスケーターを大量に育成・排出して確実にメダルを独占することだ。一部の噂ではロシアの国内戦のほうが世界大会よりレベルが高いという。ザギトワは世に出たタイミングがよかったのかもしれない。もう少し遅く産まれてたら五輪国内選考にも入れなかった可能性すらある。勝手な想像だが「ザギトワが気の毒だから俺がもらってやる、当然マサルも引き取る」と思う若者もいるのではないか。

順位 選手 得点 SP フリー
アリョーナ・コストルナヤ(16=ロシア) 240.00 85.04 154.96
紀平梨花(17=関大KFSC) 231.84 79.89 151.95
アリーナ・ザギトワ(17=ロシア) 217.99 66.84 151.15
横井ゆは菜(19=中京大) 189.54 62.67 126.87
山下真瑚(16=愛知・中京大中京高) 189.25 65.70 123.55
ソフィア・サモドロワ(17=ロシア) 183.27 63.85 119.42
イム・ウンス(16=韓国) 172.47 65.28 107.19
スター・アンドリュース(18=米国) 166.72 58.92 107.80
カレン・チェン(20=米国) 165.70 67.21 98.49
10 カイラニ・クレイン(21=オーストラリア) 165.46 55.82 109.64
11 マエ・ベレニス・メイテ(25=フランス) 159.98 49.77 110.21
12 メーガン・ウエッセンベルク(21=米国) 131.73 44.78 86.95

回転ミスもあったようだが、コストルナヤの演技のほうが紀平のそれよりも美しく見えた。東ドイツ出身の女王カタリナ・ヴィット(サラエボ・カルガリー五輪・女子シングル2大会連続金メダル)を思い出すよ。

GPファイナル進出者

1位 シェルバコワ[4回転娘①](おそロシア)
1位 トルソワ[4回転娘②](おそロシア)
1位 コストルナヤ[今日優勝した人](おそロシア)
4位 紀平梨花(日本)
5位 ザギトワ(おそロシア)
6位 テネル(米国)

宮原知子はテネルとGPポイントでは並んでいたが、合計スコアでテネルを下回り5年連続の出場はならず。あ、男子は普通に羽生結弦が優勝。フリーで200点いかないようではネイサン・チェンに屈する公算大。

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