寺山修司「毛皮のマリー」を〈声に出して〉読む 【読書会】

今夜は、地元で「はじめて触れる戯曲」ワークショップ。読書会の延長で昨春から行っている、古今東西の戯曲を声に出して読み合う、という内容。

本日は、寺山修司「毛皮のマリー」(角川文庫版)。
参加者のほぼ全員が初読ということもあってか、退廃的かつ背徳的かつアバンギャルドな作品世界にドギマギしていた感じがあったけれど、読み合ううちに感情がゆっくりとほぐれていき、みなさん声がでるようになってきていた。

いわゆる〈男娼〉の世界の話ではあるが、みな一様に「じっさいの舞台でやってみたい」という大胆な声が多かった。
意外だったなあ。

そのなかで、参加者からは「この戯曲をこのまま演じて、現代のようなLGBTが『広辞苑』にも載るような時代に、はたして当時のようなインパクトはあるのか」といった疑問も提示されて、なるほどと思った次第。

それでも、やっぱり〈青春時代〉には一度はドギマギする、寺山戯曲。参加者の余韻も強かったようだった。

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