バックミラーを盗まれる

昨日(土曜日)の夕方、北公園に行くために犬を連れて家の前に駐車してある車のところに行ったら、左側(右側通行、左ハンドルなので、運転席側である)のバックミラーがなかった。壊されて破片が残っているわけではなくて、綺麗にミラーだけはずされて、後に残った部分には傷もついていない。

またやられたかと思った。少し前には、やはり左側のバックミラーのカバーの部分だけ盗まれた。そのまえには、ワイパーをはずされて、持っていかれた。要するに、駐車してある車から修理に使う部品を持っていくわけである。私の車はオーペルのコルサというモデルで、非常に普及しているから、部品の需要も多いのだろう。

北公園までは十分足らずの道なので、ミラーなしでもなんとか行けるかと思って、そのまま犬を乗せて出発したが、運転していて怖くてたまらない。普段は意識していないのだが、いつも自分の左側を確認しながら走るのが習慣になっていて、左後ろが見えないと、前に進むのも怖い。

別に事故も起こさずに北公園への往復はできたが、今朝すぐにミラーを買いに出かけた。日曜で、車の部品の専門店のようなところは、当然みな閉まっている。大きなショッピングセンターは日曜でも開いているので、家から一番近くの、国道や交通量の多い道を通らなくて行けるところに行ってみた。ここで見つからなくても、他の大きなショッピングセンターまで運転していく勇気はとてもない。第一、ミラーなしの車で走っているところを警察に見つかったら、車を没収されるのではないか。

幸い、ミラーの替えは見つかった。鏡状の表面のプラスチックの四角い板で、はさみで好きな形に切って、両面テープで張り付けるようになっている。

家に帰って早速試してみる。仕上がりは結構きれいにできて、ちょっと見ただけでは本物のミラーと変わらない。これで、警察に捕まる心配はなくなった。でも、ペラペラのプラスチックだから、鏡面に映った像がもうひとつはっきりしない。ゆがんで、ぼやけている。それでも、後ろから他の車が来るとか、バイクが来るとか見てわかるから、安心して運転することはできる。でも、九月には車検もあることだし、このミラーはやはり一時の間に合わせということにして、明日オーペルの代理店に行って、純正のミラーを注文しよう。

いったい誰が盗んでいるのか、ひとつ考えられるのは、私と同じ車を持っている人。もうひとつは、自動車修理工と結託したプロの泥棒。ミラーやワイパーを盗まれたくらいで、いちいち警察に行く気はしないが、あまりつけ上がられても困る。どうしたものか。

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