渥美清さんがどのように登場するのかと映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』を観てきました!!

ブログでも『男はつらいよ』関連のことを書いてきましたけど、大スクリーンで見る寅さんには感動いたしました。

2018年9月に【『男はつらいよ』寅さんが帰ってくる!22年ぶり新作製作決定!!】ということを書いていたんです………

そのニュースを聞いた時は本当に驚いてしまって!
どのようにして渥美清さんを登場させるのかなと。

山田洋次監督の『家族はつらいよ』は全作品 映画館の大スクリーンで観て、いつも大爆笑させてもらっているんですけど、『男はつらいよ』は映画館で一度も観たことがなかったんです。

『男はつらいよ』の日と題したブログでも、

「両親は、よく映画館に足を運んで、『男はつらいよ』を観に行っていましたが、自分が若い頃は、なんで映画館に行ってまで見たいのかななんて思っていました。あの当時は、なかなかテレビでも放送しなかったし、映画館に行くしかなかったから仕方ないですけれど。。娯楽もほとんどなかったですし。」なんて書いています。

『男はつらいよ』の映画を初めて大スクリーンで観てみて、両親が観に行っていた気持ちが分かったような、そんな氣がしました。

年齢的なこともあるのでしょうか、昭和が懐かしいからでしょうか、両親がもうあちらの世界に行ってしまったからでしょうか、自分も親となりいろんな経験を積んできたこともあるのでしょうか、夫婦間のいろんな問題と向き合ってきたからでしょうか。

「いま、幸せかい?」と問いかける寅さんの言葉に凝縮され、諸々の思いが涙とともに溶けていくようでした。

「わかった、わかるよ、話してごらん」

共感して、受け止めてくれる。何事もまっすぐで正直。曲がった事が嫌い。まっすぐで熱いから衝突もする。

寅さんと夏木マリさん、夏木マリさんと後藤久美子さんの一場面にえらくハマってしまったんですよねぇ〜
涙がほろほろ流れて、でもハンカチで拭くのが恥ずかしくて そのまま顔がグショグショ状態。

寅さんみたいな人がいてくれたらな。

「まあ、なんとか日々頑張っていますよ」と答えているでしょうか。

懐かしい森川信さん、松村達雄さん、下條正巳さん、三崎千恵子さん、太宰久雄さん、笠智衆さん。
亡くなったマドンナたちのお姿も。。。
太地喜和子さん、新珠三千代さん、大原麗子さん、京マチ子さん、八千草薫さんなどなど。

それにしても、今もお綺麗ですが 若い頃の倍賞千恵子さんは可愛らしかったなぁ〜
リカちゃん人形のよう。

ちょっと気になったのは、後藤久美子さんの演技。
久しぶりの女優業なので仕方のないことですけれど。
あと、満男(吉岡秀隆さん)が娘のことを名前ではなく「キミ」って言っていたこと。
ちょっと不自然かなと思っちゃいました。

あの寅さんの声での主題歌がいいのであって、あの前奏とあの声で涙が出そうになるのに、なぜにして桑田佳祐さんがオープニングで歌うのかがわかりませんでした。
まあ、話題作りでかな?!
あの場面はいらなかったんじゃないのかななんて。

佐藤蛾次郎さんがもっと出てくるのかなと待っていましたけど、あんまり出なかったのがしょんぼりという感じ。

何はともあれ、ありがとう渥美清さん! ありがとう寅さん!

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