東京大空襲の日にショックキングな事例を新聞で知ってしまいました…

東京大空襲(1945年3月10日)から76年経った今日、東京大空襲の証言ビデオが20年以上放置されているというニュースにショックを隠しきれません。

画像元:7b.biglobe.ne.jp

その証言ビデオの数も300本以上というではないですか。
それも都内の倉庫に放置されているなんて。。。

戦争体験を証言するのも、戦争を体験された方は勇気をいることであり、できるものなら思い出したくもないし、話をするのは辛いという方が多いと聞きます。
戦後76年が経とうしている今、戦争体験された方が少なってきているので、後世に声を残したいとの意向で重い口を開いて下さる方もいるというのに、そういう思いをしながら皆さん証言をして下さったというのに、20年以上も活用されないで放置されているなんて、どういうことでしょうか。

証言ビデオは1996~99年度、当時東京都が建設を目指していた【都平和祈念館(仮称)】での公開を目的に収録され、330人分が集まったそうです。

多く方の戦争体験の声が集まったというのに、【祈念館】での展示内容などを巡って反発があり、1999年に建設計画が凍結されてしまったとは…

【祈念館】が建設されなくとも、330人の方々の声が活用されずに倉庫に放置されているなんて・・・・

画像元:tokyo-np.co.jp

都の担当者は、「祈念館での公開を条件に集めたもので、本人の同意なしに、それ以外の目的では使えない」と、こう説明しています。
ビデオを撮ってから20年も経っているので、亡くなっている方もいるであろうし、意向も何もないではないですか。
そのままビデオが、日の目を見ずお蔵入りしてしまうなんて、証言して下さった方たちに失礼なんじゃないでしょうか。

作家の早乙女勝元さん(88)も証言者のお一人で、「みんな自分の経験を後世に伝えたいと思って、必死に話している。埋もれさせるなんて」と、お話されています。
証言者の中には『リンゴの唄』で知られる歌手の並木路子さんもいらっしゃいました。

330人のうち9人の方の同意を得られて部分的に公開されているそうですが、残り321人の証言が永久に埋もれてしまうのを回避することはできないものでしょうか。

どうにか、どうにかして欲しい
日の目を見ることができるようにと、東京大空襲の日に祈りを込めます。

【動画】孤児たちの闘い~東京大空襲~ 戦争孤児と関係者の証言集

コロナ禍で心癒される花々。
お雛様に飾ったミニカーネーションが満開になりました!

娘のオレンジのガーベラを飾ったそうです

 

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