『橋田壽賀子さんをしのんで~「おしん」を振り返る~』が、突然 映って見てしまいました…

最後に話された石坂浩二さんの言葉に、涙が止まらなくなってしまい、橋田壽賀子先生の偉大さを改めて噛み締めました。。。

録画したものを見ようとテレビをつけたら 突然、『おしん』の名シーンが流れてきて、直立不動で見入ってしまったんですね。

もう駄目でした、総集編を見入ってしまったのです。
なんにも出来なくなってしまいそうだったんで、後編は録画をして見ることにしましたが。。。

小林綾子さん、田中裕子さん、乙羽信子さんの『おしん』に、涙で顔がグチャグチャになりながら見入ってしまいました。

乙羽信子さんと渡瀬恒彦さんがしんみりと語る、最後の場面はよく覚えていて、もう一度見れて嬉しかったなあ…

総集編が終わったあと、泉ピン子さん、伊東四朗さん、小林綾子さんが橋田壽賀子さんをしのぶコーナーになり、石坂浩二さんが司会をされていたんですけど、最後に石坂浩二さんが話された言葉にジーンと来ちゃいましてね。。。

「橋田壽賀子さんの作品を、よく庶民の目から描いたとか女性の目から描いたと、そんな言葉を聞きますけど、単にそれだけではないと思うんです。
日本は明治、大正、昭和、平成、令和と大きな変化を2回も遂げながら進んできました。
そして、戦後の日本から今日まで、その変化スピードというのは目まぐるしく上がってきたのではないでしょうか。
時代の流れが早いのです。
しかし、そんな時代の流れが早い中でも橋田さんは、その時代をしっかりとその目で捉えて、自分の作品に必ず反映させてきた。そうした橋田さんの目線だと思いますし、そしてもう一つは、やはりその変化のスピードの中で長いこと培われてきた日常というものがどんどんと壊されてきている。
そのことに気が付けとおっしゃったと同時に、その壊れゆく日常をなんとか繋いでいこうと努力している人たちを温かい目で見るというその目線を橋田さんにはお有りだったのではないか。
日常の中にある小さな幸せかもしれない、小さな望みかも知れない、小さな願いかもしれませんが、その人にとっては大きな喜びであり、大きな幸せである、そのことを忘れてはいけないと、おっしゃっていると思います。
今、生きるのも難しいというこの時代ですけれども、日常を大事にして、小さな幸せを大事にしよう、小さな思いやりを忘れないようにしよう、そのことを教えてくれる橋田さんの作品をもう一度振り返ってみてはどうでしょうか。」

 

今日も 急に雷が鳴って、急に雨が降りましたけど、すぐにどこかへ行ってしまったなあ。
龍神様かな??
な〜んて、昨日『天気の子』を見たからか、そんな風に思って空想している自分がおりました。

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