キャッシュレス社会が進むとお金の出入りが把握される

キャッシュレス化進む米首都ワシントン、取り残される低所得層

【11月25日 AFP】夏から秋へと季節が変わり始めた頃、米首都ワシントン市内のバス停に「バス料金のキャッシュレス化、あなたの意見は?」と書かれた紙が張り出された──。

<【11月25日 AFP】夏から秋へと季節が変わり始めた頃、米首都ワシントン市内のバス停に「バス料金のキャッシュレス化、あなたの意見は?」と書かれた紙が張り出された──。>
<ワシントンので働くブルーカラーの30代男性は、AFPの取材に「クレジットカードを持っていない人を隔離するようなものだ」と述べ、キャッシュレス化について消極的な考えを示した。>
<モバイル決済など銀行口座を通さないキャッシュレス決済の選択肢を増やすことで、銀行口座を持たない人でもキャッシュレス化に対応できると説明し、中国やスウェーデンなど、他の国々では実現しているが、「米国はしり込みしたままだ」とコメントした。>

アメリカは銀行に口座を持つことに制限があるんだ。
銀行の立場ではお金が出入りしないと手数料が稼げない。
日本もいずれそうのようになるのだろうか。

現在日本では、交通系のカードはクレジットカードを介して補充することができる(場所が限定されるが)。
一方で現金でも補充することができる。
スマホだと使用料金と一緒に使った分を払うのか。
銀行口座が無い場合は先払いか。

ところでスマホを持たない人はどうするのか。
結局、どこかでカードにチャージしなければならない。
カードを落としたら問題だ。
日本だとマイナンバーカードに指紋認証とチャージ機能をつければ問題解決できる?
これだと国が個人のお金の出入りを把握できる。
近未来社会のSF小説にありそうな話が現実になる。

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