トランプ流のケンカ術

現代社会の負と闘う世界の10代、銃規制から地球温暖化まで


<【4月15日 AFP】米国で銃規制厳格化の運動を率いるデービッド・ホッグ(David Hogg)さん(18)や、欧州で地球温暖化と闘うグレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さん(16)。彼らはまだ10代だが、明確なメッセージと力強い取り組みで世界的な支持を得ており、驚くべき反骨精神を持つこの世代の象徴とも言うべき存在だ。>
<複数の専門家によると、こうした例は近年見られることがなかった若者たちの政治参加の高まりを示しているという。一部には、1960年代の米公民権運動の際に見られた学生運動に似ているとの指摘もある。>

日本の10代は、などと言うつもりはない。
それぞれの国の教育制度や文化により異なる。
それが20代かもしれない。
・「いつも存在する大きな問題は、運動を継続できるかどうかという点だ」
・「社会的変化はゆっくり起こる。何年もかかる」
という現実を考えると継続できる意思、我慢強さが重要だ。
老いてくると先が短く、それが出来ない。
若さがそれをさせるのかな。

ブレグジットで岐路に立つアイルランド国境地帯


<【4月15日 AFP】英領北アイルランドに和平が訪れた時、わずか7歳だった私には、人々の30年間の暮らしぶりを物語る激しい戦闘の記憶はない。>
<1998年のベルファスト合意(Good Friday)は、国境そのものを、地図には存在するが目では見ることのできない奇妙なグレーゾーンに変えてしまった。>

EU離脱協定案では、アイルランドと北アイルランドとの境界をあいまいにしている。
離脱派の中にはそれを気に入らない国会議員がいる。
だからEU離脱が正式に決まらない。

きっちり分けてしまったら、20年以上前の悲劇が再び起こるかもしれないのだ。
緩衝が必要なのだ。

ムスリム議員への暴力扇動? トランプ氏の動画ツイートが物議


<【4月15日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が、イスラム教徒の民主党女性議員の演説映像と2001年9月11日の米同時多発攻撃の映像をつなぎ合わせた動画をツイッター(Twitter)に投稿し、この女性議員への暴力を扇動していると非難を浴びている。サラ・サンダース(Sarah Sanders)米大統領報道官は14日、トランプ氏に悪意はなかったと釈明した。>

二つの映像をつなぎ合わせただけで、何を思うかは受けて次第というわけだ。
これがSNSの恐ろしいところだ。
何でも政争の具にしてしまう。
これがトランプ流。

「聖域都市」への不法移民移送は「選択肢」 方法を検討中と米ホワイトハウス


<【4月15日 AFP】米ホワイトハウス(White House)は14日、拘束した不法移民を「サンクチュアリシティー(聖域都市)」と呼ばれる不法移民に寛容な自治体に連れて行くとするドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の発言について、移送の方法を実際に検討中だと明かした。民主党は、トランプ氏が米メキシコ国境問題をめぐって「混乱をでっち上げている」と批判している。>

トランプ大統領は、アイディアが尽きない。
建前と本音とが違う人間の本質を突いている。
今は政府機関が反対しているようだが明日には実行できると思っているのだろう。
怖いものなしだ。

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