首都ワシントンを州にするのは党利党略/英国は一部海外旅行解禁

首都ワシントンを州に、米下院で法案可決 実現の見通しは…


<【6月28日 AFP】米下院は26日、首都ワシントン(コロンビア特別区)を同国51番目の州にする歴史的法案を採決し、賛成多数で可決した。民主党議員は1人を除いて全員賛成し、投票した共和党議員は全員反対した。>
<米議会が1790年にワシントンを同国の恒久的な首都にすると定めて以来、ワシントンの住民は連邦議会に議員を送れない状態が続いている。 黒人が人口の約半数を占める同市の市民権問題も長年解決されないままだ。民主党議員らは、法案はこれらの問題への遅すぎた救済措置だとしている。>
<米憲法は、連邦議会に「すべての場合において」ワシントンの行政を統制する権利を認めていることから、ワシントン当局は地元の問題に議会が果たす役割に長年不満を抱いてきた。>

数の力は強い。
人口の半分を占める黒人の支持が多い民主党にとっては、連邦議会の議席を増やすことが出来る。
しかし、かの国は共和党が黒人大統領を誕生させないと変わらないのではないかと感じる。
黒人差別問題だけではない。
多様性を実現するために党が対立すれば溝が深まるだけだ。
次の次の大統領選挙に期待するか。

イギリス、7月6日から一部欧州への旅行を解禁へ 旅行予約が「爆発」増加


<イギリスでは新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)の緩和を受け、旅行会社での夏休みの予約が「爆発的」に増えている。
政府は先に、7月6日以降に不要不急の国外旅行に対する制限を緩和すると発表している。欧州の特定の国への旅行については、帰国後14日間の自主隔離を行わなくてもよいことになった。>
<政府は週明けにも、イギリスとの往復が可能な「渡航回廊」を設ける相手国のリストを発表する予定だが、これにはスペイン、フランス、ギリシャ、イタリア、オランダ、フィンランド、ベルギー、トルコ、ドイツ、ノルウェーなどが入るもよう。一方、ポルトガルとスウェーデンは含まれない見通しだ。>

英国もインバウンドが重要な資源だ。
人と人との交流で経済を回さなければならない。
ところでEU離脱の影響はどうなるのだろうか。
新型コロナウイルス問題で諸々の検討が延期にならないのかな。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(28日午前4時時点) 死者49.5万人に


<【6月28日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間28日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は49万5288人に増加した。

中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計987万5040人余りの感染が確認され、少なくとも490万3500人が回復した。

この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

27日午前4時以降、新たに4372人の死亡と18万1048人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの990人。次いでメキシコ(719人)、米国(523人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに12万5255人が死亡、249万2246人が感染し、少なくとも67万809人が回復した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は5万5961人、感染者数は127万4974人。以降は英国(死者4万3514人、感染者31万250人)、イタリア(死者3万4716人、感染者24万136人)、フランス(死者2万9778人、感染者19万9343人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの84人。次いで英国(64人)、スペイン(61人)、イタリア(57人)、スウェーデン(52人)となっている。

香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3438人、回復者数は7万8444人。

地域別の死者数は、欧州が19万5832人(感染262万8116人)、米国・カナダが13万3820人(感染259万5200人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が10万8531人(感染237万4695人)、アジアが3万2494人(感染118万7782人)、中東が1万5195人(感染71万7659人)、アフリカが9283人(感染36万2479人)、オセアニアが133人(感染9109人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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