ブータン、コロナ対策でたばこ販売解禁/コロナ流行中に十代の妊娠増加

「禁煙国家」ブータン、コロナ対策でたばこ販売を解禁


<【8月29日 AFP】ヒマラヤの王国ブータンで、長年禁止されていたたばこの販売が、新型コロナウイルスの流行対策として、異例にも解禁された。>
<インドとの間を往来していたブータン人の行商人が8月12日、国境に近いプンツォリン(Phuentsholing)で新型ウイルス検査を受け、陽性反応を示した。>
<密輸入品への需要を減らすことで、理論上は国境をまたぐ感染リスクが抑えられるとして、長年禁止していたたばこの販売を解禁。同首相は一時的な措置だと強調している。>

密輸品の行商人を減らすため、タバコ販売を解禁したとは内陸国家ならではだ。
自国で作らないので輸入するのだが、高価なので安い密輸品が横行する。
幸福度を上げるのもたいへんだ。

コロナ流行中に十代の妊娠が増加 自宅にいることが一因か ケニア


<【8月30日 AFP】16歳のリネットさんは恥ずかしそうに顔を隠しながら、ボソボソと手に向けてつぶやくように、ある若い男との出会い、男がリネットさんにフライドポテトを買い与え、お金もくれたこと、妊娠して捨てられ、以前よりもひどい貧困状態にあることなどを話した。>
<オポンド氏は、少女たちが何もせず自宅にいたり、「生きる延びるために関係を持ったり」していたことが原因で、十代の妊娠がパンデミック中に増加した可能性があると考えている。>
<ケニアにおける総合的な性教育の導入には課題が絶えず、宗教団体や保守的な集団から激しく抵抗されている。>

貧しい国は、平均余命が短い傾向にある。
だから、若い時から子供をたくさん産む。
その中には望まない妊娠も少なくない。
対策は教育と豊かになることだ。
一方で貧困者から搾取して豊かな層がいる。
彼らにとっては現状が一番なのかもしれない。

【寄稿】 安倍晋三氏とそのレガシーとは ナショナリストか現実主義者か


<歴史を修正するナショナリストか、それとも実践的な現実主義者か。戦後日本で最も長く総理大臣を務めた安倍晋三氏が残すもの、辞任後のその「レガシー」について、日本内外で専門家の評価が分かれている。
批判する人たちにとって安倍氏とは、第2次世界大戦中の日本の行動をともかくそれほど深刻なものではなかったことにしたい高齢保守層の態度を象徴しつつ、トラブルの要素をはらんだ過剰に強気の外交を展開しようとする存在だった。

一方で支持者にとって安倍氏は、世界における日本の地位を向上させた総理大臣だった。国として当然の正当な意欲と、世界3位の経済大国としての影響力を上手に調和させ、国益を実現しようとした人ということになる。
実際には、この両方の「安倍晋三」像はどちらも正確だ。>
<様々な成果を実現してきたものの、安倍氏の国内支持率は昨年から低下していた。消費税率を8%から10%に引き上げたことや、政権で相次ぐ汚職疑惑などの不祥事、女性活躍推進を打ち出した「ウーマノミクス」の中途半端な実現、さらには何より、新型コロナウイルス対策が、支持率低下を引き起こした。新型ウイルスの影響で2020年の東京五輪が延期されたことも、国民をがっかりさせた。>

よく見ていると思った記事だ。
後継者についても記載があったのだが、石破さんって、そんなに国民に人気があるのだろうか。
ただの防衛オタク。
木を見て森を見ずのタイプに見える。

だから安倍首相の最大の失敗は後継者を育てなかったことにあるのではないか。
稲田さんを抜擢など人を見る目がなかった。
岸田さんを幹事長に出来なかったのも失敗だ。
西村さんを表に出したり、河野さんを重用したことは評価できるが、次期とは言い難い。

次の自民党総裁の任期は来年の9月末までだが、繋ぎで菅さんより、例えば河野さんを抜擢して盛り立て、来年9月の衆議院選挙に突入するのが良いのではないか。
さて、どうなることやら。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(29日午後8時時点) 死者83.8万人に


<【8月29日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間29日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は83万8271人に増加した。

中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2479万5760人の感染が確認され、少なくとも1597万6700人が回復した。

この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

28日には世界全体で新たに5751人の死亡と28万7081人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1177人。次いでインド(1021人)、ブラジル(855人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに18万1779人が死亡、591万8381人が感染し、少なくとも211万8367人が回復した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は11万9504人、感染者数は380万4803人。以降はメキシコ(死者6万3164人、感染者58万5738人)、インド(死者6万2550人、感染者346万3972人)、英国(死者4万1486人、感染者33万1644人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの86人。次いでベルギー(85人)、スペイン(62人)、英国(61人)、イタリア(59人)となっている。

香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5022人、回復者数は8万126人。

地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が27万1686人(感染713万7854人)、欧州が21万4884人(感染389万8042人)、米国・カナダが19万924人(感染604万5739人)、アジアが9万5137人(感染497万9953人)、中東が3万5902人(感染147万4828人)、アフリカが2万9097人(感染123万662人)、オセアニアが641人(感染2万8690人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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