J&Jワクチン、血栓は副反応/体系的人種差別は「米国の魂の汚点」

J&Jワクチン、血栓は副反応 EU当局が見解


<4月20日 AFP】欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は20日、米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が開発した新型コロナウイルスワクチンについて、血栓を「非常にまれな」副反応として記載すべきだとの見解を示した。ただ、接種のメリットはリスクを上回るとしている。>
<EMAによると、米国では同ワクチンを接種した約700万人のうち8人が血栓を発症し、1人が死亡した。発症者はいずれも60歳未満で、大半が女性だったが、EMAは「現在あるエビデンスに基づくと、特定のリスク要因は確認されていない」としている。>
<J&J製とアストラゼネカ製のワクチンはいずれも、アデノウイルスベクター技術を用いて開発された。アストラゼネカ製ワクチンについては、EMAが安全性を確認し、血栓は「非常にまれな」副反応だとの見解を示していたが、欧州諸国の多くは使用を制限している。>

ワクチンを接種して感染の拡大を防ぐというメリットと接種によるリスクとの対比でメリットの方が大きいと結論付けている。
そのことを理屈では分かっていても、「宝くじに当たらないのに副作用には当たる」なんて不安を持った人も少なくない。
一方で、ワクチンを接種したからマスクを外して自由に往来できると勘違いしている人もいる。

他にも勘違いがある。
外で飲めば換気もいいし問題ないと公道や公園で飲んでいる集団。
マスクを外して至近距離で飲んでいたら感染する可能性が高い。
人間の性として自分の都合の良い方に考える。
緊急事態宣言で規制が強化されても仕方ないのかな。

体系的人種差別は「米国の魂の汚点」バイデン氏


<【4月20日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は20日、黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さんが白人警官に首を圧迫され死亡した事件で有罪評決が出たことを受けて演説し、「体系的人種差別」は「わが国の魂の汚点」だと語った。>
<一方、「この瞬間の生々しい感情を利用しようとする者たちがいる…社会的正義に何の関心もない扇動者や過激主義者だ」と警告。「われわれは彼らを成功させてはならない」と述べ、抗議デモの参加者に対し、暴力を振るわないよう求めた。>

大統領がここまで自国の人種差別問題について言及するということは、暗に中国政府の新疆ウイグル自治区での少数民族虐待を許さないと言っていることと一緒である。
この点で日本政府はどのような態度を取るのだろうか。
ユニクロは政治問題だと黙り込みを決めた。
中国に進出、または中国へ輸出している企業は、この件について日本政府が何も触れないことを祈っている。
日本はコロナ問題の間に中国への依存度が大きくなってしまった。
中国は世界で一番大きな市場ではあるが、各企業とも付き合い方を考えていかないと返り血を浴びることになる。
中国による不況が来ませんように。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(20日午後7時時点) 死者303.1万人に


<【4月20日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間20日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は303万1441人に増加した。

これまでに世界で少なくとも1億4196万8800人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

19日には世界全体で新たに9389人の死亡と68万5311人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1761人。次いでブラジル(1347人)、ポーランド(601人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに56万7729人が死亡、3173万8706人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は37万4682人、感染者数は1397万3695人。以降はメキシコ(死者21万2466人、感染者230万6910人)、インド(死者18万530人、感染者1532万1089人)、英国(死者12万7274人、感染者439万783人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはチェコの267人。次いでハンガリー(263人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(242人)、モンテネグロ(229人)、ブルガリア(219人)となっている。

地域別の死者数は、欧州が102万9223人(感染4822万1888人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が86万7799人(感染2731万5128人)、米国・カナダが59万1385人(感染3286万5885人)、アジアが30万646人(感染2175万1346人)、中東が12万3195人(感染733万4306人)、アフリカが11万8164人(感染443万8405人)、オセアニアが1029人(感染4万1842人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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