ボルヴィック水源、くみ過ぎで枯渇の危機か/接種後の「ブレークスルー感染」は0.01%/東京五輪、中止すれば生じる財政的影響と泥沼

ボルヴィック水源、くみ過ぎで枯渇の危機か 仏


<【5月26日 AFP】フランス中部ボルヴィック(Volvic)を囲む緑豊かな火山性丘陵は長らく、世界的に有名なミネラルウオーターの水源地となってきた。しかし、地元住民や地質学者は、過剰な採水により、地域一帯が危険にさらされていると警鐘を鳴らしている。>
<専門家らは、ボルヴィックの工場は地下100メートルから水をくみ上げていると指摘。ここ数年の降雨量は安定しており、水源の枯渇は天候のせいではないとしている。>
<地元環境保護グループに所属する地質学者は、「バスタブの底から水をくみ上げて空にしているようなものだ」と批判した。>

事実として水源が枯渇しているのだから、原因を正確に調査する必要がある。
先入観を入れて判断を間違ってはいけない。
感情的になると自分の都合の良い情報しか頭に残らない。
どちらも大丈夫かな?

接種後の「ブレークスルー感染」は0.01% 米調査


<【5月26日 AFP】米国で1~4月、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した人が感染する「ブレークスルー感染」の発生率が約0.01%だったことを示す調査結果が25日、米疾病対策センター(CDC)により発表された。ワクチンの高い有効性が改めて示された。>
<FDAが緊急使用を許可した米ファイザー(Pfizer)、米モデルナ(Moderna)、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製のワクチン3種いずれかの最終接種から14日後以降に感染した人の数は、1万262人だった。これらブレークスルー感染のうち27%(2725人)が無症状、7%(706人)がコロナ関連の理由で入院、1%(132人)がコロナ関連の理由で死亡。発生率はブレークスルー感染が約0.01%、入院が0.0007%、死亡が0.0001%だった。>

やはり、ワクチン接種により感染による死亡リスクはかなり低くなる。
早く全国民にワクチン接種をしなければならない。
変異するたびに重症化していく中、病院崩壊のリスク低減は他にはない。
しかし、65歳未満にワクチン接種されるのはいつからだろうか。

東京五輪、中止すれば生じる財政的影響と泥沼


<【5月26日 AFP】新型コロナウイルス流行中の五輪開催に反対する声の高まりを受け、もしも東京五輪が中止されれば、平時においては前例のないことだ。>
<大会予算の大部分はすでに執行されている。2020年末に発表された予算計画第5版によれば、開催費用は総額1兆6440億円とされているが、その半分以上が東京周辺の恒久施設への公共投資で占められている。>
<その(IOCの)収入の4分の3は放映権によるもので、関係者の間では、東京五輪でIOCは少なくとも15億ドル(約1600億円)を受け取ると予想されている。だが、中止になった場合、放映権料は払い戻さなければならない。>
<10億ドル(約1100億円)以上の蓄えがあるIOCが分配金とせずに手元に残す収入は10%のみだが、東京五輪による収入を奪われれば大打撃を受けることは間違いない。>
<2006年のトリノ冬季五輪以来、IOCは中止のリスクに備えて保険に加入している。>

日本は医療崩壊と言いながらも欧米諸国と比較して感染者が少ないのも事実である。
ワクチン接種が行き渡っていないため、選手・関係者の来日により、変異種が入る恐れがある。
日曜日にはラクビーのトップリーグの決勝が観客を入れて行われていた。
好きな人は見に行くのだ。
来日する選手・関係者はワクチン必須。
その上で行動範囲を制限する。
会場となる東京都や他の場所はオリパラ閉会後最低2週間ロックダウンする。
等々、日本全体にウイルスが感染しないように緊急事態宣言より強力に制限すればオリンピック開催は可能だと思う。
中止するより経済的損失は大きくなるかもしれない。
その覚悟がなければ中止という選択すべきだ。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(25日午後7時時点) 死者347.5万人に


<【5月26日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間25日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は347万5079人に増加した。

これまでに世界で少なくとも1億6719万7690人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

24日には世界全体で新たに9968人の死亡と48万1857人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの3511人。次いでブラジル(790人)、コロンビア(483人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに59万574人が死亡、3314万4099人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は44万9858人、感染者数は1612万756人。以降はインド(死者30万7231人、感染者2694万8874人)、メキシコ(死者22万1695人、感染者239万7307人)、英国(死者12万7724人、感染者446万4900人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの306人。次いでチェコ(281人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(279人)、北マケドニア(256人)、ブルガリア(252人)となっている。

地域別の死者数は、欧州が112万4553人(感染5249万5810人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が101万1553人(感染3199万8054人)、米国・カナダが61万5820人(感染3450万4132人)、アジアが45万2693人(感染3493万6087人)、中東が14万739人(感染844万5494人)、アフリカが12万8625人(感染477万328人)、オセアニアが1096人(感染4万7790人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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