中国の少数民族団体がデモ、北京冬季五輪ボイコットを呼びかけ/英王室、職員に占める人種的少数派の割合を初公表/「寝そべり主義」 中国の若者に広がる諦め感

中国の少数民族団体がデモ、北京冬季五輪ボイコットを呼びかけ


<【6月24日 AFP】中国の少数民族であるウイグル人やチベット人の団体が23日、スイス・ローザンヌ(Lausanne)のオリンピック博物館(Olympic Museum)の外でデモを行い、2022年北京冬季五輪のボイコットを呼びかけた。>
<「2008年五輪のホスト国である中国の人権状況は、それ以来悪化の一途をたどっている。だからこそわれわれは2022年北京五輪のボイコットを国際社会に呼びかけている」>
<多くのデモ参加者が各民族の伝統的な衣装を着用。チベットや東トルキスタンの旗を振り、「人権がなければ、五輪はない」や、「ジェノサイド(大量虐殺)五輪は中止」と書かれたプラカードを掲げた。>

香港最大の民主派新聞「蘋果日報(アップルデイリー)」が業務を停止して、香港の報道の自由が失われたと日本のマスコミも報道している。
ならば、中国オリンピックのボイコットを先導しても良いではないか。

しかし、冬のオリンピック種目はは西洋諸国の利権のかたまりだ。
例えば、日本が複合やジャンプ競技で成績が良いとルールが変更される。
中国で開催することで中国企業からお金が集まればそれで良い。
少数民族の差別などは欧米でも一緒だ。
問題なく開催されるのではないか。

英王室、職員に占める人種的少数派の割合を初公表


<【6月24日 AFP】英王室は24日、王室職員に占める人種的少数派の割合を初めて公表し、多様性に関する取り組みが不十分だと認めた。>
<2011年の国勢調査によると、人種的少数派は総人口の約13%を占めるが、今回の発表によると、王室職員に占める割合は8.5%だった。このデータはこれまで公表されておらず、さまざまな臆測を呼んできた。>
<同宮殿筋は、「王室は望ましい状態ではない。多様性と包摂に関する取り組みを進めてこなかったわけではないが、望んだ結果が出ていない」と述べた。「一層の努力が必要だと認識している。データ公表の重要な点の一つは、隠し事ができなくなることだ」>

日本政府に爪の垢を煎じて飲ませたい。
例えば、国会議員の半分は女性で良いのではないか。
一部の大企業は管理職の女性の割合を目標数字として掲げているところがある。
国会もクオータ制を導入すれば良いし、次の総選挙には野党は積極的に女性候補を半分立て、それを強調して戦うのも妙手ではないか。

「寝そべり主義」 中国の若者に広がる諦め感


<【6月24日 AFP】現代の都会のせわしない暮らしに疲れた中国の若者たちの間で、「寝そべる」という意味の「タン平(タンピン、タンは身へんに尚)」という言葉がSNSの流行語となっている。彼らは、報われない仕事に縛られた日常を捨てようとしている。>
<格差は広がり、生活費は高騰する中国で、伝統的な意味での成功は手の届かないものになりつつある。そうした中から出てきたのが、最小限の仕事しかしない生き方を選ぶ若者たちだ。彼らは親の世代が抱いていた、がむしゃらな野心とは真逆を向いている。>
<「寝そべり」は、習近平(Xi Jinping)国家主席が「腕まくりして頑張ろう」というスローガンで駆り立てるダイナミックな社会とは相いれない。>

これは、日本にも当てはまるのではないか。
働かずに親に寄生している子供は少なくない。
どの国でも豊かになれば経済格差が大きくなり、取り残された若者が諦め感を持つ。
すると国力が落ちてくる。
今、日本の30代から50代がその状態だ。
10代、20代の若者たちに期待するしか仕方がない。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(23日午後7時時点) 死者388.4万人に


<【6月23日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間23日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は388万4538人に増加した。

これまでに世界で少なくとも1億7907万1540人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

22日には世界全体で新たに9057人の死亡と37万221人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの2131人。次いでインド(1358人)、アルゼンチン(791人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに60万2462人が死亡、3356万5294人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は50万4717人、感染者数は1805万4653人。以降はインド(死者39万660人、感染者3002万8709人)、メキシコ(死者23万1505人、感染者248万2784人)、ペルー(死者19万906人、感染者203万3606人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの579人。次いでハンガリー(310人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(294人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が124万6143人(感染3633万5990人)、欧州が116万364人(感染5404万1134人)、米国・カナダが62万8649人(感染3497万5347人)、アジアが56万1328人(感染3930万4841人)、中東が14万8356人(感染910万9172人)、アフリカが13万8580人(感染525万3018人)、オセアニアが1118人(感染5万2045人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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