カナダ、記録的な高温で70人近い死者 3日連続で最高気温を更新/世界の新石炭火力発電所計画、日本などアジア5か国が8割

カナダ、記録的な高温で70人近い死者 3日連続で最高気温を更新


<記録的な高温が続くカナダで、暑さが原因とみられる死者が数十人に上っている。ブリティッシュコロンビア州の警察は、28日以降に70人近くの突然死に対応したと発表。多くが高齢者だったという。警察は、この地域を襲っている熱波が突然死の原因だと述べている。同州リットンでは29日、摂氏49.5度を記録し、3日連続でカナダの最高気温記録を更新した。>
<アメリカ国立気象局(NWS)によると、オレゴン州ポートランドでは46.1度を、ワシントン州シアトルでは42.2度を記録し、それぞれ1940年代の観測開始以降で最高となった。>

普段は涼しい場所だと家にクーラーもついていない。
だから、老人が暑さで倒れ、死に至るのだ。

日本も他人事ではない。
急に暑くなってもエアコンをかけない老人が少なくない。
ガマンしてしまうのだ。
この異常気象が常態化するのだろうか。

世界の新石炭火力発電所計画、日本などアジア5か国が8割 報告書


<【6月30日 AFP】世界で計画されている石炭火力発電所の8割を中国や日本などアジア5か国が占めており、気候変動対策の目標達成を脅かしているとする報告書が30日、発表された。>
<報告書は、再生可能エネルギーをより安く利用できるにもかかわらず、新たな石炭火力発電所の計画が進められていることは、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」で掲げられた、産業革命前からの気温上昇を1.5度に抑えるという目標達成の脅威となっていると指摘している。>

欧米の利権が絡む報告書だ。
真に受けてはダメだ。

再生可能エネルギーが欧米同様にアジアの各地域に適しているのだろうか。
風力発電所や太陽光発電所が日本の環境破壊を行なっている例は少なくない。
他の国でも砂漠化を増進させるつもりなのか。
石炭火力発電でも二酸化炭素量発生量の少ない日本の技術を使えば良いのだ。
原子力発電所の輸出は核の拡散に繋がるからだ。

日本は、国民感情が反対して、多額の投資をした原子力発電所の再稼働もままならぬ。
交通事故で死ぬ確率と原子力発電所の事故で死ぬ確率とどちらが大きいか。

今回の新型コロナウイルスでの緊急事態宣言の内容もそうだが、政治家は科学的に考えるという思考がないだけでなく、国民に説明するという気がない。
国民も科学的ではなく、感情で動く。
いずれにせよ極端だ。
バランスの取れた考えをする訓練が必要ではないか。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(29日午後7時時点) 死者393.2万人に


<【6月29日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間29日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は393万2561人に増加した。

これまでに世界で少なくとも1億8135万7670人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

28日には世界全体で新たに6478人の死亡と33万7088人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの907人。次いでロシア(652人)、コロンビア(648人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに60万4115人が死亡、3364万573人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は51万4092人、感染者数は1844万8402人。以降はインド(死者39万7637人、感染者3031万6897人)、メキシコ(死者23万2608人、感染者250万7453人)、ペルー(死者19万2163人、感染者204万9567人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの583人。次いでハンガリー(310人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(294人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が126万8034人(感染3721万856人)、欧州が116万6893人(感染5438万5497人)、米国・カナダが63万346人(感染3505万4306人)、アジアが57万4656人(感染3995万6213人)、中東が14万9874人(感染925万6470人)、アフリカが14万1632人(感染544万458人)、オセアニアが1126人(感染5万3873人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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