「絶滅の瀬戸際」 気候変動の影響受けやすい国々が警告、IPCC報告書受け・コラム:温暖化「危機的状況」に、国連報告書は金融界への挑戦状/気候変動との闘い:地球規模の生態系に対して脅威を与えているのは中国/ワクチン接種完了者のコロナ死亡率は10万分の1未満 CDCのデータから

「絶滅の瀬戸際」 気候変動の影響受けやすい国々が警告、IPCC報告書受け


<9日に発表された国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書を受け、気候変動の影響を特に受けやすい国々が、対策を取らなければ「絶滅の瀬戸際」に立たされると警告した。>
コラム:温暖化「危機的状況」に、国連報告書は金融界への挑戦状

<[メルボルン 9日 ロイター BREAKINGVIEWS] – 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が9日、気候変動に関する報告書を公表した。これを読むと、ついつい諦めたくなる。66カ国の科学者234人がまとめたこの報告書は、人間の活動が温暖化を招いたことは「疑う余地がない」と断言した。 >

日本で今世紀末を見据えることのできる政治家は、誰だろうか。
地球温暖化を防ぐために世界各国でいろいろ取り決めたり、国の目標を公表したりはしているが、官僚のシナリオに乗っただけで具現化に欠ける。
例えば温暖化ガス削減のため、何に国のお金を投資すれば良いか、分かっているのだろうか。

この酷暑の中、エアコンの設定を下げると電力消費量が増える。
発電は昼夜問わず行われる。
深夜電力を昼間に活用できるほど蓄電技術がないので、夜の節電は効果が少ない。
デジタル化が発展するとクラウドサーバーが増えると電気消費量が増える。
今は、便利さを求めることと地球温暖化は相反しているのだ。
極端なことを言えば、生活を不自由にすれば、良いのではないか。

一方、電気の消費量が多いのは、中国やアメリカだ。
かの国が発展を抑えれば、かなりの効果があるのだが、目の前のことしか考えない。
また、先進国に倣って他の国が生活レベルを上げようとすると電力消費量が増え、地球温暖化ガスが増える。
生活を不自由にすれば、なんて簡単なことではない。

自分が死んだ先のことを見据えた政治家が世界中に現れることを祈るだけだ。

気候変動との闘い:地球規模の生態系に対して脅威を与えているのは中国


<中国は世界最大の温室効果ガス排出国であり、その量は年々増加している。これは地球規模の生態系に対して大きな脅威を与えている。中国が二酸化炭素排出量を削減するための大規模な対策を講じなければ、気候変動との闘いで勝利を得ることはできない。BBCが報じている。>
<中国の1人当たりの二酸化炭素排出量は米国の約半分だ。しかし、14億人という膨大な人口と急速な経済成長により、中国はどの国よりもはるかに深刻な大気汚染を抱えている。>

Sputnikはロシアの通信社だ。
BBCの記事を引用してこの記事を載せるのは、何か含みがあるのだろうか。
欧米は人権問題を突くがロシアは気候変動問題を突っつくのか。
中国に抜かされたロシアの意趣返しか。

ワクチン接種完了者のコロナ死亡率は10万分の1未満 CDCのデータから


(CNN) 米国で新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した人のうち、接種後に確認される「ブレークスルー感染」で死亡した人の割合は0.001%に満たないことが、米疾病対策センター(CDC)のデータから判明した。>
<CDCの集計をCNNが分析したところによると、米国で今月2日までに接種を完了した1億6400万人あまりのうち、ブレークスルー感染後に死亡した患者は1507人。さらにこのうち約2割は、新型ウイルス感染症以外の原因で死亡していた。入院した患者は7101人と、0.005%未満にとどまっている。>

CDCのデータに基づく、CNNの分析だ。
日本のメディアは国が発表したデータを解析して報道しているのだろうか。
どこかの大学の発表を流すだけで、メディア自身がリスクを負うことをしない。
自社にとって都合のよいことを言う専門家を呼んできて言わす。
間違っていたら専門家のせいだ。
ネットで無料の解説や分析もBBC、AFP、CNN、REUTERSの方が深いぞ。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(9日午後7時時点) 死者429.4万人に


<【8月9日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間9日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は429万4735人に増加した。

これまでに世界で少なくとも2億281万3740人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

8日には世界全体で新たに8002人の死亡と48万5978人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの1475人。次いでロシア(769人)、イラン(588人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに61万6829人が死亡、3576万4022人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は56万3151人、感染者数は2016万5672人。以降はインド(死者42万8309人、感染者3196万9954人)、メキシコ(死者24万4420人、感染者297万1817人)、ペルー(死者19万6950人、感染者212万5345人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの597人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(284人)、ブラジル(265人)となっている。

地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が139万1463人(感染4153万940人)、欧州が121万2602人(感染5970万9566人)、アジアが70万2970人(感染4627万7151人)、米国・カナダが64万3498人(感染3720万2765人)、アフリカが17万7337人(感染701万8101人)、中東が16万5412人(感染1098万1575人)、オセアニアが1453人(感染9万3646人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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