「極めて遺憾」大村知事が抗議 愛知で開催の「密状態」野外フェス・音楽フェス「SUPERSONIC」大阪公演が中止 東京公演は座席配置・英国で野外フェス開催 会場ではワクチン接種も/米軍、カブール空港の自爆攻撃ねらうIS-K車両をドローン爆撃と/タリバン、アヘン生産禁止へ 市民の支持低下も

「極めて遺憾」大村知事が抗議 愛知で開催の「密状態」野外フェス


<愛知県国際展示場(常滑市)の野外会場で29日に音楽イベント「NAMIMONOGATARI(波物語)2021」が開催され、酒類が提供されたり、マスクを外した観衆が密集したりするなど新型コロナウイルスの感染防止対策が順守されていなかった。愛知県の大村秀章知事は30日の記者会見で「このフェスはもうこれで終わり」と厳しく指弾し、今後主催者に対し、県施設の利用を拒否すると述べた。>
音楽フェス「SUPERSONIC」大阪公演が中止 東京公演は座席配置

<9月18、19日に東京・大阪で開催予定の音楽フェス「SUPERSONIC」は30日、舞洲スポーツアイランド(大阪市)での大阪公演を中止すると発表した。新型コロナの影響で、出演者が東京―大阪を移動するのが困難になったことなどが理由としている。また、千葉市のZOZOマリンスタジアムで開催予定の東京公演は、立ち見のアリーナとスタンド自由席で開催する予定だったが、アリーナにも席を配置するとした。>
英国で野外フェス開催 会場ではワクチン接種も

<【8月30日 AFP】英国で、27日から29日にかけて野外音楽フェス「レディング&リーズ・フェスティバル(Reading and Leeds Festivals)」が開催された。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2年ぶりの開催となった。
新型コロナの新規感染者が英全土で増加していることから、会場にはワクチン接種を受けられる区画も用意された。フェスティバルの主催者は、参加者にはコロナ検査を実施しているため、この種のイベントは間違いなく「より安全な場所」だと主張している。>

愛知県常滑市で開催されたヒップホップの野外フェスで酒が出されたとか密になっていたなどと非難されている。
そのあおりを受けたのかSUPERSONICの大阪公演は中止、東京公演は座席席のみとなった。
一方、イギリスでは、会場でワクチン接種できる。
もちろんその場で接種したから感染しないとは言えないが、主催者が工夫していることは認めよう。
ヒップホップフェスでクラスタが発生しないことを祈るばかりだ。

米軍、カブール空港の自爆攻撃ねらうIS-K車両をドローン爆撃と


<米中央軍は29日、アフガニスタンの首都カブールの国際空港に対する過激派勢力「イスラム国(IS)」系組織「IS-K」の脅威を排除するため、市内にドローン攻撃を実施したと発表した。民間人に被害が出たかどうかについては、情報が錯綜(さくそう)している一方、アフガニスタン保健省関係者は同日、空港に近い住宅地がロケット砲で砲撃されたとBBCに話した。住宅地の砲撃と、米軍のドローン攻撃が関係するかは今のところ不明。>
中央軍は声明で、「米軍は本日、地平線を越える自衛的無人空爆を、カブールの車両に対して実施し、ハミド・カルザイ国際空港への切迫したIS-Kの脅威を排除した。標的の爆撃に成功したと自信を抱いている。車両が相当の二次的爆発を起こしたことから、かなりの量の爆発物があった様子だ。民間人の被害の有無を判断しているところだが、現時点ではその兆候は得ていない。今後あり得る脅威に対して、我々は警戒を続ける」と述べた。>

アメリカの撤退のリミットは明日31日までだが、ISのテロ攻撃に対して、ドローンで防御している。
日本ではドローンを使った輸送についてその実現に力を入れている。
このドローン開発は軍事なのか民間なのか、今後日本でも論議されるのではないか。
とはいうもののテロはどこで起るか分からない。
日本でも技術開発を研究することは必要ではないか。

米軍、IS勢力への攻撃に「忍者爆弾」使用か


<【ワシントン】米国防総省は、アフガニスタンで28日実施した過激派組織「イスラム国(IS)」系勢力への攻撃で、爆薬を搭載しない特殊な「ヘルファイア」ミサイルを使用した。カブール空港で先週発生した自爆テロに対する報復攻撃だという。米当局者2人が明らかにした。>
<この攻撃で米国が使用した「R9X」と呼ばれるミサイルは、弾薬を搭載しない。爆発ではなく、ミサイルの殻の内側に格納された6枚のブレード(刃)が着弾寸前に放射状に突出し、標的を切り刻む。これにより軍の指揮官は標的をピンポイントで攻撃し、民間人が犠牲になる可能性を減らすことができる。>

標的の近くに民間人がいれば被害にあるのだろうが、爆発よりその確率は小さくなる。
しかし、恐ろしい武器を開発するものだ。
民間の手に渡れば、暴力団の抗争など過激になるぞ。

タリバン、アヘン生産禁止へ 市民の支持低下も


<アフガニスタンの権力を奪取したタリバンは、国際社会の承認を得る狙いから、農民に対しケシの栽培をやめるよう指示した。主要なケシ栽培地帯の住民が明らかにした。これを受けて、同国では生アヘンの価格が急上昇している。>
<西側諸国政府によると、タリバンはずっと以前から麻薬産業の最大の受益者となっており、20年にわたった反政府活動の財源として同産業からの税収を利用してきた。アフガンは世界の違法なアヘン剤輸出の80%を占めており、同国のケシの作付け期は約1カ月後に始まる。>
<薬物は現在、アヘンやその派生品だけではない。アフガンでは大規模なメタンフェタミン(覚せい剤の一種)の生産も行われている。独立系の社会経済学者でアフガン問題専門家のデービッド・マンスフィールド氏によれば、同国南西部ファラー州バクワではメタンフェタミンの製造が家内工業になっている。>

前回のタリバン政権もアヘンの生産禁止を行なったが農民を敵に回し、崩壊した。
アメリカもアヘン生産の締め付けを行なったが上手くいかなかった。
農家が簡単に儲けられる手段だからだ。
人間楽な方に行くのは仕方がない。
とは言え、一番儲けるのは農家ではなく、麻薬を売りさばく非合法組織だ。
どの国にも影響を与える。
ここはアフガニスタンの農家を支援する国際的な協調が必要なのではないか。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(29日午後7時時点) 死者449.2万人に


<【8月29日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間29日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は449万2854人に増加した。

これまでに世界で少なくとも2億1587万6370人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

28日には世界全体で新たに8734人の死亡と53万5547人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはロシアの797人。次いでメキシコ(756人)、ブラジル(684人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに63万7237人が死亡、3875万7191人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は57万9010人、感染者数は2072万8605人。以降はインド(死者43万7830人、感染者3269万5030人)、メキシコ(死者25万7906人、感染者332万8863人)、ペルー(死者19万8167人、感染者214万8419人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの601人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(298人)、チェコ(284人)、北マケドニア(280人)、モンテネグロ(273人)となっている。

地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が143万5209人(感染4312万2529人)、欧州が124万5266人(感染6277万8172人)、アジアが77万2903人(感染4978万6441人)、米国・カナダが66万4134人(感染4024万4467人)、アフリカが19万4123人(感染772万7561人)、中東が17万9529人(感染1210万673人)、オセアニアが1690人(感染11万6534人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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