スウェーデン初の女性首相、数時間で辞任 予算成立せず連立解消・スウェーデン次期首相が辞任 選出から数時間後/ドイツ3党が連立で合意、ショルツ新政権が12月発足へ メルケル政権に幕

スウェーデン初の女性首相、数時間で辞任 予算成立せず連立解消


<スウェーデンで24日、初の女性首相が誕生したものの、わずか数時間で辞任した。
スウェーデンで今年、女性の参政権が認められて100周年を迎えた。一方で、北欧4カ国では唯一、女性首相が出たことのない国だった。>
<しかしその後、議会が予算案を否決したことで、共に政権を組むはずだった緑の党が連立を解消。これを受けてアンデション氏は、「議長に辞任を申し入れた」と述べた。
アンデション氏は、「連立政権は、1党が離脱した場合には辞任するという憲法上の慣例がある」と説明し、「正統性に疑問を持たれるような政権は担いたくない」としている。>
スウェーデン次期首相が辞任 選出から数時間後


<【11月25日 AFP】スウェーデン議会により次期首相に選出された社会民主労働党のマグダレナ・アンデション(Magdalena Andersson)党首(54)は24日、予算案の否決と緑の党の連立政権離脱を受け、選出からわずか数時間後に辞任した。>
<アンデション氏は記者会見で、「連立政権は、政党が離脱した場合には辞任するという憲法上の慣例がある」と説明。「正統性が疑問視されるような政府を率いる意思はない」と述べ、社会民主労働党のみの少数与党政権を率いる次期首相に後日改めて選出されることを望むと述べた。>

同じ事件の記事でもBBCとAFPでは見出しが違う。
本質は首相が女性であるかどうかより、少数与党の連立政権が悲哀であることだ。
野党の大安の予算が可決されては運営できない。
与党がしっかりしていないと、経済も安定しない。
日本も岸田さんがきちんと運営してくれることを祈るのみ。
ピンチに逃げて与党で首相をたらい回しすることだけは避けて欲しい。

ドイツ3党が連立で合意、ショルツ新政権が12月発足へ メルケル政権に幕


<9月のドイツ総選挙で第1党となった中道左派の社会民主党(SPD)と、緑の党、自由市場主義を掲げる自由民主党(FDP)の3党は24日、連立政権樹立について合意した。在任16年を経て首相を退任するアンゲラ・メルケル氏に代わり、SPDのオラフ・ショルツ氏(63)が新政権を率いる見通し。>
<連立政権樹立をめぐる合意では、気候変動対策が焦点だった。3党は予定よりも8年早い2030年までに、石炭の使用廃止を目指している。
また、国土の2%を風力発電に活用し、水素を利用したエネルギーにも注力する方針だ。2030年までに電力の80%を再生可能エネルギーでまかない、約1500万台の電気自動車が走行できるようにしたい考え。
また、大麻の品質や流通を管理した上で、認可施設での販売を合法化する計画もある。>

メルケルさんの後が決まったようである。
石炭の使用廃止については既存の企業と揉めるだろうな。
やはりコストが安いことがその国の経済に有利だ。
再生可能エネルギーが高くて国内産業が傾いてしまえば元も子もない。
フランスの原発に頼るか。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(24日午後8時時点) 死者516.5万人に


<【11月24日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間24日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は516万5289人に増加した。

これまでに世界で少なくとも2億5829万9880人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

23日には世界全体で新たに8499人の死亡と76万3521人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはロシアの1240人。次いで米国(1183人)、ウクライナ(595人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに77万3857人が死亡、4798万2843人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は61万3066人、感染者数は2203万182人。以降はインド(死者46万6584人、感染者3453万5763人)、メキシコ(死者29万2850人、感染者386万7976人)、ロシア(死者26万7819人、感染者943万4393人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの609人。次いでブルガリア(396人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(376人)、モンテネグロ(360人)、北マケドニア(358人)、ハンガリー(345人)、チェコ(303人)となっている。

地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が153万6155人(感染4650万6386人)、欧州が149万5319人(感染8195万5159人)、アジアが89万1837人(感染5693万2896人)、米国・カナダが80万3394人(感染4975万4305人)、アフリカが22万1868人(感染861万351人)、中東が21万3466人(感染1424万1215人)、オセアニアが3250人(感染29万9572人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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