米英仏豪の新規感染者、過去最多を更新 オミクロン株拡大/中ロの軍事的接近、米の覇権に新たな挑戦/中国の強い貿易圧力、欧州は対応に苦慮/世界中の人に半年ごとのワクチン接種は「不可能」 英専門家

米英仏豪の新規感染者、過去最多を更新 オミクロン株拡大


<【1月5日 AFP】米国、英国、フランス、オーストラリアで、新型コロナウイルスの1日の新規感染者数が過去最多を更新した。世界保健機関(WHO)は4日、変異株「オミクロン株」の急拡大が、より危険な新たな変異株の出現リスクを高めると警告した。
英国、豪州、仏の4日の新規感染者数はそれぞれ20万人超、約5万人、27万人超と、3か国とも過去最多を更新した。>

日本では、沖縄で623人の感染者が出た。
米軍基地でのクラスターが市中に広まったという。
山口県岩国の基地でもクラスターが発生した。
また、米軍基地は、全国各地にある。
そこから市中に広まると、日本の企業は感染者の出勤を止める。
そこから人手不足に陥り、例えば工場が停止すれば、サプライチェーンが止まってしまう。
重症者が少なく、医療崩壊は免れても経済が落ち込む可能性があるのだ。
ワクチン接種が一通り済むと重症化は避けられる。
経済が考えると無症状を含めた感染者ではなく症状のある感染者ベースで基準を作る必要になってくるのではないか。

中ロの軍事的接近、米の覇権に新たな挑戦


<中国とロシアが軍事協力を一段と強めているようだ。中ロは情報統制が厳しいため、その程度を知ることは難しい。だが欧米の当局者や軍事専門家は、最近の経済協力や軍事演習、防衛分野の共同開発、政府指導者の数少ない公式声明から、両国関係の緊密化について確信を深めている。>
<米ロの緊張は中国にとって追い風になると指摘するのは、モスクワにある国立研究大学高等経済学院の軍事専門家で中国専門家でもあるバシリー・カシン氏だ。「米国は、自国の資源の全てを太平洋に投入しなければ勝利を期待することはできない。ロシアは、イランと共に、そうした集中的な投入をほぼ不可能にしている」>

沖縄の米軍基地でクラスターが発生している。
世界各国の米軍基地も感染状況がどうかよくわからないが、今こそ、中国が台湾に侵攻するチャンスではないか。
とは言え、1ヶ月後に北京オリンピックを控え、欧米を敵に回すことはできない。
ロシアはウクライナに侵攻するかもしれない。
経済制裁されようと中国と良い関係を持っていれば損失は最小となる。
オリンピックを挟んで何が起こるか判らないことは確かだ。

中国の強い貿易圧力、欧州は対応に苦慮


<【ブリュッセル】リトアニアが台湾と関係強化に踏み切ったことを受け、中国は欧州連合(EU)を舞台として反撃に出ている。こうした中国の行動はEU内に亀裂を引き起こし、EUが巨大な域内市場を中国政府の圧力から守れるのかという点で新たな疑問が生じている。
中国はここ数週間でリトアニア企業を自国市場から事実上締め出しており、米欧の当局者によれば、中国はリトアニア産品を受け入れている欧州と米国の企業に対し、リトアニアと貿易を絶たなければ関係を凍結するという圧力をかけ始めた。>

リトアニアはEU加盟国。
中国の圧力に負けるわけにはいかない。
中国は人口14億の巨大な市場なので捨てるわけにはいかない。
だから、今の共産党独裁政治を崩すためにはどうすれば良いかを欧米の情報機関が作戦を練っているのではないか。
しかし、習近平を消したとしても共産党はそのままで指導者が変わるだけだ。
欧米が中国と経済的に絶ったとしても中国独自で成り立つ上に、アフリカなどの独裁国家と協調し、さらに軍事的に欧米に圧力をかけるだけ。
何が中国にとって効果的かなど考えるのは、日本が欧米側に立った時の考え。
中国側に立って考えると、日本政府はどのようにバランスを取るか。

かじ取りが上手くできず、日本経済が悪化すれば、次の参議院選挙で野党が過半数を取り、ねじれ国会。
次の衆議院選挙で政権交代になるかもしれない。

世界中の人に半年ごとのワクチン接種は「不可能」 英専門家


(CNN) 英オックスフォード大と英製薬大手アストラゼネカによる新型コロナウイルスワクチンの共同開発にかかわった同大の専門家が4日、世界のすべての人に年複数回の追加接種(ブースター接種)を行うのは不可能との見方を示した。>
<今後は12歳以上の全員にワクチンを接種するよりも、高リスクの人に的を絞る必要があると強調。高リスク者に追加接種が必要なのかどうか、どのような時期と頻度で接種すればいいのかを確認するにはもっとデータが必要だと述べた。>

イスラエルは4回目を行なうという。
地元の市報には7月に接種した人は2月中旬に通知し、3月に3回目の接種するとあった。
今後定期的にするとしたら、新たな生産方法を開発して薬価を抑えることが肝心だ。
ファイザーやモデルナは各国にライセンスして、生産技術を競わせては良いのではないか。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(4日午後8時時点) 死者544.8万人に


<【1月5日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間1月4日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は544万8314人に増加した。

これまでに世界で2億9185万5360人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

ここ数日間で、1週間の新規感染者数が過去最多を記録した国は、キプロス、アンドラ、アイルランド、サンマリノ、ギリシャ、デンマーク、アイルランド、マルタ、英国、モンテネグロ、フランス、スペイン、ポルトガル、スイス、イタリア、米国、ルクセンブルク、フィンランド、オーストラリア、カーボベルデ、北キプロス、カナダ、アルゼンチン、バハマ、ボリビア、ザンビア、モザンビーク、トーゴ、ギニア。

最も死者が多い米国では、これまでに82万7749人が死亡、5619万1523人が感染した。次いで死者が多い国はブラジルで、死者数は61万9209人、感染者数は2230万5078人。以降はインド(死者48万2017人、感染者3496万261人)、ロシア(死者31万2187人、感染者1057万212人)となっている。

人口10万人当たりの累計死者数が多い国は、上位からペルー(615人)、ブルガリア(447人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(410人)、ハンガリー(408人)、モンテネグロ(385人)となっている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染者として集計されないままとなっている。>

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