駐ウクライナ外交官家族は退避を 米政府/タリバン、オスロで欧米諸国と協議開始 人権や人道危機など焦点/アウシュヴィッツ収容所跡でナチス式敬礼 オランダ人女性に罰金刑

駐ウクライナ外交官家族は退避を 米政府


<【1月24日 AFP】米国務省は23日、ウクライナの首都キエフに駐在する外交官の家族に対し、「ロシアの軍事行動による脅威が続いている」とし、退避を求めたことを明らかにした。大使館職員についても「自発的に」退避することを認めた。
国務省はまた、米国民に対し、ロシアへの渡航を控えるよう勧告。ロシア国内で米国人が「嫌がらせ」を受ける可能性もあるが、在ロシア大使館が「米国民を支援する能力は限られている」と述べた。>

アメリカが、ロシアによるウクライナへの侵攻が近づいていることを世界に知らしめるための処置だ。
もちろん、外交ルートを通してロシアに侵攻させないのが一番なのだが、その条件が折り合わないのだろう。
だから、冬のオリンピックが始まる前に侵攻する可能性が高いと判断したということだ。
そうなれば、アメリカはより強い経済制裁と言っているが、弱いイメージしか残らない。
日本は領土問題の解決を考えるとロシアと相反したくない。
制裁などに加わりたくないのが本音だ。
日本にとっても他人事ではない。

中国軍機39機が台湾付近を飛行、前日には日米が海軍力を誇示


<香港(CNN) 台湾国防部は23日、中国軍機39機が同日、台湾の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。今年に入って最大規模の侵入だったとしている。>
<この前日にはフィリピン海で米国と日本が大規模な軍事力を誇示。米海軍の空母2隻、米強襲揚陸艦2隻、日本のヘリコプター搭載護衛艦(事実上の小型空母)などの艦隊が集結していた。>
<米海軍は今回の軍艦集結について「自由で開かれたインド太平洋地域を守るための演習を行った」と発表した。>
<台湾国防部の23日の発表によれば、侵入したのはJ16戦闘機24機、J10戦闘機10機、Y9輸送機2機、Y8対潜哨戒機2機、核搭載可能なH6爆撃機1機だった。
これに対して台湾軍は無線で警告を発し、対空ミサイル防衛システムを展開して監視にあたったとしている。>

この和訳に違和感がある。
事実上の小型空母って、ヘリコプターしか乗らないのに?
米中で東シナ海、南シナ海を巡り牽制し合っているのは確かだ。
防空識別圏というのは国際法の強制力がない。
しかし、間違って防御のため、撃ち落すと大変なことになる。
中国からすると台湾は国の一部なので、テロ攻撃か。
それに反撃すると北京オリンピックどころではない。
だから、ギリギリを狙ってお互いに牽制しあっている。
危ないに決まっている。
そのような心配のない日本は戦後72年、平和ボケが蔓延しているのだろう。

タリバン、オスロで欧米諸国と協議開始 人権や人道危機など焦点


<アフガニスタンを支配する武装勢力タリバンと、欧米各国との対面協議が23日、ノルウェーの首都オスロで始まった。昨年8月にタリバンがアフガニスタンの政権を奪還して以来、代表団が欧州で欧米政府と協議するのは初めて。一方、タリバンと協議することに反対する抗議集会も、週末にかけて欧州各地で開かれた。>
<非公開の協議は3日間続く予定で、アフガニスタン国内の人権や人道危機の状況も検討する。
最も重要とされる24日には、タリバンは欧米各国に対して、アメリカの銀行で凍結されている数十億ドルの出金を認めるよう要請する見通し。
タリバン代表団のシャフィウラ・アザム氏はAP通信に対して、「アフガン資産の凍結を解除し、政治対話を理由に一般のアフガニスタンを苦しめることがないよう(欧米に)求める」と話した。>

経済的な制裁の効果が現れてきた。
海外から輸入しようにもその資金となるドルがないのだ。
一方で、タリバン政権は人道的な国際団体を入国させない。
人の飢えや農業、インフラの整備には海外からの協力が必要なはずだが拒否している。
アフガニスタンが豊かになるより、イスラム教のタリバンが信じる教えの方が大事だと思っている。
タリバンが軍事力を持つのはそれを助ける国がいるからだ。
話し合いの中で妥協するものだが、それが許されない教えなのかもしれない。

アウシュヴィッツ収容所跡でナチス式敬礼 オランダ人女性に罰金刑


<ナチス・ドイツがポーランドで建設したアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所の跡で、ナチス式の敬礼をしたオランダ人見学者が拘束され、罰金刑などを言い渡された。現地警察などが明らかにした。>

ナチス式敬礼というのは、ヨーロッパでは一般化されているのだろうか。
アウシュビッツで弔意を表すのなら祈ることだ。
頭を下げて黙とうをすればよい。

弔意を表すのに敬礼する人がいれば、その敬礼の方式に心を配るべきだ。
間違えるとこの記事のように冗談で済まなくなる。
日本人もやってはいけないこととして、ナチス式敬礼を知っておくべきだ。
もし、かっこがいいと自分で考えたとして、欧米ではそうは受け取ってくれない。
SNSで拡散されるとトンデモないことになる可能性があるからだ。

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