ロシア、現状維持か全面侵攻か ウクライナ情勢の今後/ロシアが「ウクライナ侵攻開始」 米大統領、制裁を発表/プーチン氏はなぜウクライナへの派兵を命令したのか、何を求めているのか

ロシア、現状維持か全面侵攻か ウクライナ情勢の今後


<【2月23日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は21日、ウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を承認し、同地域への派兵を命じた。これを受け、識者の間では、ロシアが同地域を越えた侵攻を準備しているかどうかをめぐり、見解が割れている。>

まず現状維持ではないか。
軍が衝突することにロシアにも利はない。
ロシア系の多い地域が独立したことでまずは一段落ではないか。
次は、ウクライナの反露政権の転覆を狙うのではないか。
もし、ウクライナの現政権がNATOへの加入を進めれば、すぐにでも動くかもしれない。

ロシアが「ウクライナ侵攻開始」 米大統領、制裁を発表


<【2月23日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がウクライナ東部への派兵の意向を表明したことを受け、米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は22日、ロシアがウクライナ侵攻を開始したとの見方を示し、ロシアに対する制裁を発表した。>
<制裁の「第一弾」として、ロシアのソブリン債に対する制裁を科し、同国政府が欧米から資金を調達できなくすると説明。さらに、ロシア政府系の開発対外経済銀行(VEB)や同国の「エリート層」にも制裁を科すと述べた。>
<ジョセップ・ボレル(Josep Borrell)EU外交安全保障上級代表(外相)は、EU加盟国が一連の対ロ制裁案に同意したと説明。ウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を承認するようプーチン氏に要請したロシア下院議員351人に対し、資産凍結やビザ(査証)の発給制限を科すとした。>

ロシアの富豪層が欧米の銀行に口座を持っているのがよく分かる。
自国は信用できないからだ。
次はロシアからの天然ガスの輸入禁止だ。
欧州にとっては経済的に打撃を受けるかもしれない。
とは言え、温暖化ガスを減らすためには天然ガスの使用も減らさなければならない。
その時期が早く来たと思えば早急に他のエネルギー源の開発に力を入れなければならない。
当面の天然ガスの供給は他国からの援助が必要であるが、温暖化ガス削減という観点からはピンチをチャンスに変える良い機会と思うしか仕方がない。
ところでこんな状態でもドイツは原子力発電所を止めるのだろうか。
ある意味融通の利かない国なのかもしれない。

【解説】 プーチン氏はなぜウクライナへの派兵を命令したのか、何を求めているのか


<ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はこの数カ月もの間、ウクライナを攻撃して侵攻するつもりはないと繰り返していた。しかし21日にはついに、停戦協定を破棄し、ウクライナ東部で親ロシア派の武装分離勢力が実効支配してきた2つの地域について、独立を自称してきた「共和国」を承認した。加えて、この2地域にロシア軍部隊の派遣を命令した。「平和維持」が目的だと、プーチン氏は言う。>

旧ソ連が崩壊して、いろいろな国が新たに独立したが、東欧諸国を含めロシアと接している国もNATOに加盟した。
ウクライナはロシアに次ぐ大きな国だ。
この国がNATOに加盟し、NATOの軍が駐留することになれば、脅威としか言いようがない。
緩衝地帯としてウクライナは確保しなければならないのだ。
日本と中国の間は日本海という緩衝地帯がある。
韓国との間には北朝鮮がある。

話は飛ぶが朝鮮統一など中国にとってはもってのほか。
親中政権で米軍を朝鮮半島から追い出すことが最低条件だ。

NATO/US forces

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(22日午後8時時点) 死者589.2万人に


<【2月23日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間22日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は589万2084人に増加した。

これまでに世界で4億2412万2475人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

21日には世界全体で新たに6479人の死亡と130万4597人の新規感染が発表された。

過去1週間の新規感染者が最も多い地域は欧州で、720万3605人(世界全体の57%)の感染が確認された。2番目に多いのはアジアの266万3092人(同21%)。

過去1週間の死者が最も多い地域は欧州で、2万5874人(世界全体の38%)が死亡。次いで米国・カナダの1万4094人(同21%)となっている。

過去1週間の人口10万人当たりの死者数が多かった国(人口50万人未満の国を除く)は、上位からブルガリア(9.18人)、クロアチア(8.09人)、ジョージア(7.8人)、北マケドニア(7.06人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(7.04人)。

過去1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が多かった国は、上位からデンマーク(4374人)、ラトビア(3552人)、エストニア(2957人)、オランダ(2877人)、ジョージア(2396人)。

ここ数日間で、1週間の新規感染者数が過去最多を記録した国・地域は、アイスランド、マレーシア、インドネシア、ベトナム、ブルネイ、シンガポール、韓国、香港、ブータン。

最も死者が多い米国では、これまでに93万5991人が死亡、7852万9492人が感染した。次いで死者が多い国はブラジルで、死者数は64万4604人、感染者数は2824万5551人。以降はインド(死者51万2344人、感染者4285万1929人)、ロシア(死者34万7031人、感染者1565万7928人)となっている。

人口10万人当たりの累計死者数が多い国は、上位からペルー(636人)、ブルガリア(504人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(467人)、ハンガリー(448人)、北マケドニア(428人)となっている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染者として集計されないままとなっている。>

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